守るのも命懸けの忠臣ぶり「バットムーン」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

日本の国会議員としては異例としか言いようがない。
日本国内での怪しい差別行為に対するものに対しては、血相を変えて「国会」
で取上げるとかだが、外国で日本人が差別される事案には無しのつぶてを貫く
姿勢は、いかばかりか・・・。

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3月15日に行われたJリーグの浦和レッズVSサガン鳥栖の試合において、
「JAPANESE ONLY」という横断幕が掲げられ、
その内容が差別的であるとして波紋を広げている。この問題は、政治にも波及。
3月13日に行われた参議院法務委員会において、民主党の有田芳生議員が、
この横断幕問題を含む差別問題に関する質疑を行った。
(中略)
冒頭、有田氏はアメリカの国務省の人権報告書や英国政府のホームページにお
いて、昨今の日本におけるヘイトスピーチや差別デモの動きが取り上げられて
いることを指摘。
これにたいして、谷垣法務大臣は「寛容さ、おおらかさという言葉で表現して
いいかわかりませんが、そういうものが失われている状況に懸念が示されて
いる。



今まで私どもが日本のいいところとして誇りに思っていたところを否定される
ようで、私も大変残念に思っている」と話した。
また、谷垣大臣は事前に有田氏から提出された排外デモの様子を記録したDVD
を見た感想として、「こういうような言い方がいいかどうかわかりませんが
、一言で言って、『誇り高き日本人はどこにいってしまったんだろう』という
ような思いがした。
本当に嫌悪の情を禁じえない面がある。単に嫌悪の情を禁じえないというわけ
はなく、社会の中に、あるいは世の中に対立感を引き起こしていくという風に
私は思っております」と述べた。
有田議員は昨今の差別デモとそれに対する法務省の対応について質問した後に、
「こうした問題は、一部の特殊な例ではなく、日本には差別の土壌があるので
はないか」として、Jリーグで掲げられた差別横断幕の問題を取り上げた。
有田芳生議員(以下、有田):2番目の問題に行きたいと思います。
今日の新聞各紙でも報道されておりますが、サッカーの浦和レッズのサポータ
ーが差別横断幕を掲示した問題。
このことについてお聞きしたいと思います。まず文科省、細かい経過説明をお
願いします。
(中略)
有田:この問題、なかなかそこまで報じられておりませんけれども、日本の新
聞は今朝も報じていますけれども、実は例えば、外国で言えば、カナダ、オー
ストラリア、あるいは報道機関でいうとアルジャジーラ、韓国の報道メディア
ですね。世界的に報道されている。
これまた、「日本はいったいどうなっているんだ」
という問題として取り上げなければいけない。
これ差別的行為じゃなくて、差別なんですよね。
はじめ浦和レッズの方は「差別的行為になるかもしれない。掲げた人間がどう
考えていたのかわからない」というような対応だったのだけれども、皆様に資
料1の左側にですね、その浦和レッズのサポーターが掲げた「JAPANESE ONLY」
の写真です。その背景にチラッと出てますけれども、旭日旗もそこにあるんで
すね。
これはビデオも含めて、現場にいった方々ならわかると思うんですけれども、
日本全国で今なお続いている差別デモが、やはりあの旭日旗と共に行われている。
しかも、この浦和レッズの問題はですね、これまでやはり土壌があったという
風に、やはりクラブの方でも認識しつつあるということなんです。
(後略)

全文は
http://blogos.com/article/82266/
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何に対しての国会議員かといえば、なんら日本のためにならない存在は、税金の
無駄使いに相通じる。
まして「自作自演」の臭いが漂う事案は、「アンネの日記」ともども、練られた
シナリオの「コラボ」を思わせる変な既得権益集団のなせる業ではないのか・・・。




普通の神経の日本人国会議員とは、謂れなき非難に晒される「日本の子供」を
まもるべき存在だろう。
それがどこかの犬という揶揄されてしまう存在では、いかんともしがたい。

と、犬の例えにされるものは、どこか卑しいものと理解されるが、本来の忠犬
と呼ばれるものは、飼い主の危機を身をもって守るという自己犠牲の素晴らしさ
を持っているものだろう。
そんな犬の活躍が見れるのが「バットムーン」という狼人間対犬の壮絶な戦いを
描いた作品である。







「バットムーン」 九十六年未公開作

昔ながらの狼男のホラー作品だが、そこは変身シーンの精巧さと人間を守るのが
忠犬であると、狼男対犬というバトルの展開も珍しいし、小品ながらの少人数で
のテンポも上手く、怖さの中で犬の活躍が目立って微笑ましくも「守る」という
ものの意思に爽快感も味わえる。
主人公が狼男に恋人といるところを襲われて、恋人は殺され自分も相当な負傷を
負って片田舎に住む姉を頼って療養という出だしから少人数のサスペンスと変身
してしまう恐怖に主人公は怯え、そしていつしかその怯えも変身と共に「獣の意
思」に支配されて、姉と子供を襲う展開。
それを変身前から察知していた犬は、果敢に戦いを挑む。
大型犬愛好家にとっては、忠臣である「ペットの活躍」は心弾む。
いくら傷ついても、怯まず怖気ずと犬のかっこよさが際立って、いっぺんに犬が
主役となって、メデタシ、メデタシと相成るホラーのサスペンスと展開が良い
映画で、これが公開作でなかったのは、少々残念である。




バットムーンって言えば、不吉な月ってなわけでこんな歌もあった。
「今夜は外に出かけてはいけない」不吉な月が輝き天変地異が云々・・・。
軽快な音に、不気味な歌詞のありかは、さすがジョン・フォガティーのセンス
かいなっと・・・。

にしても日本に対して「忠犬」なら、持て囃されるものを「自作自演」で何でも
利するしか能のない者たちを擁護するのは、差別意識とは別に情けなさが渦巻い
てしまい、嘆かわしいものである。
そんな裏が知られたら、それこそ憎悪されるのは「被害者ぶる者達」なのに・・・。

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            といったところで、またのお越しを・・・。