視点が違えば、事実も真実から遠のく「スターリングラード」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

 

「信教の自由」につけ込まれて、極カルトな宗教まがいにはまり込んだ人々と、

それの周囲にいる人々の軋轢が表面化して、トンデモ凶行が起ってしまった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
7 月8日、安倍晋三元首相が無職・山上徹也容疑者の凶弾に倒れた。

直後の10日に行われた参院選は自民党が単独で改選過半数となる63議席の圧勝。

与党勢力で改憲に必要な3分の2の議席を持つことに成功した。
安倍元首相は9月27日に国葬で弔われることが決定しているが、このところ永田町

で大問題になっているのが、自民党と旧統一教会の「深すぎる関係」だ。
山上容疑者の動機にあったのは旧統一教会への激しい憎しみ。実母がのめり込み、資産

という資産はすべて投げ出し、家庭は崩壊した。同容疑者の行為は決して許されるもの

ではないが、ネット上では旧統一教会のカルトぶりに関心が集まっている。
「安倍元首相が亡くなった8日の時点で、山上容疑者が特定の宗教団体に恨みを持って

いたという供述は出ていた。大手新聞社はすぐにそれが旧統一教会を指すものだと把握

していたが、団体名を出したのは参院選後。
選挙に配慮したのか、教会側が認めるのを待ったのか。それはわからない。どちらにせ

よ一般紙の対応は不可解だった。仮に統一教会と自民党の“密な関係”が参院選前にめく

れていたら、(選挙の)結果は違っただろうと思わざるをえない」(永田町関係者)
それほど自民党と旧統一教会の関係は深い。安倍元首相の実弟・岸信夫防衛相は26日の

記者会見で、「付き合いもあるし、選挙の際も電話作戦などボランティアでお手伝いい

ただいたケースはある」と述べ、
「選挙だから支援者を多く集めることは必要だ」と開き直った。
‘18年に旧統一教会の友好団体が岡山県で主催したというイベントで、来賓代表として

祝辞を述べたのは自民党の逢沢一郎議員。
「(韓鶴子氏)総裁より本当に高額な多額な心のこもったご奉仕を頂きましたこと、

ご寄付をいただきましたことを、私からも心から厚く感謝御礼を申し上げます。誠

にありがとうございました」
とスピーチした。細田博之衆院議長は約3年前、韓鶴子氏も参加していた会合に出席。
「きょうの盛会を、会の内容を安倍総理に早速、ご報告致したいと考えております。

韓鶴子総裁の提唱によって実現した、この国際指導者会議の場は、大変意義が深い

ワケでございます」とにこやかに語った。
一連の問題を追及する共産党『しんぶん赤旗』のホームページでは“安倍チルドレン”

の杉田水脈衆院議員や稲田朋美元防衛相、萩生田光一経済産業相も旧統一教会と接点

があると報じている。
さらに衝撃なのが、公安トップが旧統一教会との接近を見せていたことだ。
二之湯国家公安委員長は‘18年に関連団体が主催したイベントの実行委員長として名

前を貸し、あいさつ。二之湯氏は「政治家はいろいろなお付き合いがある。平和の祭

典、運動を起こすので、ちょっと名前を貸してほしいというので貸した。それ以上の

付き合いはない」と語ったが、イベント当日には集まった人たちの前でスピーチした

ことも認めた。
「実は安倍元首相が銃撃された際、公安は旧統一教会との関連よりも、山上容疑者=

国家転覆を狙ったテロリストの線で調べていた。
意図的に情報もリークしており、マスコミ界隈では『自民党との関係を深堀りされると

マズイから、別のストーリーを作ろうとしている』とウワサされていました」

(全国紙社会部記者)
日本の最大与党に深く食い込んでいた旧統一教会。山上容疑者の狙い通り、団体はこ

こから一気に勢力を削がれることになるだろう。一方で、岸田政権は衆院を解散しな

い限り向こう3年間は普通国政選挙の洗礼を受けない「黄金の3年」に突入した。
「3年もあれば、この問題も風化する。つくづく岸田首相は運がいい」
とは与党関係者。やはりこの問題は参院選前に明るみに出るべきだった――。
 

https://friday.kodansha.co.jp/article/255980

 

 

■「原理を教育」「先頭に立つよう」旧統一教会の狙いとは…
宋龍天総会長(「世界家庭」より)
「真の父母様(総裁夫妻)は世界平和国会議員連合の創設を通して、平和世界の

実現を提唱しておられます。これらの国会議員たちに真の父母様の『み言』と理念、原

理を教育し、彼らが天の願われる方向で政策を推進し、救国救世基盤を創るにおいて、

先頭に立つようにします」
文鮮明夫妻の願う方向で、政策を推進するために国会議員を「先頭に立たせる」と説明

しているのです。
細田氏が出席した教団の関連イベントで、韓鶴子総裁はこんな発言をしています。
旧統一協会 韓鶴子総裁(2019年10月 名古屋)
「政治と宗教はひとつにならなければなりません。私とひとつになって、天の父母様を

中心とした人類一家族、地上天国、天上天国をつくっていきましょう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b9288604ceb78bc1de0233e071d272cb024b301

 

 

 

安倍晋三元総理の射殺事件で、山上徹也容疑者の犯行動機として名が挙げられた、

旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)。永田町周辺では、旧統一教会と関係

が深い議員たちに緊張が走っている。
その原因の一つが、旧統一教会の霊感商法や合同結婚式といった問題行為を暴い

てきた「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の弁護士やジャーナリストらが作成し

たとされる『統一教会と関わりを持った国会議員たち』というリスト。A4サイズ

17枚には、98人の現職国会議員の名前が記されており、うち野党・無所属議員は

11人で、残りはすべて自民党となっている。
■統一教会から「指令」を受けた二階派元閣僚
リストにある政治家の多くがやっているのは、旧統一教会関連イベントへの参加と祝電。

