B級パラダイス -27ページ目

B級パラダイス

健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

今週はハードだった。
木曜夕方提示の企画書がメインながら、ずっと進行していた仕事のツール類の校了と、イベント仕事の出展募集追い込み、先日入札で獲得できた調査事業の打ち合わせに、新しい印刷仕事の校正もスタート、これに引き継ぎ仕事の細々した作業も加わり、毎日ヒイヒイ言っていた気がする。

以前と違って堪え性が無くなり、まあ、まだなんとかなるだろうと一日だけ早めに帰宅したのが祟ったか(笑)、木曜の企画書は本当にギリギリになっちまって、提出時間に間に合う新幹線に乗るために駅までダッシュ。同僚からも「間に合わないと思ってた」と後から言われたけど、いやもうあんなに走るのは久しぶりだったな(苦笑)。

週の前半は雨だったのに木曜は快晴でクソ暑い中走ったから汗が止まらなかったぜ(笑)。
提出後帰社してからも、後回しにしていた仕事を日付変わる前に何とか済ませて、昨日金曜は予定通り(強引に)振休とした。

先週も休みを取っていたが、ゴジラ観る前に7時間仕事していたから、少し寝坊はしたものの「休み」には程遠かったからなあ。
てな訳で、今回はまた予定通り帰省。
新幹線の中の半分は仕事メールしていた気もするが、まあ良しとしよう。

娘たちは二人とも明日は仕事だそうで。
と言うことは明日一緒にどこかに行くことはない。かみさんも俺自身もなんの予定もない。
のんびりすればいいのだろうが…。

しかし何だろね。なんか物足りない(笑)。

一人暮らしでの休日は、掃除や洗濯、買い出しなど「やらねばならぬ」ことはあるものの、ゆっくり寝坊してもそれらをこなして、映画観たり本屋巡りをしたりと、思いつきで自由な時間を過ごすことは何も苦痛ではなく、むしろなんか充実しているのに。

そんな洗濯や掃除はアメトークも終わってしまう時間に帰宅してから済ませて今日の帰省に備えたのに。

家族みんながのんびりして、いつもいるかのように俺に対しても自然に接し、俺も頼まれもしないのに飯の後の洗い物などして、普段通りなのに。


何だろうな。「何もない事」が勿体ないのかなあ。
先週忙しすぎた「緊張感」がないことが物足りないかのように、なんか少しも気分がアップしないのだ。

いつも帰省した時は、何もなくても「なんか楽しい」気分なのにな。なんか変だ(苦笑)。


まあ明日ゆっくり起きたらまた違う気分になるだろう。
全然眠くないから(笑)、気晴らしに酒かっくらいながら録画している映画でも観るかなあ。









「熊殺し」ウィリー・ウイリアムスが、亡くなった。

もちろん親交などなかったのだが、当時ブルース・リーに始まるカンフー映画ブームから派生した映画「地上最強のカラテPart2」でのグリズリーとの対戦で我々世代には知らない者はいないくらいの有名な空手家だった。

あの時代故とは言え無茶な企画だよなあ…。


ウィリーと言えば思い出すことがある。


その昔調べたら1992年だったが、当時前田日明のリングスに参戦(業務提携)していた正道会館が、後のK-1を起こす前に「格闘技オリンピック」なる、今ではIOCからクレームが来そうなタイトルで格闘技イベントを開催した。


2UWFから試合を良く観て、その後分派したリングスや藤原組、Uインターも追いかけ会場に行っていた俺(&かみさん)はこれも喜んで観に行ったのだ。


佐竹雅昭を筆頭に、大道塾の市原海樹、慧舟會の西良典、当時はシュートボクシングだった平直行(「グラップラー刃牙」のモデルね)などの日本勢の他、キックボクシングのロブ・カーマンやモーリス・スミス、そして前田日明他リングス・オランダの、ピーター・スミットやヘルマン・レイティングなど、リングスルートがほとんどとは言え、当時の格闘技界のスターたちが試合ごとに違うルールで戦う当時としては画期的な格闘イベントだったのだが、これにウィリー・ウィリアムスも参戦していたのだ。


