今年もあと1日。いろんなことがあった割に、単身赴任史上ブログを更新しなかったワーストの年になってしまいました(笑)。
でもこれだけは今年中に記しておきたくて。
ボヘミアン・ラプソディ
Bohemian Rhapsody
監督:ブライアン・シンガー 製作総指揮:デクスター・フレッチャー、アーノン・ミルチャン、デニス・オサリヴァン、ジェーン・ローゼンタール 脚本:アンソニー・マクカーテン 音楽:ジョン・オットマン
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、エイダン・ギレン、トム・ホランダー、アレン・リーチー、マイク・マイヤーズ、アーロン・マカスカー、ダーモット・マーフ
泣けた。評判が良いとは聞いていたし、中学生の頃からもう40年以上、ロックに目覚めるきっかけとなり、初めて買った洋楽アルバムも、詩集も海賊盤も手に入れるくらい好きだったのは確かだけど、QUEENというバンドの特異な形全てが好きだったんだなあと改めて実感。
先月11月の帰省時にかみさんと上の娘と鑑賞したのだが、何度か鼻をすすりながら、ラストで涙腺決壊して、エンドロールで涙ふきふき、隣を見たら、かみさんも娘も号泣中。かみさんの涙、久々観たな(笑)。
同世代のかみさんと俺はともかく、QUEENを聴かされて育ったとは言え、娘まで泣いているとはビックリでありました。
途中離れた時期はあるとは言え、40年以上大ファンの俺としては何もかもが愛しい映画でした。
映画観る少し前にNHK FMで10時間ぶっ通しで放送してた「クイーン三昧」。(10時間もラジオ聴いたのなんて何年ぶりだろう?(笑))これ聴いてエンジン全開のままだったこともあるけど、ほんと最高に素晴らしい映画でした。
主役であるフレディの切ない生き様の伝記映画としてももちろんだけど、本物が混じってる!と何回か錯覚した、ブライアン、ロジャー、ジョンのそっくりさんに留まらない佇まい、描写は少ないもののフレディ以外のメンバーを、ただの飾りに描いていないのも嬉しかった。
若かった皆の成長と内部での軋轢も含め、本当に「QUEEN」という「バンド」の映画としても最高でした。
まだ観ていない方は是非。絶対損はさせません。
俺の大好きなバンドをこんな素晴らしい映画にしてくれて、感謝の言葉しかありませぬ。
中学生の俺にとって初めての「ロックバンド」がQUEENだった。ロックを、音楽を好きになった原点。初めて聴いた「キラー・クイーン」は今でも俺を中学1年生の「あの気分」に戻してくれる。
「Bohemian Rhapsody 」もまた然り。13歳で初めて聴いてから今までの人生で一体何回聴いただろう。まったく色褪せない奇跡のような一曲。
QUEENに出会えて良かった。これからも、ずっと死ぬまで聴くんだろうな。最高だから。その他の素晴らしい曲の数々とともにこれからも愛しんで行くんだろなと、改めて思ったのであります。
そんな想いと共に今年の年賀状はこのネタで仕上げ、昨夜なんとか書き上げました(笑)。
さて平成最後の年末、今日は地元の友人たちと飲み会。楽しんで過ごすとします。