ルフィ、潔よし | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

休みなしのまま突入した今週は何だか疲れちゃって

ブログ開いても書く気が起こらずで書き洩らしたけど

3日の夜、ONE PIECE新刊 53巻を夜コンビニで手に入れ

ちょいと元気になった(笑)。

 

12月に出た52巻はつい書き忘れたけど

冥王 シルバーズ・レイリーのカッコ良さと

ルーキーズたちの能力を垣間見るだけでもワクワクだったのに

増殖するくまに、衝撃的な登場の田中邦衛(笑)、そして金太郎まで加わっての乱戦に

(って知らない人がここ読んだらバカかこいつはって思われるな、俺)

麦わら一味のチームワークの良さを見せつけ、

これから・・・というところでゾロ消失という衝撃的なラストで

お腹一杯なのに「もっと~」って言いたくなる一巻であった。

 

これを受けていったいどんな展開になるのやらの新刊53巻は

これまたまぎれもなくONE PIECEの世界だった。

 

巻頭の次々消えゆく「仲間」を救えない無力感に涙するルフィにまずグッとくる。

仲間同士ももちろんだが、本当にルフィにとってかけがえのないクルーなんだよなあ

と、改めて思い知らされる良いシーンだった。

 

そして誰もいなくなり一人になったまま

久々のルフィ大フィーチャーの一巻であったな。

たどり着いた島でのルフィの言動は連載当初の、

シンプルな決断をするルフィ顕在って感じで最高だった。

 

バカがつくほどシンプルで、でも正しい選択をする男。

例え自分の仲間でなくても、仲間を平気で傷つける相手を許さない男。

例え戦闘中でも敵の「どうしても見られたくないもの」を庇える男。

恩人のために自分の利益を後回しにしてでも敵に「ありがとう」と頭を下げる男。

 

「潔さ」・・・これがルフィの魅力なのだ。

思うに、こんなに「ありがとう」と「ごめんなさい」をしっかり言えるキャラクターって

今の少年漫画にいるんだろうか?(ってほとんど他読んでませんが)

 

それにしても女人島、いいなあ。俺も行ってみたいぜ~

蛇姫様、美しいよなあ・・・(笑)

 

なんだか最終回が迫ってきてるような気がしないでもないが

まだまだ出てこないキャラクターも多いし、どーなるんでしょ。

ああ、もう次の巻が待ち遠しくてたまらないよ~・・・というジャンゴ46歳であった(笑)