二階席の一番後ろの端の席だった俺たち。時間になり場内が暗くなり、入場式が始まった。

通常なら選手たちが花道を通ってリングに向かう入場式。それがこの日はコールと共に2階席にスポットライトがあたり、そこに選手が現れる演出だったのだ。


選手登場の度にどよめく場内。確かこちらの席から真正面の2階にはロブ・カーマンが登場した記憶がある。

そして次の「ウィリー・ウィリアムス選手!」のコールと共に俺にまばゆいスポットライトが当たった。


いや、もちろん俺では無い(笑)。

俺の席のすぐ後ろ。振り返れば距離にして60センチも無いくらいの場所に、白い胴着のズボンが、そのまま見上げると、正に天井に頭がつくくらい無茶苦茶でかいウィリーが仁王立ちしていたのだ!


大学生の時に自主映画のロケの途中で寄った喫茶店で、でかい紀州犬を連れたラッシャー木村に出くわした時も「でけえ〜怖ぇ〜!」と思ったものだが、今回は距離が違う。デカさも違う。

「うぉ〜〜〜ウィリ〜〜!!」

わけもなく興奮すると声は出るものですね。目の前にいるのに(笑)。


そのまま式が終わるまで、ウィリーは俺のすぐ後ろで仁王立ちして、その圧力を背中で感じていたものだった。


思えば席に着いた時に、すぐ後ろの通路の床にガムテープに「ウィリ」と書いたバッテンが貼ってあるのが見えていたのだ。

その時は何とも思っていなかったが、あれは彼の立ち位置を示すバミリだったのだと後から気づいたのであった。


この時のウィリーの試合は全く記憶がなく、調べたら空手とキックのミックスルールで、角田信明と戦い3ラウンド引き分けだったから、あまり盛り上がらなかったのだと思う(笑)。


当時ロブ・カーマンのファンだったかみさんが「ロブがこっちに立ってくれたらよかったのい〜」と悔しがっていたのを覚えているが、一瞬でもウィリーと、この至近距離にいれたことは未だに忘れられないのだ。

圧が凄くて、自分を含め周りもとても握手を求めるような雰囲気ではなかったことも付け加えておく。



当時好きだった俳優や監督、ミュージシャンなど、もう当時から3040年たてば仕方のないことなのだが、あの頃大好きだった人たちが次々と亡くなって寂しい限りだ。


つい昨日も愛読ブロガーさんの記事で元VIPERANGRAのアンドレ・マトスが47歳の若さで亡くなったと知り、がっかりしたものだが、格闘技の選手は俳優やミュージシャン以上に早くピークを過ぎ、引退し、名前を聞くことも少なくなっている。


この記事を読んだ時に、当時の極真で「格闘マシーン」と呼ばれていた黒澤浩樹も2017年にすでに鬼籍に入っていたことを知って驚いた。

最近はすっかり格闘技をチェックすることも減ってしまったが、寂しいことである。

熊殺しの異名、試合以上にプロレスと空手の両陣営の面子争いで、リングサイドがピリピリしていた猪木との異種格闘技戦など、話題性には事欠かなかったが、俺自身はついぞ圧倒的な強さを見ることが無かったウィリー。

引退後の晩年は、木彫り職人として活動しながら後進の指導に当たっていたそうだ。


記憶に残る人がまた一人逝ってしまったのだな。寂しい限りである。RIP…


ああ、まだ書き足らないんで続き(笑)。


今回もネタバレ多数ありなのでごめんなさい!


まずは前の記事で肝心のゴジラのこと書き忘れていた(笑)。


今回のゴジラ、キング・オブ・モンスターズの名の通り「絶対王者感」は大変良かった。


これは自分の好みなんだが、ゴジラはやはり恐怖の対象で、「破壊神」であって欲しい俺にとっては「GMK大怪獣総攻撃」の白目ゴジラや「シン・ゴジラ」が大好きでして。

今回のゴジラ、人類の味方かどうかまだわからないとは言え、なんか前作以上に「平成ガメラ」の立ち位置に寄った感が強まったのが少し残念。

まあ、あのキングギドラとの頂上決戦する以上は、壊す事より、倒すことが優先されるのもわかるし、その「威厳」は凄かったから許すけどね。

造型は、前作でちょっと違和感があった背びれの形や、象みたいだった足も、かなり良くなったたのは花丸あげたいけど、やはりもう少し、もう少しだけ首が長いといいんだがなあ。

