公僕としての生き方「島守の塔」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

 

公僕とは、広く公衆に奉仕する者。

という意味合いで使われる言葉であるのだが、それとはかけ離れた奉仕者が多くて、

またその地位を利用する手立てとして、持ち上げる者がでれば、そこに悪辣なカルトが

横行して、奉仕などではなく「搾取の対象」になる者も現れると・・・。

 

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宗教トラブルに詳しい弁護士・紀藤正樹氏が、12日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』

(テレビ朝日系)に出演。安倍晋三元首相銃撃事件に関して11日に開かれた、宗教法人・

世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)田中富広会長の発言を疑問視した。
今回の事件は、山上徹也容疑者が、その母親が多額の献金で破産に追い込まれたとされる

入信先・家庭連合と、安倍元首相に接点があると一方的に恨みを募らせたことで至ったと

される。
これを受けて田中会長は「(容疑者の母が)破綻されたことは分かっているが、事情は分か

らない。高額献金を要求したかどうかは記録上、一切残っていない」と答弁。
献金額については警察が捜査中のため言及できないと語った。安倍元首相との関係につい

ては否定したものの、昨年9月に旧統一教会の創始者が設立した友好団体「UPF」のイベ

ントにビデオメッセージを送っていることが判明した。
紀藤氏は会見の感想について「誠実さを欠く」と述べ、「大事なことについてきちんと説

明していない」「客観的な調査や具体的な事実に基づいた話をしていない」と断じた。
田中会長は会見で「臆測ですが」という前置きで、「容疑者は旧統一教会とUPFの区別が

ついていなかったのではないか」と推論していたが、これについても紀藤氏は「多くの信

者は区別がつかない」とバッサリ。「UPFと統一教会はいわば一体の組織であって、友好

団体という言い方は極めてミスリード」と述べた。
さらに紀藤氏は、1976年にはすでに会長も入信していると語りつつ、「『捜査中だから

話せない』ではなくて、そこは誠実に答えるのが本来の姿」と力説。他にも家庭連合の

隠語で「『早く現金』の略称は“HG”」とも解説した。
2009年、姓名判断を装って不安を煽り、高額な値段で印鑑を売りつけた事件で当時の会

長が辞任に追い込まれている。田中会長は会見で、この一件以来、コンプライアンスを

徹底したことで、2009年以降は献金トラブルがないと話していた。
これについても紀藤氏は、2020年2月28日に家庭連合に対して言い渡された判決文の写

しを見せながら、「これは平成25年(2013年)とか27年(2015年)とか、その頃の事件の

判決です。
その頃でもまだ高額献金をやってたわけですので、私から言わせると、彼の言っている

ことって、何て言うんですかね、100%嘘としか言いようがないんでよね。本当に申し

訳ないですけど、こういうことを言われること自体、教会長としての代表者としての資

質を欠くと私は思います」と話していた。
 

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-1743808/


岸田文雄首相(自民党総裁)は8日の臨時役員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一

教会)と党所属国会議員の関係に関し「政治家としての責任で、それぞれ点検し、適正

に見直してもらいたい」と指示した。政府は閣僚懇談会で、閣僚ら政務三役に対しても

同様の要請を行った。

 

2022年08月08日18時51分

旧統一教会、岸田首相が自民議員に点検指示 政府も政務三役に要請
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080800812&g=pol
 


安倍元首相の殺害事件は、本筋と無関係な統一教会(世界平和統一家庭連合)

の霊感商法の話になり、自民党の政治家が統一教会に支援されていることが

問題になっている。ここでは次の三つの問題が混同されている。
1.安倍元首相の暗殺
2.統一教会の違法行為
3.政治家と宗教の関係
今回の問題は1であり、2は無関係である。安倍氏を殺害した山上徹也が「統一

