ああ、あっさり一週間連続更新途絶えてました。嘘つきですいません!
久々の完全休養1日目は買い物などで出かけもしたけど
こいつをじっくり再読。
2月3日に発売のONE PIECE 新刊65巻を前日夜には購入して買ってきた。
もちろん、さっそく一気に読んだのだけど
面白さはもちろんだが、引っかかるところも増えてきたかなあってのも正直な所。
前巻から開始されたホーディ一味との戦闘。
仲間が増えた分だけ敵も増えて、どうなるかなあと思っていたが
それぞれの修行に2年を費やしたクルーが皆強くなっちゃって
アラバスタあたりの皆ボロボロになりつつ辛くも勝つ・・・は遠い昔。
ホーディの幹部たちも良い味してるんだが本来の敵としての憎々しさをもっと前面にだして
間抜けさを引っ込めておいた方が話としては入れ込めたかなあ。
なんせ過去の伏線を回収するこの魚人島編には「差別と戦う」という重いテーマもあるだけに
もう少しギャグを加減しても良かったかも。
そう、テーマに沿って、ルフィともどもこちらもこの戦闘に
気持ちが入れ込める流れにして欲しかったってのが大きいかなあ。
でもこっちの老眼が進んだせいか、何がどう描いてあるのか
じっくり見ないと分からないコマも多くて少々しんどかったのも確か。
ホーディとフカボシの見分けがつきづらかったのは俺が衰えたからか(笑)
きっと2年後の皆の強さ&絆を見せるのは
魚人島に着く前に一度やっちゃえば良かったんだよなあ。
昔のフォクシー編みたいなのでいいから、今回出てこなかったカリブーとか使ってさ。
で、魚人島編はぐぐぐっと入り込んで自然とルフィ達を応援できる流れだけにする。
「環境が生んだ」ホーディの恨み・・・「体験」と「意思」が無い「信念」の虚しさ。
ただの空っぽの化け物のホーディとの戦闘へ向かう必然性を
もう少しルフィに纏わせたかったのはっこちらの勝手な願いなんだけどね。
そうすればもう少し話の「流れ」は良かったのかもしれないなと思うのだ。
とは言え2年後でも変らぬ、いや強まった一味の絆を感じるいいシーンはいっぱいあるんだ。
戦闘中のゾロとチョッパーの会話はたった4コマでも大好きなシーンだし。
自信が深まり、「ウソをぶちかましても本当になる」ウソップ。
ブルックの「死んだことがある故」の説得力ある台詞。
うん、やっぱいいんだよなあ。
あとは流れだよなあ。話にぐぐっと入り込める流れ。これを待ってるのだ。
正直、前巻に次いであれよあれよの65巻だが
次の巻でどう決着をつけてくれるか、楽しみなのであります。