平成やミレニアムの造型は時々やりすぎ感はあったけど、どの作品もほんとカッコ良かったから、もう少しあっちに寄せてくれたら文句なかったのに。

あと前作ほど全体的な「熊感」は減ったけど、鼻が強調されて「確かに生きている巨大生物」感が増したのもちょっとね。


それでも、予告編にあるように、ズンズンと真っ直ぐ敵=キングギドラに向かって行く重量感や、ここぞというところの放射線に加え、ラストの全身熱放出の圧倒的パワーも良かったなあ。

もっともこの辺りも平成ガメラがちょっと頭よぎってしまうのは難点ではありましたな。


「シン・ゴジラ」の熱線放射の新解釈見た後では、オーソドックスな熱線放射に見えてしまうのは仕方のないところ。でも適材適所で良かった。ただ、ゴジラの熱線は放射能含まれてるはずなのに、前作含めそういう描写はないのは今回も不満ではあったのだ。


そう、何より「核」の扱い。これはどうしたってアメリカ人の感覚だよなあ。

原爆で父を失った設定の芹澤博士が、それでもゴジラを追い続け、ゴジラを信じ、自らその憎むべき「核」を彼のために使うってのは、ちょっと複雑ではあったものの、芹澤博士の最後の台詞で、納得はできたのだ。

だけど前作でも簡単に核兵器使うわ、今回も、こちらにとっては「最終兵器」の「オキシジェン・デストロイヤー」を早々使っちゃう軍の単純さはちょっとなあ。

やっぱりアメリカは、核も含め「生物殺戮兵器」としての武器の認識がなんか軽いのが気に入らないんだよな。


あと、科学者と軍の描写はあるけど、逃げ惑う群衆描写は前作より少なく、ラドンのシークエンスのみ。このシーンが良かっただけに、もっと欲しかった!

容赦ない阿鼻叫喚具合を描写しろとは言わないが、パニック描写が控えめなのはいただけないぞ。

予告編が纏っていた「絶望的終末感」がすごく良かったのに、本編ではそれほどでもなかったのも不満。

暗ぼったい青の色調はいいんだが、もっと怪獣たちの街ぶっ壊しシーンと前述の群衆の逃げ惑いシーンがあったらより良かったのになあ。



そもそもストーリーとしては、はっきり言って「シン・ゴジラ」、「パシフィック・リム」など我が家のお気に入り両横綱映画ほど「何度でも観たい」という「作劇」ではないのだ。

怪獣バトルの素晴らしさに比べると落差が激しく、これが物凄く残念なところなのだ。


え?え?ここで退場?という、パシリム2の菊池凛子退場以上に、その後のストーリーに意味のない、サリー・ホーキンズの科学者の無駄遣いはガッカリだったよ。


怪獣に畏怖を感じる姿が、モスラに呼応するかのようなチャン・ツィイーと被っちゃうからかな。サリー・ホーキンズ好きなのになあ。まあ、チャン・ツィイーも好きだからいいけど。しかも双子だし(笑)。


レジェンダリー映画の前作コング髑髏島の時もそうだが、このところのハリウッド映画への中国資本の参加で、内容やキャストにやたら中国が絡むのが正直気に入らないのだが、今回もその変な目配せの影響でなければいいのだが。


これで前作ゴジラからの引き続きの人がいなくなっちゃったから、彼女が次は小栗旬と共演になるのかなあ。


と、必要な人が退場しちゃったのに、鬱陶しいのが、「結局お前がそんなことしたからこうなったんじゃねーか!」のすべての元凶の母親をはじめ「ちょろちょろしてんじゃねえ」というその娘、「みんな犠牲になってるのに、わがままで子供探してるんじゃねえ!」という主人公一家(笑)。

これが描写も物理的な存在も邪魔で(笑)、まったく気持ちが寄り添えないという、ドラマとしては致命的な欠点が、俺の中で本作が「全体として傑作」になれなかったのは確か。

