それもライブの「Difficult To Cure」をば(笑)
で、取り出したるは「FINYL VIVYL」だ!
これ、いつの間にか2曲増えてCD2枚組で再発になってたのね。
俺は最初の1枚組のだー。なんか悔しいマニアの性(苦笑)。

で、リッチーをしてこの曲を完全に演るのは不可能だ!と言わしめたとされる
ベートーヴェンの第9をモチーフにした「Difficult To Cure」。
正直選曲的にも、ライブアルバムとしても中途半端といえば中途半端で
B面含めたライヴベスト盤として割り切らないと楽しめないこのアルバムを
それでもよく引っ張り出してしまうのは
オーケストラと共演しての「Difficult To Cure」が聴けるからに他ならないのだ!
もうじき年末ですから第九がまたそこここで演奏されるんだろうが
やっぱコレですよコレ(笑)
その昔・・・1980年代中盤かな?レインボーの最後のジャパンツアーの時
ライブ観に行った先輩が録音できるウォークマンみたいなので録った奴を聴かせてくれたけど、
それが正にコレだったんじゃないかなあ。
ギター及びベース・ドラムとオーケストラとの共演が本当にスリリングで
何度聴いても鳥肌モノの1曲であります。
ちなみにアルバムラストのインスト「Weiss Heim」もまた美しい曲。
バッハの平均律クラヴィーアの前奏曲が織り込まれてるんだよな
・・・なんてのも知ったのはRAINBOWを聴くようになってから。
これ聴いてから原曲聴いたもんね。普通逆なんだろうが(笑)。
もしかしたらハードロックバンドの中で一番好きかもしれないなRAINBOW。
どの時期のどのアルバムも水準以上に好きだもんなあ。
JUDASでさえ避けてるアルバムあるというのに(笑)
RAINBOWやっぱいいわ。リッチーもジョーもロニーもグラハムも
そしてそしてコージーも、デイブもチャックも最高だ。出入り多いけど(笑)
復活してくれないかなあ。。。ねえ、リッチー?
で、HR/HMとクラシックの融合となるとイングヴェイを避けられないっすね。
今日はあえて通常のバンドアルバムではなく、
イングヴェイ・ヨハン(←ここポイント(笑))・マルムスティーンのクラシックアルバム、
「エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏曲変ホ短調『新世紀』」をチョイス。
これがまた休日の午後に合うのだなあ(笑)
クラシックもロックも聴きたいときは1粒で2度おいしい。やっぱメロディです、メロディ。浸ります。
実は彼のアルバムは最近のは聞いてないし、一番好きなのは1stだったりするんだけどね(笑)
その1stに入ってる「Icarusu'Dream Suite Opus4 イカルスの夢組曲作品4」が
この「クラシック」アルバムでのオープニングをファンファーレとして飾っている。
インギーがいかに大事にしてた曲か良くわかるよ。
1stの「イカルス~」は冒頭にアルビノーニのアダージョが用いられてるんだけど
俺は当時はそんな知識無いから「なんて美しくも哀切極まるメロディなんだあっ!」と
そのギターの調べに身悶えしてたんだよなー(笑)
新日本フィルと共演した来日コンサートは未聴だけど聴いてみたいアルバムです。
あ、そー言えばレインボーにいたジョー・リン・ターナーが
最近オーケストラと共演してなかったか?
誰か情報求む(笑)
リッチーとイングヴェイこの二人のギタリストが
(あと正確には二人がクラシックを導入してると教えてくれた「BURRN!」誌及び酒井康(笑))が
俺にバロック音楽やクラシックを嫌々じゃなく聞かせてくれることになるんだから
ほんと音楽って面白いものだと思う(笑)
ヘヴィメタルやハードロックはSFやホラー小説なんかもよく歌詞の題材になるし
アルバムジャケットを吟味するだけでも面白かったりするんだよね。
映画と同じアートワークだったりで俺の好きな世界が繋がっちゃうんだよなー。
この好きさ加減はまさに治療不可(笑)