他の国であるなら「自国民を腐らすマス・メディア」はそうそう見かけることもないと思う
が、日本には「自国憎悪」を抱く者が「報道関係」に多いと見えて、なんとも早な論調が
跋扈している。
それがあの悪夢の民主党政権から、国民の選択で政権交代してみれば、その「醜悪
な思考」を隠しもせず紙面に躍らせる「火病患いの発狂」状態なのだから、国民にとっ
てはたまったものではない。
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日銀の物価2%目標の深い意味を銀行マンが教えてくれた。…ゼロ金利以下には金
利を下げられないから、物価2%になるまで金利は上げません、という時間を使った
いわばマイナス金利なのさ。
似た話は少し前のヘリコプター・ベンと呼ばれた男。飛行機乗りじゃない。
大国アメリカの金融政策を決めるベン・バーナンキFRB議長。ドル紙幣をどんどん
刷ってヘリでばらまけ、とほえた。
いずれも銀行に預けた貯金の値打ちは、時間のたつほど減ってゆく。だからお金
を使えという。
でもお金が回ることと、お金を無理に使わせることはちがう。調子に乗りすぎるな
よアベノミクス。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/yuhodo/CK2013012902000257.html
通貨戦争ということばが飛び交っている。それも日本が火ぶたを切ったと非難されている。
確かにアベノミクス効果で円安が急速に進んだ。
米セントルイス連銀のブラード総裁は円安の進行について「いわゆる近隣窮乏化政策だ」と
述べた。
どこかの国が故意に自国通貨を安くすれば他の国は通貨高になり、その結果、輸出減少・
失業増加に至る。日本はその政策に踏み出したというのである。
米国自動車産業界も同様に「自民党は貿易相手国を犠牲にし円安を通じ貿易をゆがめよう
としている」と非難する声明を発表した。
ドイツのワイトマン中央銀行総裁も、日銀は安倍晋三首相の圧力に屈し独立性を失う危機に
あり、「為替レートの政治化(通貨切り下げ競争)が起きる恐れが出てきた」と警告した。
メルケル独首相もダボス会議で「今の日本を見ていて全く懸念を感じないとは言えない」と述
べた。
韓国のマスコミは「円安空襲だ」などと大騒ぎ。韓国ウォンは昨年、日本円に対し約20%も
上昇したそうだ。
韓国当局者は電機や自動車の競争力が失われると懸念しており、市場介入を示唆して
いる。
中国もまた、国営新華社通信が「このような近隣窮乏化政策を続ければ他国も追随せざ
るをえなくなり、世界的な通貨戦争が起きる」と日本批判の論評を流した。
事実は通貨戦争の火付け役は日本ではない。リーマン・ショックや欧州通貨危機などの
金融動乱をうけ、各国通貨は乱高下した。
そのなかで新興国を中心に自国通貨安に動く国が相次いだ。先進国のスイスすらスイス
フランの防衛線を設定し、無制限の介入で通貨高を防いできた。
こうした国々の為替操作が問題にされず、通貨戦争に遅れて参戦した日本が批判される
のは、日本が国際通貨秩序に責任をもつべき大国だからだ。
日本はその責任を放棄したとみなされている。
米国の国務省、財務省は日本の当局に対し、日米関係に「きわめてセンシティブな問題」
が起きていることに注意するよう警告してきた。
日本では外債購入による円安誘導政策を説いて回った人がいるが、ようやくその危険性
に気づいて口をつぐんでしまった。
米国は中国の人民元操作を批判することで、かろうじて対中経済外交のバランスを確保
している。同盟国日本に汚い円安政策をされたのでは立場がなくなるのだ。
日銀短観では日本の輸出企業の想定円レートは約79円である。もうそれを10円も上回
っている。100円を要求する業界があるが、むさぼりではないか。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130130ddm008070115000c.html
記者の目:安倍政権と歴史問題=西川恵(外信部)
日本の右傾化が内外で話題となる中、その空気を体現するように党内右派の安倍晋三
氏率いる自民党が総選挙で圧勝した。
安倍新首相の外交における重要なポイントは、前回と同様、歴史問題をどう管理するか
だと思われる。
◇国際的公共益を念頭に外交を
右こそ右を抑えられるといわれるように、首相時代(2006年9月?07年9月)、安倍氏は
信念の靖国神社参拝を自制し、小泉純一郎政権下で悪化した中韓との関係改善を果た
した。
今回、領土問題で再び中韓、特に中国との関係が最悪に陥る中で再登板するめぐり合
わせとなった。
前回のように巧みにさばいてほしいが、衆議院で公明党と合わせ3分の2を超える議席
を獲得し、独自色を打ち出すチャンスと安倍氏が捉える可能性もある。ここで歴史問題
全般に触れる余裕はないので、私が一つの懸念材料とみている従軍慰安婦問題を取
り上げる。
◇河野談話見直し表明した安倍氏
安倍氏は、この問題で「おわびと反省」を述べた河野(洋平)官房長官談話(1993年)を
見直す考えを明らかにしている。
「狭義の強制(いやがる女性を無理やり連行したこと)はなかった」とし、「これを正さない
と将来の日本の人々に申し訳ない」という趣旨のことを述べた。
私は以前、オランダで従軍慰安婦問題をかなり深く取材した。日本軍がオランダの植民
地だったインドネシアを占領した際、オランダ人女性を慰安婦にした問題だ。
倍氏は従軍慰安婦に対して不特定多数を相手にした公娼(こうしょう)所にいた女性のイ
しかし、女性たち全員が公娼所のようなところにいたわけではない。河野談話に基づい
また当時、日本兵のホモセクシュアルの相手をさせられたオランダ人少年4人がいた。