「パシフィック・リム」も「シン・ゴジラ」もツッコミどころはあるけど、少なくとも主役の気持ちや行動、台詞には納得できたのに。


ああ、そうか、親父はともかく、母娘は「怪獣目覚めさせる状態」にすることが目的で、怪獣一体一体には別に気持ち向いてないからなあ。


変な家族出さずに、エコテロリストだけが元凶にしておいても充分話は成立するし、中途半端なドラマ挟み込む必要も無く良かったのに。

変な家族出さなかったシン・ゴジラはその辺潔くて良かったな。


そしてラスト。テロリストの連中、アレをどうするんだろう?

オルカに反応なかったコングはじめ髑髏島の面々は17体に含まれているのだろうが、何してたんだろう?

ゴジラの元に集う蜘蛛みたいのはやはりクモンガのリブートで、髑髏島の竹林にいいた奴とは別になのか誰か教えて欲しいぞ(笑))

と、まあすでに心は次に向かってますが、バトルはこのままの迫力で是非お願いしたいものだ。


以上、描きたかったであろう怪獣バトルシーンだけは満点ながら、人間側ドラマというか、主人公的家族が映画の出来にはかなり脚を引っ張ってしまったこの映画、誰かあの一家を出さずに怪獣バトルと、科学者と軍とエコテロリストだけのリミックスバージョン出してくれないかなと切に願うのであります(笑)。


ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

Godzilla: King of the Monsters 2019


監督・脚本:マイケル・ドハティ   製作:メアリー・ペアレント、アレックス・ガルシア、トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、ブライアン・ロジャース   製作総指揮:バリー・H・ウォルドマン、ザック・シールズ、松岡宏泰、大田圭二、ダン・リン、ロイ・リー、坂野義光、奥平謙二   脚本:ザック・シールズ   撮影:ローレンス・シャー   美術:スコット・チャンブリス   編集:ロジャー・バートン   視覚効果監修:ギョーム・ロシェロン   音楽:ベアー・マクレアリー

出演:カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、ブラッドリー・ウィットフォード、サリー・ホーキンス、チャールズ・ダンス、トーマス・ミドルディッチ、オシェア・ジャクソン・Jr.、渡辺謙、チャン・ツィイー


いやー、良いもの観せてもらいました!


なんか終末観いっぱいの予告編で、どんな話になって行くのか楽しみではあったが、こういうのが観たかった!って言う本気の怪獣バトル、堪能させていただきました!(笑)。


平成ゴジラの極彩色の光線バトルがちょっと苦手だったので、本作の怪獣同士の激突肉弾戦、ぶつかり合い、殴り、掴み、噛む、刺すのガチバトルが観れたのは本当に嬉しかったのだ。


以下ネタバレあるんですんません!


特にキングギドラが良かった!CGならではの3本首の自由な動きが最高。3つ首の性格まで違うかのような描写も好きだし、ゴジラに噛み千切られた首が再生した時点で生物としてもただならない物という雰囲気あるし。

何より悪魔を思わせるシルエットの翼。それを広げた時の巨大さ、その翼からの電流放出の凄さ。作中モンスター・ゼロと呼ばれたり、しっかり宇宙からの生物=地球の王には相応しくないと言う悪役位置付けも説明されて大納得の設定がまずGOOD

監督、脚本のマイケル・ドハティが、かなりゴジラ好きでオマージュを捧げたと聞いたが、こういうところ嬉しいんだよなあ。

贅沢を言えば三大怪獣の時みたいに火の玉から怪獣形になって行くところを観たかったが今回は氷漬け(笑)。まあ、まさに「遊星からの物体X」ならぬ「モンスターゼロ」だったわけだな(笑)。


初期を除き、昭和ゴジラはだんだん正義の味方になってしまい、平成ゴジラでは毎回ゴジラが恐怖及び殲滅の対象であるのは良いのだが、そうなると対する怪獣の立場がいつも微妙になるのだが、今回は「人類の味方ではないが地球の味方」ゴジラが、「宇宙からの偽りの王」ギドラに挑むってのが無理なくて本当に良かったのだ。


