あい次ぐ議員の品格問題 「アルファ・インシデント 殺人アンドロメダ病原体」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

言葉狩り得意のメディアらよって、思わぬ形で「議員の品格」が取りざたされたが、もと

もとの議員としての資質が欠落した者が議員になることの冗談は、議員給与の原資が

「税金」であるを鑑みれば、選挙民にも一段とした「意識」が求められる・・・。

にしても、議員の品格として「行動様式」と「知識」と「モラル」を重ね合わせれば、やはり

「議員失格」は、誰の目にも明らか・・・。


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塩村文夏都議の悪行続出?過去の性的侮蔑行為や恋人からの高額慰謝料、選挙

違反疑惑も






6月18日、東京都議会で塩村文夏議員が質問中に「早く結婚したほうがいいんじゃな

いか」どとセクハラ的な内容の野次を浴び、23日には発言を名乗り出た鈴木章浩議

員が塩村議員へ謝罪。さらに鈴木議員以外からも同様の野次が上がっていたため、

塩村議員は24日、名乗り出ない議員を刑事告訴する可能性を表明したが、都議会は

鈴木議員以外の発言者を特定する決議を否決。事態をうやむやにしたままで幕引き

を狙う都議会に批判が集まるなど、波紋を呼んでいるが、一連の騒動をきっかけとし

て、なぜか被害者である塩村議員に対する批判が強まっている。
塩村議員といえば、かつてバラエティ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に一般人

