このところのテレビ・メディアの劣化具合は、目を覆いたくなるばかりになり、テレビ視聴
も魅力的コンテンツの枯渇で視聴率はダダ下がり、そしてサッカーに全力をあげても、
試合実況以外、劣化加減の制作だからこちらも魅力皆無。
そんなところにメディアの好物の「セクハラ」が勃発すれば、競って取上げ「犯人探し」
に狂騒、高給の議員の資質だから、質問も高度でそれへのヤジだとしたら、セクハラも
高度とか思えばさにあらずで、「どうでもいい質問と、どうでもいいヤジ」だが・・・。
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鈴木章浩都義、3期目51歳
鈴木章浩氏(51)は大田区議を経て、2007年の都議選で初当選し現在3期目。
都議会では、総務委員会副委員長や自民党政調会長代行を務めている。
ヤジへの関与が取りざたされたことについて20日、報道陣に問われた際は「寝耳に水で
びっくりしている」と完全否定し、「議員辞職する、しないは、本人がそのこと(ヤジ)をどう
受け止めるかだ」と話していた。
鈴木氏は、妊娠・出産を巡る都の支援体制について、塩村氏が質問中に「早く結婚した方
がいいんじゃないか」とヤジを飛ばした。
一方、鈴木氏は自身のホームページで、ヤジの内容とは裏腹に「子育て支援の充実」
「女性が働きやすい社会の実現」を重点施策に掲げていた。
また、12年8月には石原慎太郎知事(当時)の下で都が進めていた尖閣諸島(沖縄県石
垣市)の購入計画に同調。
「調査」を目的に無許可のまま船から泳いで魚釣島に上陸し、沖縄県警に軽犯罪法違反
容疑で事情聴取を受けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000044-mai-soci
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犯人探しに躍起になり、どんどん地方議会のものを、まるで日本の国会でのもののよう
に外信にご注進して、問題を大きくする「火付け」をやる目的は、以下の画像のように
領土問題で保守的な動きをしたものだから、というものも根底にありだろうが、そこに
テレビ・メディア得意の「意図したキャプション」を被せると、単なるヤジもセクハラの
それへと昇格していく。
何しろ護送船団のメディアは、どこかが言い出せば「右にならへ」だから、そこに異を唱える
気概はさらさらなく、「それでも私はやってない」式は通用しないし、ましてメディアを疑う国民
の少なさとネットとの乖離は・・・。
そのネットも運動員が入り乱れて、ああでもないこうでもない・・・。
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みんなの党の塩村あやか議員に対し性的で失礼なヤジが飛んだとして波紋を広げている。
しかしNHKのニュース記事に載せられている音声がクリアな映像を見るとテロップとは違
う発言だったことが分かった。
民放各社は「はやく結婚した方がいい」「自分が結婚した方がいい」というテロップをつけて
いるが映像を見る限りでは「みんなが結婚した方がいいんじゃないか?」と確認できる。
塩村議員の話と合わせて確認すると
塩村議員「東京は対人関係が希薄で孤立化しやすく、結婚する人が少ない。だから結婚
して妊娠しても、より孤立化しやすいから、地域全体で妊婦を支えていかねばならない」
に対して「みんなが結婚すれば孤立化リスクも低減できる」という意味のヤジになる。
マスメディアが伝える「女性や塩村議員への中傷」とは異なる意味になる。
また、「産めないのか?」というヤジに至っては映像から一切確認できなかった。
http://blog.esuteru.com/archives/7738613.html

――ヤジがあがった時の状況は?
「『結婚したほうがいいんじゃないの?』という大きな声が聞こえてきました。その言葉に
『そうだ』と同調する声も聞こえたし、笑っている人もいました。さらに、大きな声ではない
ですが『産めないのか』という声も聞こえてきました。(質問中は)声を張り上げているの
で、細かい声を全部拾えないのですが、全然聞こえないわけでもないんです」
――いつも都議会で飛ぶヤジと、今回のヤジは次元が違う感じだったのか?
「いつもとそこまで違うわけではないですが、中でもタチが悪かったですね。女性の悩み
について質問をしているときに、そんなヤジを浴びせてくるというのは、驚きでしかありま
せん」
――ヤジの内容については、どう考える?