思えばキングギドラ、昭和のゴジラ映画では、前の記事で貼った「三大怪獣 地球最大の決戦」や「怪獣大戦争」「怪獣総進撃」などでも押しも押されぬ超悪役、そのラスボス感いっぱいの造型も禍々しくも美しくて良かったけど、毎回宇宙人に操られていたし(笑)。

平成の時は前述の通り何だか立ち位置が微妙(おまけに未来人の手先&サイボーグ化)だったりしたのだが、今回は自由意思で暴れまわってくれたのが何よりで(笑)。


「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」に至っては、破壊神ゴジラに挑み日本を守る護国聖獣の一匹。しかも最初はゴジラより小さいってな具合に、こいつが悪役だとゴジラは正義の味方、ゴジラが破壊神だとこいつが人類側と、なかなか難しい扱いだったのだが、前述の通り完全悪役立ち位置にしたのが大正解だったと思う。


余談だが「GMK大怪獣総攻撃」は映画としては大好きなんだけど、題名でオミットされたバラゴンに加え、モスラの位置付けがバラン、ギドラの位置付けでアンギラスで企画進行していたのが、集客狙いで変わってしまったのは本当に残念!これで、やるべきだったよなあ。


そんなわけでキングギドラは完全に悪役でスッキリ。今回は一応「ゴジラはまだ敵か味方かわからんが、宇宙からの怪獣よりはマシ」という理由が立って、「倒すべき相手」として充分な理由があるのがゴジラの最大のライバルとして今まで以上に引き立っていたと思うのだ。



そして、ラドン!火山からの登場シーンの格好良さ。劇中唯一と言ってもいいくらいの街中パニック逃げ惑い群衆を襲う役目も良く、文字通りの「火の鳥」の如く燃える火の粉を散らしての飛翔、戦闘機への錐揉み戦術にモスラとの死闘など、尺以上に見せ場がたくさんで良かった!

惜しかったのが「三大怪獣」などと同様に、ゴジラと共闘してキングギドラに挑まなかったこと。そしてラスト、他のと混じってゴジラにへりくだるのは大変残念だったなあ(笑)。


ガキの頃からゴジラがルパン、アンギラスが次元だとラドンは五右衛門的位置付けで観ていたから、俺としては同等であって欲しいんだよな。

モスラと同じく一枚看板の主役も張ったんだから!(笑)



で、モスラだ。白状するとガキの頃から今までモスラだけは好きじゃなかったのだ(笑)。幼虫の時の健気さや、成虫になっての華やかな姿も含め、女子に人気ってのもわかるんだが(でも、蝶じゃなくて蛾なんだぜ)、俺は一度もピンとこなかったのだ。


だが今回で初めて気に入ったのだ(笑)。頭でっかちの愛嬌が後退したのがまずよろしい。それでもラストテロップでも「herself」と表記され、劇中でも「彼女」と呼ばれていたが、見た者は美しさに息を飲む神秘さと優雅さをたたえながら、ゴジラをフォローする姿は、あの音楽とともに本当に良かったのだ。それでいてラドンを半殺しにするシビアな戦いも見せて、初めて「かっこいい!」と思わせてもらったのだ。

そして散った後もゴジラを復活させるシーンも(そう言えばGMKでは同じようにギドラをキングギドラに覚醒させたんだよな)モスラらしくて納得だったのだ。


うん、音楽が良かったなあ。要所要所に伊福部スコアを配してのスコアも良かったし、モスラのテーマもまた東洋的神秘感満載で(元は南洋のインファント島だったがこの際良しとしよう(笑))

それらがアレンジされたメインテーマの「掛け声」も含めほんと良かった。


そう言えばラストクレジットではブルー・オイスター・カルトの「ゴジラ」が、カバーバージョンながらアメリカ版ゴジラで初めて流れたのもGOOD!だったなあ。


もちろん、細かいところで言いたいことはいっぱいある(笑) 

でもちょっと長くなったのでそれはまた別の機会としよう。


ああ、それでも怪獣登場&バトルシーンだけでももう一回観たいなあ(笑)


いやー、代休諦めて昼から出社したのに終わらないのなんの(笑)。
冷や冷やしたけど何とか片付けて雨の中劇場到着。
レイトショーの客は9割男。その9割が俺と同じ一人客。よっしゃ!良い環境だ(笑)。


愛読ブロガーさんの記事も我慢して読まずに、情報シャットアウトのまま、こんなののアメリカ版始まります!(笑)  楽しむぞー!


