ネットの世界に「嘘は付き物」という認識があれば、「火傷」をすることないのだが、
少しばかり有名になり名が売れると、ネットにサイトを持ちやたら商品を紹介するやら
オークションでゲットしたなんて記事をエントリーして「信用させる詐欺的行為」が
その人の「タレントとしての価値」を著しく落とす「金に転ぶ守銭奴」のそしりで、それが
蔓延するのは、「金銭感覚のみで、自分の社会的責任」への配慮が欠落した「人として
の矜持」のない人達と認識すれば、その人の商品価値もなくなってしまう・・・。
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ペニオク詐欺 熊田曜子、永井大らも“成果報告” 2012年12月14日 10時20分
「ペニーオークション」の詐欺容疑で逮捕された鈴木容疑者らはサイト名を変え他にも
複数のペニオクを運営していた。
そのうちの「わくわくオークション」では、松金が最近はやりのタジン鍋を199円で、さらに
熊田曜子(30)が“水で焼く”オーブンを5000円程度で、落札したことに。
小森純(27)も「ギャルオークション」でアロマ加湿器をたった225円で落札したとブログ
で騒いでいた。東原亜希(30)はiPadを落札した。
こうした芸能人ブログの写真をサイトにアップし、鈴木容疑者は「なんと!商品を買ってい
る芸能人も多数!」とアピールしていた。
男性タレントで“広告塔”の1人になったのが永井大(34)。宣伝に加担したのはワールド
オークション系列のペニオクではないようだが、一昨年末のipadを855円で落札し「うそ
でしょ!?ラッキー♪ラッキー♪ラッキー♪えっ!?本当に!?ヤッター!!!」とブロ
グに書いていた。
永井の所属事務所は「後輩から(オークションのことを)聞いて落札したのは確かです。
お金はもらっていません。
その会社のことも知りません。ただあまりにも安すぎておかしいんじゃないか、返した方
がいいんじゃないかとなり、商品は返しています」と説明。永井サイドに悪意はなかった
ようだ。
みな既にブログを削除していることから、ほしの同様に虚偽の落札だった可能性が極め
て高い。
捜査関係者によれば「各地の別のペニオクサイトも、摘発が続く可能性が高い。
美容商品主体のあるオークションでは、女性モデルが多数在籍する芸能事務所の関
係者が、サイト運営に直接関与していた疑いもある」と話している。
東スポweb
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/62713/
入札のたびに手数料を支払う仕組みのインターネットオークション「ペニーオー
クション」の手数料詐欺事件で、詐欺容疑で逮捕された会社役員の鈴木隆介
容疑者(30)らが、摘発されたペニーオークションサイト以外に複数のサイトを
運営していたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。
これまでに複数の芸能人が、自身のブログでペニーオークションを紹介してい
たことが判明。
京都、大阪両府警はこれらのサイトとの関連を調べ、鈴木容疑者が宣伝する
ため、芸能人を利用した可能性もあるとみて捜査する。
*+*+ 47NEWS +*+*
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012121401002338.html
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自分のブログで商品紹介したり、オークションの誘いとかを本人がそのエントリーを記し
たかはっきりしないが、名前だけは使われ訪ねた人は「本人の言を信用」したら、そこは
詐欺サイトやら詐欺オークションであったで、マスコミは「利用されたやら、知らなかった」
で済まそうとする配慮は、いかがなものか。
市井の人より影響力があり、怪しいオークションだとしても、その名の人が取上げるなら
の信用度を利用したとなれば、「商売上は鬼畜の行為」となる。