「女性の悩みを代弁して質問している最中だったので、私個人への否定というだけでは
なく、このような問題で悩んでいる女性全員を侮辱した発言だと、私は思っています」
――学校に置き換えるとは?
「生徒が教室の前に出て、発表している場面を思い浮かべてください。そこで、クラスか
ら生徒の人格を否定するような発言があり、みんなが同調して笑っている。そんな状況
は、まさに『いじめ』の構図では ないでしょうか。私も指摘されて気づいたのですが・・・」
http://www.bengo4.com/topics/1668/
■「お前は幇助罪だよな?」
「中傷・強迫」ファクスを、ブログなどで文面写真つきで公表したのは、おときた駿・都
議だ。
塩村氏と同会派のおときた氏は、「やじ」があった2014年6月18日の夜に、「言うまでも
なく重大なセクシャルハラスメント、差別発言」とブログで怒りを表明していた。
6月21日のおときた氏ブログによると、やじ問題に関して、応援や激励がある一方で
脅迫や誹謗中傷、圧力も多くあるとして、次のような内容のファクス文面を公開した。
塩村議員を指すとみられる「メス●(編集部で略。動物名)」が、偽証罪などの「罪」に
あたる行為をしているとして、「肩を持っている」おときた氏を「幇助罪だよな?」と非難
している。その上で、
「事実関係が明らかになったら、お前は死んで詫びる覚悟はもちろんできてるんだ
よな」という物騒な文言が書かれている。
おときた議員はブログで、「はぁ…(脱力)。普段、平日の日中は秘書さんだけが事務
所にいることが多いんだけど、セキュリティを考えた方がいいかもしれないなー」と心
配そうに感想を述べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140622-00000002-jct-soci
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この議員の発言とヤジとのやり取りが、メディアの手助けで「大問題に昇格」したのは、
ヤジ発言の「生めないのか」の本人のみが申告した言葉であるというところに、疑義が
挟まれなく、すんなり酷いセクハラでメディアを席巻する。
で、その本人の信憑性となると、これまでメディアで「禄を食んでいた」という点に、村社
会の「排他的人間集団」が、浮上してくる・・・。
言った本人が「謝罪」したものだが、さて「生めないのか」の言葉の犯人探しは、これか
らも続いて行き、この本人以外に聴いていなかった言葉は、ヤジの酷さの補強とすれは
いささか・・・。
何より被害者面した「いわれた人」は、どうにも怪しい・・・。
それを議員にする都民も、いささか凄い。
テレビの中だからの「嘘発言」となれば、それを受け入れキャラを作ったことで、さすが
芸能人という「嘘を平気でつく人」となり、過去の発言も「演技です」とすると、今度は公
共の電波で「ヤラセやうそが蔓延」となるのだが、そこらは視聴者がバカだから問題な
しか・・・。そっちの方が議員の品格と矜持の適正を正されて当然では、何しろ議員の
高給は「原資が税金」なのだから・・・。
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明石家さんまの恋のから騒ぎに出演していた際の、塩村文夏さんのすごすぎる過去エピ
ソード
・銀座BALLYの店員から先生と呼ばれる彼氏と付き合っていた頃に300万円相当の洋服
をプレゼントしてもらった。
・元彼から1500万円の慰謝料を貰って、イギリス留学へ行った。
・その元彼の部下イギリスまで、塩村文夏さんを口説きに行った。
・「交際している男性に妊娠したとウソをついたことがある」と語り、司会の明石家さんまと
ゲストで出演していた渡辺満里奈からあきれられた(さんま曰く「自分だったら絶対に許し
ていない」)。
・別の回では、ゲストの関根勤がさんまと顔を会わせた際に、彼女の言動に対して非常に
憤慨していたらしい。以来、さんまは塩村を指名するときに「関根勤さんの嫌いな女」と呼
び、このネタを引っ張る。
塩村都議は放送作家として活動、2013年6月の都議選で初当選した。日本テレビのバラエ
ティー番組「恋のから騒ぎ」に出演したこともあった。