教会が母親に多額の献金をさせて家庭が崩壊した」と供述したことは事実らし

いが、それは彼の家庭の私的な問題であり、殺人の理由にはならない。安倍氏

と統一教会を関連づけること自体が、犯人の思う壺なのだ。
統一教会たたきは犯人の「思う壺」
山上は安倍氏を殺せば、教会に注目が集まってマスコミの攻撃が始まると思っ

たようだが、マスコミはそのねらい通り統一教会たたきを始め、内閣改造にま

で影響を与えている。
これが犯人の思う壺だという批判には、郷原信郎氏も「犯人の意図するとおり

の結果になった」ことは認め、「正当化しているわけではない」と苦しい弁解

をしているが、正当化する必要はない。統一教会に報復して世の中を騒がせる

ことが山上の目的であり、郷原氏や紀藤氏は犯人の目的を(期待以上に)実現

しているのだ。
3は本件とはまったく無関係である。犯人が統一教会という名前を出したので

、昔それを取材したジャーナリストが、古い話を蒸し返しているだけだ。安倍

派と統一教会の関係が深いことはよく知られているが、それ自体は問題ではない。

公明党と創価学会の関係と同じである。
モリカケと同じフェイク・スキャンダル
問題は統一教会が霊感商法などの違法行為を行ったことで、2005年から2010年

までに13件の刑事事件を起こしている。これに政治家が関与したのなら批判され

てしかるべきだが、いま出ている話は、安倍氏のビデオメッセージのような

おつきあい」の範囲である。
他の政治家も選挙を応援してもらったとか、イベントに祝電を打ったという程度

、統一教会に限った話ではない。統一教会の信者は6万人程度で、政策に影響を

力もない。過去に事件を起こした宗教団体と政治家のつきあいは好ましくないが、

違法性はなく、閣僚人事を変えるほどの話ではない。
野党もこれを受けて合同ヒアリングをやっているが、野党にも統一教会の支援を

受けた議員がいる。これはその程度の話で、今まで誰も問題にしなかった。これ

は森友学園や加計学園と同じく中身のない「フェイク・スキャンダル」なのだ。
テロリストに同情すると模倣犯が出てくる
それより重要な懸念は、このようにマスコミがテロを容認すると、模倣犯が出て

くることだ。『Voice』9月号に歴史学者の小山俊樹氏(帝京大教授)が「卑劣な

暴力に「意味」を与えてはならない」という記事を書いている。
1932年に起こった五・一五事件で青年将校が犬養毅首相を暗殺したが、マスコミ

は「至情」にもとづく行動として美化し、「悪いのは腐敗した政党政治だ」という

世論が高まって、100万人以上の助命嘆願が集まった。その結果、死刑になった者

はなく、これが1936年の二・二六事件を誘発した(首謀者がそう書いている)。
これから同じようなテロの連鎖が起こる可能性がある。すでに山上への同情論が高

まり、減刑嘆願の署名運動に5700人以上が署名している。知事や市長などに脅迫状

も届いている。
1930年代の事件からいえるのは、小山氏もいうようにテロに意味を与えてはならな

いということだ。テロリストの目的は民主的な手続きでできない影響を政治に与える

ことだから、統一教会たたきを続けるマスコミは、山上の意図を実現して日本社会を

混乱させるテロリストの共犯者である。

 

池田 信夫  2022.08.08 10:29
https://agora-web.jp/archives/220808004503.html

 

 

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が10日午後、日本外国特派員協会で会見を開き、

田中富弘会長は「霊感商法なるものを当法人が行ったことは過去にも現在にもない」

と述べた。
田中会長は「一部メディアでは、30年以上前にレッテルを貼った霊感商法なるものが

今も変わらず行われていると発信し続けている」とした上で、「しかしながら、いわ

ゆる霊感商法なるものを過去においても、現在においても当法人が行ったことはない。

信徒らに対しては特に2019年以降、当法人は社会的・法的に問題と指摘される行為

をしないよう、コンプライアンスの徹底に努めている」とコメント。
また、「すでに報じられているように、安倍政権時代の2018年に消費者契約法の改正

で霊感商法の言葉も盛り込まれて、霊感商法と認定されたものはいつでも取り消すこ

とができるようになっている。しかしながら、上記コンプライアンスの徹底により、

霊感商法と称される類のものは当法人の信徒において行われていないし、被害報告も

ない」と述べ、「2014年以降、消費者センターから、当法人に関する何らかの相談

があった場合には連絡をもらうようにしていたが、記録にあるこの年以降においては、

消費者センターから相談を受けたとの連絡は1件もない」と強調した。


https://news.yahoo.co.jp/articles/81f36b3fcc24cc69bfe6f20f6d465e6a1c9e9a1e

 