昨日の記事の通り、誕生日にプレゼン負けとなったけど、捨てる神あれば拾う神あり、今日は仕事を取り返すことができた。

まあ入札なんで金額を下げて獲ったわけだが、それでも勝ちは勝ち。しかも3年前に企画プレゼン勝ちした後は、業務採択が入札になってしまい、2年連続価格で負けて逃していたのを取り返したのだから良しとしよう(笑)。

実は女子社員に頼んでおいた提出書式の作りに不備があったのを直前に見つけて、修正対応でアワアワ(苦笑)。普段は15分ほど歩くところを駅からタクシー飛ばして入札開始2分前に滑り込みで会場入りという、バタバタ加減に冷や汗と暑さで汗まみれになっての応札だったが、本当に勝てて良かった。

これで負けたり、間に合わなかったら女子社員が落ち込むところだったから、それも含めて本当にラッキーだった。

まあ、この夕方4時の福島での入札後には、5時から別件で駅前の店で打ち合わせ、打ち合わせ後7時過ぎに仙台に向かって後輩の送別会に顔を出して、次の仕事のために酒は飲まず10時半に郡山に戻り、そのまま11時半から深夜の現場装飾立会いと、夕方からフル回転。帰宅は日付が変わってからになってしまったが、勝てたからか全然疲れなかったぞ(笑)。

企画プレゼン勝ちだともっと美味いのは確かにだけど、それでも勝ちは勝ちだと恒例のジャックダニエルでの祝杯後、ストンと気を失っていたが、良い気分のまま布団で寝直すとします(笑)。

さあ、明日からさらに忙しくなりそうだけど、スイスイこなし、金曜は代休なんとか取りたいなあ。

そう、映画に行きたいのだ。皆さんのブログ読まずに情報シャットアウトしている、怪獣王のアイツを絶対的観に行くと決めて、明日を乗り切りたい所存です(笑)。

ゴールデンウィーク明けに提出した企画書。書類審査のみなので、すぐに結論が出ると思ったのに、結果が伸びに伸びて今日不採用の通知が届いた。

経験上こうして結果がすぐ出ないときは、まず良い知らせは来ないので、先月後半には諦めてはいたのだが、こうして通知が来るとやはり、がっかりだなあ。

ましてや去年からこの新規事業の相談に乗って、参考見積もりも出して、担当の意向も聞いて仕上げただけに。

どうせ負けるなら昨日か明日に通知が届けばよかったのに。
よりによって誕生日に届くんじゃねーよ(笑)。


先週はちょっと仕事が怒涛で、毎日帰宅も遅く、そのまま金曜から泊まり込みで土日はイベント仕事の手伝いと、休みなしで今週に突入(苦笑)。
そんなわけで映画も随分ご無沙汰の状態だったので、気晴らしに今日くらいは早く帰って、何か観ようと思っていた。

ところが仕事仕舞いの準備に入ったら、上司から提出書類作成のお願いが急に入るわ、後輩同僚から仕事の相談があるわで、また先週みたいな帰宅時間になっちまったのだ。

と、まあ、やさぐれた気分でこのブログ書きながら、大事な友達に愚痴メールしたら「良い事こと無かったかもだけど、歳を重ねた早々良い事したと思えばいいじゃん」なんて、角度を変えた素敵な言葉も貰えたのは何よりのプレゼントだったなあ。

うむ。
そう思えばそれはそれで良いか…。
シンプルな俺は言葉一つで直ぐに力を貰えるんだな(笑)。

まあ、こんな誕生日も長く生きてりゃあるわな(笑)。
いつかみたいに、誕生日を迎えるのも終わるのも会社で…なんてことにならなかっただけでも良しとしよう。

こんな事情を知らないかみさんや娘からもお気楽ラインでお祝いメッセージもらったし、さっきちらっと見たら放置しているフェイブックにも何人もコメント入ってたし。
うん、こんな誕生日で良いではないか(笑)。

さて、シャワー浴びて残り物の飯で酒でも飲むかなあ。
あ、密かに今日から始めようと思ったダイエットは延期とします(笑)。

もうじき終わるこの日に、この一曲をば!