番組内では経験豊富なエピソードと「身を削ったトーク」で、同番組の名物コーナー「説教部
屋行き」は通算10回、番組史上歴代1位タイを記録、MVPに選出される。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140619/lcl14061912350001-n1.htm
三谷英弘オフィシャルブログより
週刊文春の記事に関して
2014年04月17日 00時29分42秒
本日発売の「週刊文春」に、「みんなの党倫理委員長の不倫疑惑」というタイトルの記事
が掲載されています。否定はしているが不倫、密会の証拠は週間文春に出ています
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「不倫は文化」だとぬたまう人も、「少子化対策」云々とか「妊婦のナンタラ云々」とか綺麗
ごと質問も、疑惑の「不倫」では、上辺の綺麗ごとで高給を食むって、都議会も舐められた
ものであるってなりそうだし、地方議会とはいえ、こんな「馬鹿馬鹿しい騒動」では、呆れ返
るばかりで、その上報道でのとりあげを見ていると「議員の矜持」として、ヤジに対して反論
も出来ぬ「駆け出しなど不要」という、メディアの監視の態度を、高給を食む議員には厳しく
すべきである。
だけにこの騒動のけじめは、下品なヤジ議員も、そしてなんら反論すらしなかったクセに
後になって「告げ口」の言われた議員も、どちらも不要な人として辞職させよ。
それが議会の品位を保つ、そしてそこまで追及したこそのメディアというものだろう。
だけにこの騒動のメディアの伝え方を見ていると、その昔の「唖然とする展開の映画」
を苦痛で見るのに、とっても似ている。
その苦痛の・・・、嘲り笑うのだが、それも延々続けば苦痛になるものだ。
そんな映画が、原始人の憐れさを加味しても、何なんだこりゃとなる「イーガー」である。
http://www.youtube.com/watch?v=HE9nTfmLfNM
「イーガー」 六十二年未公開作
原始人ものとしての何が伝えたかったのか、正になんだろう的クズ映画。
何しろ現代に住まう原始人と現代人の遭遇って、この原始人は何歳なんだ・・・。
にしても出演者もシロウト同然で、会話はすべりまくりって凄いことだ。
サスペンスもなくだらだらと尺だけ消費して、見ているこちらはついついイライラしてくる。
要は原始人を発見し、それを追い詰めるかのように「洞窟」に入って、そこにとらわれた
はずのパパをとか、この原始人で何がしたかったのかさっぱり、挙句はやっとその洞窟
から逃れてメデタシ・メデタシでなく、原始人は女性の落としていったハンカチから、その
においを頼りにロスへと出て行くって、そりゃ大騒動なんだろうけど、そこは低予算はよそ
様のフィルムをつなぎ合わせての手法だから、ここでもショボ、砂漠の場面もよそ様の
拝借でショボ・・・、パーティーを開いていた主人公の女性の元にやってくる原始人、シェ
ービングの味が忘れられずで、攫っていこうとしてやってきた警察官役の拳銃であえなく
プールに落ちて、死んでしまってエンド・マーク。
キングコングの悲惨さも、ゴジラの凶暴性もなく、静かに暮らしていたであろう原始人は、
その長年の暮らしも無駄にして都会に現れる。その人恋しさの心情は「悲鳴で終わり」
物凄い時間の経過は、おかしな人々によってメチャクチャって、原始人の「イーガー・
イーガー」を勝手翻訳すれば、なんてやつらだ、折角訪ねてきたのに、あんなに仲良くな
ったし、シェービングしてくれたじゃないか・・・。
と、グタグタな物語に花を添えたのだが「とっちゃく坊や」のやたらとギターで歌う姿。
これがまたウザイ。でもって何の役にも立たないって、要らないじゃないか・・・。
この映画の構図を、今回の騒動に当てはめると、きままな勝手な女主人公は女議員、
そしてトッちゃん坊やは、ヤジを飛ばした男議員・・・、どちらもいらねぇ・・・。となる。
そして些細なヤジも、印象操作に懸命なメディアにより、より女性蔑視へ持って行く。
だけに、メディアの報道が、この映画を見ている感覚ととっても良く似ているのだ。
それこそ「見ていて苦痛」の心境になる。
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といったところで、またのお越しを・・・。