日本でも「子を預ずかって貰う」のにネットを活用とかで、事件が起これば「ネットの不
透明性」とかがメディアに踊るが、そもそも預ける云々に「祖母・祖父」の円滑な活用
が疎遠になった結果、ニッチなものとして「禄を食む」ことに繋がる商売に怪訝になる。
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今月14日、横浜市で幼い男の子の兄弟2人がインターネットを通じて母親が依頼した
ベビーシッターの男に預けられたあと行方が分からなくなり、17日、男が保育室として
使っている埼玉県富士見市のマンションの部屋から2歳の長男とみられる男の子が
遺体で見つかったほか、生後8か月の次男とみられる男の子が保護されました。
警察は20代のベビーシッターの男が男の子の遺体を遺棄した疑いが強まったとして、
逮捕状の請求手続きに入るとともに男の子が死亡したいきさつについて調べています。
警察によりますと今月14日、横浜市磯子区の20代の母親が2歳の長男と生後8か月
の次男の兄弟2人をベビーシッターの男に預けたところ、2人を引き取るはずだった16
日、男と連絡が取れず、兄弟2人の行方が分からなくなっていると母親から届け出があ
りました。
警察によりますと、母親はベビーシッターを紹介するインターネットのサイトを通じて
依頼した20代のベビーシッターの男に2人を預けたということです。
ベビーシッターについては、サービスを提供する事業者を規制する法律や、個人がベ
ビーシッターになるために必要な資格はなく、サービスの質や教育は事業者に委ねら
れているのが現状です。
厚生労働省によりますと、事業者がベビーシッターのサービスを提供をする際、自治体
に届け出を行ったり、公的機関が審査を行ったりする制度はないということです。この
ため、国ではベビーシッターの事業者や利用者の数、それにどのようなサービスが提
供されているのかについて詳しく把握していないということです。
また、個人がベビーシッターになるために必要な試験や資格はなく、サービスの質や
教育は事業者に委ねられているのが現状だということです。
こうしたなか、国では平成27年度から始まる新しい子育て支援制度の中で、ベビー
シッターを新たに「居宅訪問型保育」事業として位置づけたうえで、市町村が一定の
基準を満たした事業者を認可して、指導を行うことにしています。
■子どもの自宅で預かるのが基本的な在り方
ベビーシッターの事業者でつくる「全国保育サービス協会」によりますと、共働きをする
世帯や親の介護をする人が増えていることなどを背景にベビーシッターのニーズはい
ということです。
全国保育サービス協会には、ベビーシッターのサービスを提供するおよそ100の事業
者が登録していて、協会で研修を行うほか、サービスの質を高めるため独自の認定制
度を設けて試験を行っています。
一方、協会に加盟せずにベビーシッターのサービスを提供している事業者も多く、事業
者の数やサービスの内容など全体状況は把握できていないということです。
協会では、「ベビーシッターは保育所などの集団保育とは異なり、保護者のニーズに応
じた多様なサービスを提供できるよさがある。ただ、今回の事件のようにベビーシッター
が子どもの自宅ではなく、別の場所に連れて行って預かるのは基本的なベビーシッター
の在り方とは違うのではないか」と話していました。
【規制や資格なし ベビーシッターの現状】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140317/k10013040724000.html
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原則論を言えば当たり前のことが出来ない世情が、異常な社会と映るが、核家族化の
成れの果てとなれば、こういう惨状もあちらでのベビーシッターの子供に対する虐待も
度々報じられている現状をみれば、保育園なりの拡大解釈をした方が理に適うのでは
にしてもメディアに取っての天敵と化しているネットへの警鐘も依存症を見せるメディア
では
これが映画となれば、ベビーシッターや子の受難として数々のものがある。
それも怖い映画としてだから、素材としては映画化しやすい素養が相当にあるのだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=CIgx8CA5mn8
「夕暮れにベルが鳴る」 七十九年公開作
あちらの都市伝説的物語として、主人公がベビーシッターをしている元に見知らぬ男から
何度も不気味な電話が掛かってきて、警察へ通報すると逆探知の末警察から危険を知ら
せる電話が・・・。と、ここまでのサスペンスは見事な恐怖を映像化していてその後は犯人
探しの、そして主人公と犯人の遭遇を経て事件解決へは前半のテンポと違って冗漫な感
じで、刑事役のダニングの特異なキャラクターしか印象に残らない。
http://www.youtube.com/watch?v=1U8QyDsjgIo
「ストレンジャー・コール」 〇六年公開作
上のリメイクらしいが、こちらは犯人云々でなく主人公のベビーシッターの恐怖やそれか
らの反撃とか独り舞台のある程度練られた展開として映像に釘付けにさせる妙はあった
が、如何せん府に落ちない場面も散見して、サスペンス気分がそがれた。
http://www.youtube.com/watch?v=MPk2005bKC8
「ガーディアン 森は泣いている」 九十年公開作
ベビーシッターの怪しげな雰囲気が徐々に明らかになり、オカルト展開的へと繋がり
最後は凄まじい結末へと続く「エクソシスト」の監督もの。
流石に往年の手腕がなく、恐怖の仕立ても残念過ぎる。
大樹の精霊云々も、幻想的な映像がちゃっちくて、そして三人組の男の部分の襲う
からの展開は特撮も笑いが漏れるものだし、なんとも劇場で見たひとこそ泣くのでは
ないのかと想像してしまう出来・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=ZPnlHmZESO0
「ゆりかごを揺らす手」 九十二年公開作
こちらは女の復讐劇で、流石に狂気に染まる女の形相の怖さは半端無しで、危なそうな
雰囲気がどんどん強くなって、サイコ・ホラーとしては怖い部類のもの。
にしてもベビーシッターを雇うのが普通の感覚なのだが、そこを利用する復讐劇は映画
としても手堅いものとなって、ただあまり後味の良い感じはしない一本ではあった。
http://www.youtube.com/watch?v=zPZZXwcosxk
ベビーシッターウォンテッド」 〇八年未公開作
こちらは女子大生のベビーシッターアルバイトものだが、展開はどんどん変化していっ
て、最終的に「ベビーシッターのバイト」は、餌の供給の偽りとかになって、酷い目にあ
わされるベビーシッターの血みどろの奮闘という生真面目な学生の受難物語・・・。
まぁ意外な展開にびっくりさせられるが、「やりすぎるなよ」とぼそりと呟きたいテイスト
で、ラストシーンの続編作る気満々の子供悪魔の早代わりにうんざりしてしまった・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=A16gTkH-Vp0
「ベビーシッター」
こちらは誰からも好かれる女の子のベビーシッター騒動記的なものだが、そんな魅力を
感じない者には、一体どこがいいのかさっぱりだから、覗きをする同級生とか親父とか
そして子守される子供とかの心情が全く理解出来ない。
そして最後はそのうちの一人が、親父の運転する車に轢かれてしまいとかで、なんとも
な締まりのない終わり方に、はぁっとため息が出る。
もっともスケベ心としての男達のうきうきぶりは、主人公がもそっと肉感的ならそれなりに
頷けるのだが・・・。
この手のもは他にもあったが、ホラーらしいものでないとと省略。
事件で思いついたベビーシッターものだが、常識的にすべて女ものだけに、なんだかなぁ・・・。
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といったところで、またのお越しを・・・。