久々MSG「黙示録」 | B級パラダイス

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久々遠出する予定だったので家からCDもってった。

久々聞いてみるかと取り出したマイケル・シェンカー・グループの3rd

「ASSAULT ATTACK」邦題は「黙示録」だ!(笑)

 

 

UFO脱退してのソロが「神」、バンド形態=MSG名義になった2rdが「神話」なんで
3rdが「黙示録」にしたかった気持ちはわかる。このジャケット見たら俺だってそうする(笑)
でもねえ、久々聞いたけど、やっぱ当時と同じく乗り切れなかったなあ。
レインボー脱退直後のグラハム・ボネットの血管ブチ切れそうなボーカルは凄いし
マイケルのギターもギターだけ聴いてるとほんといいんだけど・・・
曲がねえ、好みじゃないんだよねえ。中途半端にポップで。
どこにも「黙示録」的重さ暗さがないんだよなあ。
ポップといっても原題どおりかなり攻撃的ではあるんだけど
シェンカーに求める「泣き」が少ないのが乗り切れない要素かなあ。
ヘタクソだけど味のあるゲイリー・バーデンやUFOのフィル・モグみたいな
湿った声が彼のギターには良く似合うとこの凄まじいボーカル聞くたびに思います。

2ndから参加してるコージー・パウエルが友情で結ばれたグラハム呼んだというニュースに
MSGも強力なボーカル揃ってスーパーグループになっちゃたな、おい!と興奮したのも束の間、
コージーは脱退しちゃうし、グラハムなんてアルバム発売前のライブで脱退しちゃうし、
結構高評価なんだけど、俺にはなんだかなあ・・・の印象が未だにぬぐえない1枚です。