帰省しての日曜に買い物に行って、気づいたことがあり、これはブログに書こうと思ったのに、そこから3日連続で、布団に入る前に床で寝入ってしまう体たらくで(笑)。

昨日まで仕事も怒涛だわ、川崎の痛ましい事件やらでなかなか心身ともに余裕がなくて書けなんだことがあるけど、この際書いておこう。


 グレープフルーツジュースが、飲みたいのだ!


いやなに、飲もうと思えばそれなりのフルーツ店とか行けば、搾りたてジュースなどあるんだろうが、おっさんとしてはそこまでして、というわけではないのだ。
スーパーで売っている1リットルの紙パック。あれでいいのだ。

牛乳があまり得意ではなく、またあまりに甘いジュースも苦手なので、グレープフルーツジュースが一番好きで昔からよく飲んでいた。

いつも買い物で利用しているこちらのセブンヨーカドー系のスーパー、ヨークベニマルでは以前は普通に売っていたグレープフルーツジュース1リットルパック。
これがお気に入りで、毎回パンを一切れ食べる朝食のお供として、酸っぱさ苦さで目も覚める、大のお気に入りだったのだ。

ところが今年に入ってから、しばしば見かけなくなってしまった。しばらくしたら混ざり物のある「グレープフルーツミックス」としてまた売っていたので、多少甘さが増したもののしょうがなくそれを買っていたのだが、日曜の買い出しではそれも陳列から消えていたのだ。

今までも無い時はアップルジュースやオレンジジュースにしたり、それでも飲みたいときはサンキストの高いのにしたり、または、コンビニで200mlの小さいパックを数個買っていたりと対処していたのに。この日はサンキストも小さいパックも無かったのだ。

そう言えばスーパーはおろかコンビニでも、この小さいパックもいつの間にか見かけなくなってしまっているのは一体どうしたことだ!

最近は甘いものが好まれて、果物としてのグレープフルーツがあまり売れていないというのは、テレビで見た記憶があるが、まさかジュースまでとはなあ。

当然ジュースだから甘さもあるのだが、それでもその他のジュースには無い、苦味や酸っぱさ、何より口に残らないサッパリ感が大好きなのに。

1リットル紙パックは、アップルやオレンジジュースに混ざってグレープジュースもあるんだが、これが腹がたつくらい甘くて(笑)、こんなのが何列も占めるのなら一列くらいグレープフルーツジュースのために空けても良いだろうにと思うのだ。

頼みの綱の小さいパックも、コンビニでは同じ系列のセブンイレブンはもちろん無いし、ローソンでもあまり見かけなくなっているし。

日本人はそんなにグレープフルーツジュースが嫌いなのかなあ。
頼むから置いてくれよと、切に願うのである。





金曜にやさぐれて帰省したものの、娘たちやかみさんの相変わらずののほほん具合に、帰宅と同時に癒されましたわ(笑)

土曜はまず8時に仕事の下の娘を送り、帰宅後、今度は上の娘を職場に送って、そのままかみさんと最近調子の悪いカーナビの買い替えを検討しがてら下見したりと、車でウロウロ。

結局下見だけで買い物済ませて一度帰宅。食事後、午後はもうだいぶ気温も上がり、一人映画に行く気も失せてしまったので、結局娘の店(エステ)に行くかみさんを見送り、録画がたまりまくっている「クリミナルマインド シーズン8」を扇風機つけながらゴロゴロと3本視聴(笑)。

そのうち仕事上がりのかみさんと上の娘が帰宅後、暑い暑いと3人でゴロゴロ(笑)。

ようやく涼しくなってきた夕方、仕事上がりの娘をピックアップして、そのままそれぞれ買いたい本が置いていそうな隣町の比較的大きな本屋へ。娘たちは欲しかったマンガを買うつもりが無かったものの、かみさんはバンド「くるり」の文庫を、自分は狙っていたマカロニ本(またか(笑))と映画秘宝、買って目的は達成。戦利品はこちら(笑)