 

池田信夫
@ikedanob
霊感商法や献金は民事事件。民法には契約自由の原則があり、当事者以外が介入

できない。
いくら高額の献金だろうと、それで天国に行けるなら安いものだ。行けないとい

う証明は、裁判所にもできない。
https://twitter.com/ikedanob/status/1557592386876088323


池田信夫
@ikedanob
統一教会の霊感商法などの事件のほとんどは、単なる民事紛争。それを有利に進め

るために、紀藤弁護士がマスコミに売り込むのはよくある戦術。
それを「政治と宗教」と混同するから、訳がわからなくなる。政治家が宗教団体を

支援を得ることには何の問題もない。
https://twitter.com/ikedanob/status/1557281940444938240


池田信夫
@ikedanob
「多くの被害を出している反社会的なカルト」の最たるものは共産主義。1億人以上

を殺し、その数倍の人々が人生を誤った。
霊感商法も献金も任意であり、共産党に人生を狂わされた人に比べれば被害ははるか

に少ない。
https://twitter.com/ikedanob/status/1551857701868937218

池田信夫
@ikedanob
「統一教会が違法行為をやった」ということと「政治家が統一教会の支援を受ける」

ことはまったく別の問題。
組織暴力団のような「反社」ではなく、宗教法人として認可されているので、会費を

払うことも問題ではない。信教の自由や結社の自由は、それぐらい重い権利なのだ。

 

https://twitter.com/ikedanob/status/1557235614445367296

 

 

 

専門家「展示された慰安婦像は統一教会関連。大村知事はそれを守りたかった」
愛知トリアンナーレ 大村知事が守りたかったのは旧統一教会の従軍慰安婦
大村知事が、2919年10月国際会議場(愛知県常滑市)で開催された旧統一教会

(世界平和統一家庭連合)以下家庭連合のイベントに送った祝電が書き換えられてい

た問題で、大村知事が抗議をして家庭連合側が謝罪したというニュースが流れている
ご存知のように愛知トリアンナーレ2019においては、従軍慰安婦像のモニュメン

トの展示を大村氏が許可したことにより、河村名古屋市長とは決定的に袂を分かつ事

態となったばかりか、自民党・政府とも大きく対立を深めたのだ。彼は憲法に保障さ

れた「表現の自由」をもって正論を張り、世論は真っ二つ。
しかし、今回の大村知事の韓鶴子への祝電騒動で、彼の祝電が、彼の言う単なる社交

辞令だとは思えないのだ。
彼が本当に「表現の自由」で従軍慰安婦像を守ろうとしたのか、疑問に思うようになった。
なぜならば、家庭連合は従軍慰安婦問題では、ソウルの国会議事堂前で、韓国に嫁いだ日

本人女性を集めて謝罪の集会を開くほどこの問題についての立場ははっきりしている。
愛知トリアンナーレでの「表現の自由」をもって慰安婦像を守ろうとした態度は、家庭連

合側からみれば100点満点なのだ。
彼が愛知トリアンナーレで守りたかったのは、「表現の自由」ではなく、家庭連合の歴史

観だったと考えれば、私が彼に抱いていた違和感は、すべてクリアー出来るのだ。

http://freedom-cult.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-5e6d8e.html

 

 