として1年間レギュラー出演し、その高飛車なキャラで番組を盛り上げていた過去を持

つが、同番組内で行った「元交際相手に1500万円の慰謝料を支払わせた」などの発

言が、今になってクローズアップされ批判を浴びている。
さらに、「茶のしずく石けん」でアレルギーによる健康被害問題が起こった際に「被害

者に問題がある気がするわ」とツイートしたり、タレントの加藤茶や仲本工事が年下

女性と結婚したことについて「どちらもキモい。(略)世のオヤジとうかうか飲みにも行

けないよ」とセクハラ的な内容のツイートをしていたことも発覚。6月28日には塩村議

員が謝罪に追い込まれる事態となった。
このほかにも、「週刊新潮」(新潮社/7月10日号)によれば、塩村議員は当選した昨

年6月時点で、トヨタ自動車創業家の血を引く同社関連企業重役と交際していたが、

この男性が銀座のクラブで取引先を接待中のところに頻繁に押しかけ、その場を壊

すなどの行為を繰り返していたという。そして塩村議員は当選後も議員バッチを付け

て、男性が商談中のクラブに乗り込んできたため、この男性は塩村議員に高級車

「レクサス」と1000万円を手切れ金として渡して別れたと「新潮」は報じている。
また、「週刊文春」(文藝春秋/7月10日号)は、塩村議員が当選した都議選で、塩村

陣営がビラ配りなどを行う運動員に報酬を払う約束をして働かせ、選挙違反の買収罪

を犯していた疑惑を報じている。

●一般の人々からは厳しい反応

以上みてきたように、塩村議員の問題行為をめぐる情報や報道が数多く流れ、インタ

ーネット上でも塩村議員に対する批判的な声が目立つが、世間一般の人々はどのよ

うな感想を抱いているのだろうか。塩村議員と同じ30代女性は次のように手厳しい。
「まさに女の敵。こういう人がいるから、『だから女は……』などと言われる。塩村さん

は放送作家時代にテレビ番組で、未成年の少女に猥褻な行為をさせていたと報道で

見ましたが、そんな人が『女性の自立・尊厳』『晩婚化対策』だとか言ってほしくない

【編註:塩村議員は野次を受けた際、晩婚化対策に関する質問中だった】。そもそもな

ぜ、こういう人が議員になったのか理解できない」

同じく30代の男性も、批判的な見方を示す。

「昨年の都議選の時に世田谷で街頭演説する塩村さんを見た時、あっ、『恋から』に出

ていた人だ、とすぐにわかりました。『恋から』では結構面白くて目立っていた記憶があ

ったので、スーツを着て真面目に演説しているのを見た時は、『実は真面目な人だった

んだな』という印象を受けました。ですが今回、過去のさまざまな問題行為が報じられ

ているのを見ていると、騙されていたのかなという気もします」

こうした一般の人々の声を受け、新聞記者は冷めた解説をする。

「(前出の)『文春』によれば、塩村さんは都議選前から『思い出づくりの選挙』『1期で終

わり』などと話していたようですが、野次を飛ばした鈴木さん含めて、都議会の議員なん

てその程度の意識の人が多いのが実態です。国会議員にもなれば、国政は常にメディ

アに追われていることもあり、何かあればすぐに全国的に報道されてしまうため、常日

頃からある程度の緊張感を強いられています。
それに比べて都議会はそもそも世間やメディアの注目度も低く、加えて一部の長老議

員が幅を利かせていることもあり、緊張感が低い」
このままでは、塩村議員が自ら予想したとされるように、議員生命は1期で終わってしま

う見通しが強いかもしれない。 (文=編集部)


2014/07/03(木) 11:01:43.19
http://news.livedoor.com/article/detail/9003067/






野々村竜太郎氏、号泣の裏に4回落選の過去 「やっと議員になれた」
The Huffington Post | 執筆者: 吉野太一郎

投稿日: 2014年07月02日 12時41分 JST 更新: 2014年07月02日 12時41分 JST

300万円にのぼる不明朗な交通費が政務活動費から支出されていたことを指摘され、記

者会見で「やっと議員になれたのに」と号泣した兵庫県議の野々村竜太郎氏(47)。

川西市役所を退職後、5回目の立候補で兵庫県議に滑り込んだという思いが、会見で爆

発したようだ。
野々村竜太郎氏は 大阪府立北野高校、関西大学法学部を卒業後、川西市役所に勤務。

本人のFacebookによると、2007年11月に退職した。
2008年1月、北野高校の後輩にあたる橋下徹氏が、大阪府知事に初当選。その後から野

々村氏も、地元の選挙に立候補しては落選を繰り返した。地元記者によると、野々村氏

は「後輩にあたる橋下氏の当選に刺激を受けた」と政治への動機を語っていたという。
2008年7月27日、兵庫県太子町長選に立候補。候補者3人中最下位の485票で落選。
2008年11月16日、兵庫県西宮市長選に立候補、候補者6人中最下位の6184票で落選。
2009年7月5日、兵庫県議補選西宮市選挙区(被選挙数1)に立候補。候補者3人中、最

下位の33359票で落選。
2010年5月16日、西宮市長選に立候補。候補者3人中最下位の25924票で落選。
浪人中の生活は苦しかったようだ。2回目の西宮市長選に立候補したとき、朝日新聞は

「預貯金を取り崩して生活している」と紹介している。
独身。現在は預貯金を取り崩して生活しているという。健康のために毎朝、自宅近くを

ジョギングしている。長い時では2時間ほど走る。一番の趣味はカラオケ。両親と行くこ

とが多く、フランク永井や吉幾三、杉良太郎の歌が得意という。

(朝日新聞<阪神版>2010/05/11)

2011年4月10日、兵庫県議選西宮市選挙区(定数7)に立候補。候補者10人中、7番目

の11291票で最下位当選し、「5度目の正直」を果たした。44歳のときだった。
この選挙は橋下徹氏が「大阪維新の会」を旗揚げして初の統一地方選で、大阪府議会

や大阪市議会などで議員を大量当選させた「維新の風」が吹いていた。野々村氏はま

ったく関係ない「西宮維新の会」を名乗り立候補。
自民党が候補者調整に失敗して票が割れたこともあり、最下位で滑り込んだ。野々村

氏は当時「保守票が割れて自民現職が票を減らしたため、初当選がかなった」

(2011年4月12日付朝日新聞阪神版)と語っていた。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/01/nonomura-ryutaro-burst_n_5550035.html