もう20時近くになってしまったが、夕飯は久々に食べたいという下の娘の希望に従いバーガーキングへ(笑)。
何でもこの春まで暮らしたアパートの最寄駅にあったらしく、何故か我が田舎町にも数年前に出来て、潰れずにまだあったので、こちらも開店当初から数年ぶりの2回目の注文だった。

自宅に持ち帰り、4人でムシャムシャ。久々の俺に手料理食わせないことに皆罪悪感はないようだな、と後から思ったが、このペースが返っていいや(笑)。

その後はダラダラテレビ見ていたら寝入ってしまい、深夜に起きて、前回の帰省から留守中に録画しておいた映画などをチェックしてたら明るくなってきた(笑)。

少しだけ睡眠とって今日も仕事の下の娘を送り、昨日より風のない暑い外を嫌って、いつものような日曜を家でのんびり過ごしたのだった。

両親から少し早い誕生日プレゼントのジャックダニエルや昨日買った本など荷物を増やして、郡山アジトに戻るべく14時半に向こうを発った。

新幹線ではエンニオ・モリコーネや、ブルーノ・ニコライ他のマカロニウエスタンの曲と、THE YELLOW MONKEYの「9999」、そしてイエモン他色々なアーチストの昭和歌謡風ロックのプレイリストを聴きながら到着って、我ながら凄い選曲だな(笑)。

郡山に降りたったのが18時過ぎ。まだまだ日も高い。昼間はさぞかし暑かったろうなと思いつつアパートに戻ったのだか、ドアを開けた途端ムワ〜っと熱気(笑)。食べ物とか出しっぱなしにしてなくて良かったぜ。

窓を開けて空気を入れ替え、浴室乾燥させていた洗濯物を畳んだだけで汗だく。ええい、ついでだと拭き掃除も済ませ、窓を閉めてこのシーズン初の冷房をつけて、クリーニング引き取りと買い物へ。

帰宅したらヒンヤリ(笑)。夕飯は蕎麦を茹で、冷やしてざる蕎麦に。買ってきたミニ海鮮丼とビールで一人飯。ようやく涼しい気分になったのであった(笑)。

さて明日からの仕事も予定いっぱい。次の土日はイベント仕事のフォローもあって休めないわだよな。ちょいとエネルギーチャージも出来たし、やさぐれ気分も霧散したので(笑)、楽しみながらこなすとするか。





もうじき消えてしまう振休くってけて3連休帰省狙ったのに、昨夜も仕事終わらずだった。
諦めて今日を出社にして、午前のうちにクリーニング出しや洗濯済ませて、すぐにでも帰れるよう私服で帰省の荷物持って昼に出社したのにこれが終わらない終わらない(苦笑)

一つ終わると次の電話が入り、片付けたら別の依頼が入りの連続で、ちょっと出社して片付けるつもりの肝心の案件に行き着かず苛々が募る。

そのうちに家族ラインで今日は娘たちが休みだが、明日は二人とも仕事。おまけにかみさんも用事が入っている様子がわかった。

何だよ何だよ。だったら今週末ゆっくりマカロニウエスタン三昧した方が良かったかなんて気分もいい頭をもたげたが、初心貫徹。

だが、隣の後輩が申し訳なさそうに仕事の質問してきた時に「んああ?」と返事をしたら「ジャンゴさん、いつになくやさぐれてますねえ…」と言われる始末で(涙)。まだまだ人間できてませんなあ。

漸く17時過ぎに来週月曜に使用する、出力しなきゃいけない資料だけは済ませて、PCを持って新幹線に乗り込んだ。

17時半に発って、やっと当初の目的だった残り仕事を片付ける頃にはもう東京に到着で。

避けたかった通勤時間に当たってしまったが何とか席を確保して、音楽を聴きながらのいつもの帰省に。もうじき静岡に到着だわな。

ここまで来たら帰るのみなんだが、さて明日は何しようかな。あ、ゴジラ観に行くか!って思ったら来週公開じゃないか!くっそお!
と、どこまでもやさぐれる帰省の道程なのであった。