それでなくとも何でもステルス広告して、名を広めようとか人気なくとも大人気とかの「ホラ
吹き」を大々的にしてしまい、後の検証で大概裏が暴かれ、ネットで言うところの「大炎上」
とか、最近でも「サムゲタン」とかの「かの国の喰いもん」がその槍玉に上がった。
病気の人への食事の場面に、夏のスタミナ食であるものを当てはめて、平然としていら
れる神経の「鈍さ」に、唖然としてしまうのだが、小銭稼ぎに傾注すると「相手の思惑」に
まんまと踊らされる・・・。
で、「大炎上」とかの語句を見て取れば、やはり「火による怖さ」を取り扱った映画が
思い出される。
ホラー映画の中で、残酷な殺戮とかは多いのだが、直接的な火を使った殺害方法を
映像にしたためたのが「恐怖の火あぶり」という映画ではないだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=ryZLeBgSuVU
「恐怖の火あぶり」 八十年未公開作
精神分裂気味の主人公は、職場であるゴミ処理場で同僚が誤って全身火達磨
になる事故の時も、その光景でトラウマへの恐怖心が蘇り、助けもせずに呆然
と立ち尽くすとかで同僚からも毛嫌いされていた。
そして唯一の家族で絶対的命令者である母が死んでしまった。すると幻覚がこだまし
縛り付けられていた母からの解放を聴くのだが、幼少のコンロの火に腕を焼かれると
いう母からの虐待がトラウマとなって、火に対しての恐怖と女性への憎悪が増幅して
攻撃的な性格が、異常な行為へと発展していく。
まずは職場を放棄して室内改造に当たり、ついで防火服を購入して、次に狂気の
怒りをぶつける相手として花屋の女性に近づく・・・。
上手い具合に自宅へと女性を誘い込み、後頭部を殴り改造したステンレスの部屋で
裸にした女性を耐火服を着て、ガソリンを掛けて女性を焼き殺す・・・。
これに味をしめた主人公は次々と女性を誘拐気味に連れてきては「焼き殺す」と完璧
変態趣味を全開となって、それでいながらその蛮行を悔やむという分裂症の陰陽が
精神を苦しめる・・・。幼児期体験からのトラウマに社会に融合できぬ歪んだ性格からの
脱却で牧師に懺悔してみたりとするのだが、同僚から誘われたダンスパーティでも手を
引かれただけで、トラウマが甦り、女性の髪に火をつけてしまうとかで、自宅に逃げ帰り
心配した牧師へも、やはり火炎放射器で、殺戮への狂気は精神を破壊して、殺人鬼とし
ての性は、このまま・・・。
だがそうは問屋がおろさないとばかりに、トラウマからのヒューマン・ドラマらしさが全部
ぶっ壊して「唖然とするラスト」が待っていた・・・。
サイコ・スリラーらしさがオカルトでしめるという斬新さと、殺戮の方法が「丸焼き」という
血が飛び散るよりも、後々焼き殺された遺体のむごたらしさの方が残像として印象が
強烈で、これで臭いが漂ったら「あげてしまう」気持ち悪さで恐怖を感じると、低予算でも
アイデアで独特の緊迫感とステンレスと女の吊るされた裸のコントラストが寒々として
そこに火が覆えば、やはり瞬間目を覆う・・・。
精神的ホラー映画として、これはこれで秀逸な一遍ではあった。
http://www.youtube.com/watch?v=7cPsewoSRA8
「陰獣の森/ふりむくな 忍び寄る影」 八十一年未公開作
原題が似たようなものだが、こちらは完璧なスプラッターな森での殺戮劇であるのだが、
全く恐怖を感じることのない浮浪者然とした殺人鬼と、わざわざやられに行く町の人の攻防
が延々と続く。原始的な木の槍とかで決着を付けちゃうのも凄いが、この程度の出来の映
画で続編を作る意欲でもあったのか、無心に土を叩く子供を登場させてエンドとかには、笑
いが出た。上の作品と原題が似ているのでもしやと思ったのが間違いであった。
いつもの怨み節になる一遍。
上の作品のリメイクなのか、「森で歌って殺されて」って題名になるらしいが・・・。
なんだかなぁ・・・。
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といったところで、またのお越しを・・・。