「以前、アメリカに負の感情を抱く人から話を聞くために、
 日本の広島を訪問しました。
 77年前、この街にアメリカは原爆を落とし、
 街全体を破壊したという歴史があるからです。
 しかし驚いた事に、それどころかショックだった事に、
 アメリカやその国民を憎む人は1人としていなかったのです。
 広島の街にはアメリカ企業が進出しており、
 子どもたちが学校で英語を学ぶ姿も目撃しました。
 また、平和推進活動を行う被爆者の人たちにも会いましたが、
 彼らもアメリカに対して恨みの感情は持っていませんでした。
 広島にある資料館にも足を運びましたが、
 そこでは「戦争」ではなく、「平和」に焦点が置かれていました。
 地元の多くの人たちにも、米国を憎んでいない理由を訊きました。
 彼らの言葉は、長年私の頭の中に残っています。
 『平和は、憎しみからは絶対に生まれない』

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『平和は、憎しみからは絶対に生まれない』

カルト民族からは、出てこない言葉に日本とカルト民族の差を感じるし、我に利あり

となれば、「欺瞞なぞへっちゃら」な民族ではも宗教も歪められて当然ではある。

カルトたるカルトの典型は、右左の思想に関係なく、唯我独尊で自己都合のみに傾注

だから、傍から見ていたら狂気の沙汰。

それだと何でもありで、「自己都合」の欺瞞満載でも洗脳してしまえばってな下心と

醜悪な性根が見て取れる。

こんな上のような出来事、まるでコントを見ているようで、以下の様な漫画のセリフ

を見てみれば、警鐘を鳴らしているようで・・・。

 

 

こういったセリフの下地と言えば、日本らしい気概に思えてくる。

そんな気概が、敗戦末期の公僕の「役割」と相通じるのは、さて・・・。

醜悪な「やから」からは一線を画する「守る気概」は、それこそ「日本的気質」の発露

なのではないだろうか。

 

そんな気概が脈々と一部の人々に語り継がれれば、それなりの公僕の姿勢を見せていた

のが、「島守の塔」という映画ではないだろうか・・・。

 

 

 

 

「島守の塔」 二十二年公開作

太平洋戦争の敗戦濃厚の沖縄においての行政の長に視点を当てて、如何に生きたかを

描いてみせる「公僕の公僕の鏡」的役割全うの人々へのオマージュ。

戦後はやたら「ヘンテコ理論」がメディアに広がり、「犠牲」のそれを最大限に活用して

そこにカルト民族も加担すると、最強被害者の出来上がりって具合で、利己的利益に寄与する

事柄には何でも参入する「詐欺師的」カルトも跋扈と、史実も歪められるのだが、この映画

悲しいかな予算の都合で、悲惨な場面も迫力は不足気味で、それほど響くことはなしではある

のだが、それでもスクリーンの音響の良さで、音で悲劇を滲ませてそこに実写フィルムを混ぜ

込ませて緊迫感を演出していた。

それだけに沖縄県民のために、懸命に仕事をした人々の苦悩を、それなりに映像に映し出して

いた。何より「命の大切さ」を説くリーダーだが、その職責からの責任感を全うすべく、他の

人には「命の大切さ」を説きながら、自分自身は「人知れず自決」してしまうところに、自分

の責務に対する責任感と日本人的情緒の「素晴らしいけじめ」の仕方で、映画を終えるのは、

しみじみ延々と続く日本人の性根を見ているようである。

 

 

 

これが行政の公僕のけじめなら、軍人という立場の人は、以下の様な「最後のけじめ」

をしたためている。

 

 

今後のご高配を賜るという、自身の最大の憂いはどこにあるかに、軍人といえども日本人で、

メディアの「捨て石」的言い方に、上のカルト民族並みの気質を見てしまうのは、汚鮮の

賜物かも知れない。

 

 

沖縄にある「慰霊塔」に、終焉の地とあるのは、遺体が発見されることなくの、公僕の潔さ

を物語っているようである。

 

 

現代ではこんな楽曲がある。

それを使って動画はインドネシアの人々ってのが、なんとも・・・。

日本人の生き様としてを歌詞をそれなりに描いて、これを女性が書いたと聞けば、

捨てたものでないとなり、作曲は沖縄警察の長であった栃木出の荒井退造と同じ、

斉藤和義というところに、なんだか無骨でありながら、人の痛みを理解している地元の

気質を感じるのは、私だけだろうか・・・。

 

                       といったところで、またのお越しを・・・。