しかし中には、政治資金を提供されたり、協会関連メディアのインタビューに登場した

りするなど、深いつながりを示すケースもある。そこに、山上容疑者の凶弾に斃れた安

倍元総理の名前があるのは言うまでもない。元総理関係では、《2013年参院選で統一

教会に北村経夫(参議院議員)への組織票依頼》、《2015、2016年「桜を見る会」に

統一教会関連団体幹部を招待》など生々しい記録が残っており、旧統一教会との関係の

深さをうかがわせる。
二階派の閣僚経験者も登場する。《2017年2月、韓国で開かれた統一教会による世界平

和国会議員連合の総会で同教団の韓鶴子総裁から統一教会を国の宗教にするという“国

家復帰”指令を受任》、《2017年7月、統一教会の誘いで外遊、ワシントンDCの米下院

議員会館で「韓米日の国会議員カンファレンス」やNYの国連本部で「韓米日有識者懇

談会」、MSGで韓鶴子主賓の超宗教フェスティバル「真の父母様マジソンスクエアガー

デン大会に参加》なと、信じられない記述がある。
信教の自由は憲法で保障されているものだ。それを特定の、しかも反社会的な活動で問

題になった旧統一教会を国の宗教にせよとの「指令」を受任したというのだから、呆れ

るしかない。事実なら、国会議員としての資格はない。
リストへの記載はないが、その元閣僚の資金管理団体は2018年10月、旧統一教会の政

治団体「国際勝共連合」に対し会費2万円を支出していたことが分かっている。
 

https://news-hunter.org/?p=13267

 

 

 

TBSがテロを霊感商法にすりかえて独走する統一教会たたき
アゴラ編集部
2022.07.27 14:12

安倍元首相を射殺したのは山上徹也であって、統一教会(世界平和統一家庭連合)

ではありません。今のところその動機は推測されているだけで、本当かどうかも

わかりません。ところがTBSは激しく統一教会バッシングを繰り広げています。
統一教会はいかがわしいカルトですが、テロ事件には何の責任もありません。
霊感商法なんて昔の話。今ごろ騒ぐ問題ではありません。
「統一教会と自民党との関係が問題だ」というが、民主党も関係がありました。
霊感商法や多額の献金は問題ですが、テロとは無関係。それは犯人の妄想の中で

結びついていただけです。今回の事件で統一教会を攻撃するのは問題のすり替え

です。
今回の事件の最大の問題は、奈良県警の手薄な警護。統一教会をたたいても、テ

ロ対策の役には立ちません。

 

https://agora-web.jp/archives/220727043707.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

そりゃメディアとは言っても、「正義の味方」の影は薄れて、どこぞの先兵の情報戦

の様相を帯びれば、なんともはやの論が飛び交う形になるのだが・・・。

「政教分離」なんてのが、絵空事なのはカルトの政党がそこにある事実と、今話題の

朝鮮カルトと同じ土壌を有しているなのだから、規制もへったくれもない無法地帯と

化してしまうのは、走狗として入り込ませたメティアの論調の変化に見ることが出来る。

「争いの先兵」として、入り込ませれば情報戦には有利・・・。

 

同じ史実でも、視点が違えば上のような論調の違いも出てくるものだ。

壮絶な戦いでも、それぞれの視点でみればってな感想も漏れるのが「スタリングラード」

という独ソ戦を描いた映画群になるだろう。

 

 

 

 

 

「スターリングラード」 九十三年公開作

 

第二次大戦の最大の激戦の独ソ戦の激戦地を描いたドイツ映画。

ドイツの映画の特徴として自虐的なまでの敗戦への滅亡道程を丁寧に悲惨に描いて、

突撃以外選択肢がない様を、敵の捕虜の救出でのやりとりに、どちらも後に引けない

境遇であるを知らしめ、残酷なまでの反戦を描いていた。

何よりな白い草原での地雷処理やら等の、兵士というより消耗品と化した兵士の様に

どちらの国そのものの狂気が、良く描かれている。

 

 

 

 

 

「スターリングラード」 〇一年公開作

こちらはスナイパーとなったロシア兵にスポットを当て、スナイパー対スナイパーの

対決風な視点で終始している独ソ戦。

 

 

 

 

 

 

「スターリングラード 史上最大の市街戦」十三年公開作

こちら予算的にもこじんまりとした視点での独ソ戦のソ連兵士の奮闘を描いて、孤軍奮迅

の活躍ぶりと、戦勝したのはこっちとばかりなのだが、この戦いの戦死者数とすれば、より

犠牲の多かったのは戦勝したはずのソ連という事実があるのだが・・・。

もっともあの東日本大震災をかこつけているのには、唖然だったが・・・。

 

敗戦国の描く戦争映画と、戦勝国とされるところの描く戦争映画に、誇張も加わりどこか

美化させられるのは、なんとも事実と真実の違いか・・・。

 

そんな戦争という過去に、ファンタジィーでしか語れない国には、えらくスーパースター

並の人物が登場して、悦に入っているのだから、トホホである。

おまけの「あちら」得意のファンタジィー珍品作

 

 

 

 

ウソのひっぺんいえば・・・、なんてことわざが存在するところは、何だって出来てしまう

のだから、笑うしかない。

そこでの犠牲者よりも、スーパーヒーローを当てはめる「ファンタジィー脳」にはついて行けない。

 

 

 

こういった相手が供用出来る「ウソ」なんてのには、誰でなくとも微笑ましくなるというのに、

上のカルトのような「嘘も方便」なんて、御免被りたいものである。

 

                       といったところで、またのお越しを・・・。