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議員にやっとなれれば、「税金の支出は思いのまま」と勘違いしたかのニューカマーは

都議会議員よりも選挙民をげんなりさせたようだ。

このどちらのお騒がせは、議員失格の烙印だが、辞職せぬ限り「税金で禄を食める」事実

に暗澹たる気持ちになるものである。


都議会議員・県会議員とそれなりの「矜持」を持った人物と、世間的には思われるのに、

また風潮として「先生」の響きには庶民からの尊敬をある程度される・・・。それに対しての

責任感が生まれるでなく、その高額報酬の恩恵だけを享受して恥じないのだから、これは

なんとも「日本人の劣化さ加減」の象徴ではある。

だけにメディアの伝えるもので「気分はいつもげんなり」な毎日になる・・・。

この「げんなり」な気分を味わえるものに、やはり「映画」の期待感と裏切られ感の落差が

その気分を堪能出来るものに入る。題名は仰々しく内容はショボってのには、この感覚が

全編に溢れている。そんな一本が「アルファ・インシデント 殺人アンドロメダ病原体」である。 






http://www.youtube.com/watch?v=d1zOtn1krBE

「アルファ・インシデント 殺人アンドロメダ病原体」 七十九年未公開作


未知の病原体が起こす恐怖と戦慄の物語・・・。

以前「アンドロメダ」というロバート・ワイズの作品を見たことがあり、邦題に期待すれば

物凄い倦怠感が襲ってくるビル・レーバン作品。

一応出だしの会話は、研究室みたいなところでの顕微鏡やらの映像で、未知の微生物

ウンタラで、それをコロラドの研究所に送る・・・。

のだが、ここで送付の方策が「列車」ってのが、緊迫感云々でなく「人類の命運」を握る

かもの未知のものに対する「警戒心皆無」ぶりが、とたんに映画の質を貶めて、そこに

酔っ払いの乗務員と微生物の瓶を守るガードマン一人、そのガードマンも恐ろしく職務

遂行に責任感がなく、簡単に寝入って乗務員の高価な代物と誤認し、何のことはない

これまた簡単に瓶を割ってしまう、さあ大変汚染されてしまった列車は、山奥の駅で

緊急停止して、辺りいったいは封鎖の憂き目・・・。もっとも駅に詰めているのは二三人

というとっても低予算な映画らしい人数のかけ方。

そこかは延々とこの駅舎に留まった人達の過ごし方を描くという、見ている人にすれば

苦痛の展開で、その間たった一人の司令官とかヘリコプターが落としていく物資とかの

場面展開に変化なし、犠牲者はたった一人でその描写は頭が膨れて爆発するというも

のだが、それも「他のやつが見たくないとばかりに、家具を頭に倒してグシャって、死者

に対する敬意もなにもない。

そればかりかそんなもので飛び散れば、汚染は急速だろうにはなく・・・。

何しろ寝てしまうと頭グシャだからと、寝ないことが生き残る手段とばかりなのに、唯一の

女性は暑苦しいと着替えをするのだか、これがネグリジェって要らぬオイロケ場面を作り

出しドライブイン・シアター客の退屈さを和らげる場面を付け加えるのは忘れない。

その女性もストレスからピストル自殺って、どんどん救いがなくなり、ついつい寝入った

主人公も目覚めてなんともなかったところを、病原菌殲滅に派遣された三人のおかしな

武器によって命を絶たれて証拠隠滅。

逃げただした人はどうなったなどは、ほっといて映画は終わってしまうと、流石な脚本に

見た人は誰でも「げんなり」して鑑賞を終える、我慢強さと暇もてあまし人向けのしょうも

ない一本・・・。


議員さんも、この一本の映画くらいの価値では、要らないって結論になりそう。


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                    といってところで、またお越しを・・・。