「愛人にされた女性は本来の従軍慰安婦ではない」との反論もあろう。しかし今日、
欧米は従軍慰安婦問題をすぐれて女性の人権にかかわる問題として捉えている。
◇独りよがりでは日本は孤立する
すでに07年、米下院本会議で日本に対し、慰安婦問題で謝罪を要求する決議案が
最近の右傾化の空気で私が危惧するのは、国際社会の共通認識や価値観と乖離
米国のある識者は「右傾化によって、日本は短絡的な見方しか持てなくなっている
戦争の惨禍をアジアに及ぼした日本は二度と排他的利益を求めず、
国際的な公共益に沿ったところで自国の国益を追求していくことを課せられている
欧州のドイツになる」と言うのと同じ脈絡だ。
政府開発援助(ODA)や国連平和維持活動(PKO)はまさに国際的な公共益に貢
国際社会が日本に抱く好印象と高い期待も、国際的公共益を常に念頭においてや
先の従軍慰安婦問題も女性の人権という公共益の中に位置付け、日本が主導権
アジア女性基金というノウハウも持っている。国際的な公共益に背を向けるような
毎日新聞 2012年12月18日 00時15分
http://mainichi.jp/opinion/news/20121218k0000m070096000c.html
http://mainichi.jp/opinion/news/20121218k0000m070096000c2.html
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政権交代してからというもの発言のみで「円安・株価上昇」が続いて、明るい兆しを
見せ始めているのだが、マス・メディアにとって、日本本国よりは他国への「配慮」が
最大限の関心事だから、これでもかの「言を極めて」現政権を貶めようと躍起になっ
て読者にとっては「この不幸な日本」が最高にご機嫌な事象でもあるかのようで、違
和感が湧き上がってくるというものだが、こんな国内メディアは、日本にとって有害で
あって、なくても誰も困らない。むしろ「つぶれてなくなれ」と呪詛を掛けられそうである。
民主党政権の「底なしのダメ運営」にうんざりさせられた国民にとって、次に弾劾すべき
なのが、不利益ばかりを煽り立てるマスコミであるは、国民の共通認識になりつつある。
その中でも上の二社や「アサヒる」報道機関など、「足を引っ張るだけの有害な存在」と
してより強烈に認識しなければ、国益がどんどん毀損していくだけである。
で、今までの「捏造やら偏向・印象操作」から覚醒すれば、反対に憎悪も増すものである。
何より身体的毀損はなくとも、日本人としての誇りを傷つけ、他国に利するというのだから、
復讐にも似た思いを抱いたとしても、それは社会正義になって来る。
そんな心情を映画に求めれば、壮絶な犠牲を強いたものに対する復讐としての社会正義
の制裁を見せる「鮮血の美学」などの復讐劇は、もってこいなものとなるだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=8W9KPhmYYtg
「鮮血の美学」 八十七年公開作
七十二年制作のものだが、その過激すぎる描写で日本公開は随分遅れたもの。
この「目には目を、歯には歯を」というイスラム教の日本的解釈としての遺族の「残酷な
復讐」には、グロさを勘案しなければ「当然な社会正義」として、容認出来るものである。
物語は十七歳の少女が不良集団によって辱められた後、無残にも殺されて仕舞い、その
犯罪集団がこともあろうにその両親の家に、車の故障で一夜の宿を申し込むという映画的
には都合が過ぎる展開の後、この両親が娘のあだ討ちをするという「因果応報」のさまを、
これでもかの残酷描写にしたためた「復讐劇の究極的作品」
まぁ、グロさ半端なく心地良い復讐ではないだけに、見終わっても後味は悪いままなのだが
復讐の中でも「阿部定事件」みたいなあれのチョンギリって、愛情の裏返しでなく復讐でも
有能な仕返しとして「男にとっては、映像が痛く感じる」という教訓も、余計後味の悪さを
増幅させてくれた。
ただ、前半での犯罪集団の傍若無人の「いたぶり方」に憤れば、それが後での復讐を応援
してしまう人間の社会性をみせて、正常というモラルからすれば、グロくともある程度カルト
と数えられる映画にはなる・・・。
この少女から大人の女性の復讐劇としては、ポルノまがいの邦題を付けられた以下の
ものも壮絶な復讐を遂げるとして、あまり後味が良い訳ではないが、主演の熱演が見られ
る分だけ強烈であった。
http://www.youtube.com/watch?v=ZkCTSn8gcL4
「発情アニマル」 七十八年公開作
邦題が何よりのポルノまがいだから、観客といっても大概見るとすれば男性で股間が寒々と
する後半には、上の作品と同じく後味は悪い。
物語は女流作家の静かな場所での創作活動に選んだ辺鄙な田舎での悲劇。
勿論レイプの描写の凄さと、その後の復讐劇は男への屈辱を最大限にして、痛快なものと
なって来る。
これも前半のレイプからの虐待を存分にエロ・グロで描いて、この場合男性観客でも女性へ
の「感情移入」が起こり、復讐を応援する気分になって来る。
もっともあまり後味がいいわけではないが・・・。
両作品ともリメイク版もあるが未見につき・・・。
こういった直接的な復讐では「犯罪」になってしまうが、理不尽な言論には「不買やら監視」
でもって、「凶悪な暴走」を止めるだけでも効き目はあるし、まして「信頼をなくした情報機関」
では、後は「転げ落ちていくばかり」である。
静かにしかし確実に「操作」を行えないようにするには、より批判を集中させることで、良心に
訴える良識的批判を展開していくことであるだろう。
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といったところで、またのお越しを・・・。