外野の騒動に本人はいかに・・・。「ヘルスネーク」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

暗い話題しかない「かの国」にとって、ストカーする国の選手よりも大層得点が多ければ、

それだけで「狂喜乱舞」してしまうのは、いか仕方ないのかも知れないが・・・。

「調整不足」は本人が一番分かっているし、まして採点につりあわない演技も自覚していよう

それをなんだかんだと「ズレた感情」を剥き出しにされては故国とはいえ、嫌気がさすのでは

と心中を察するのが、以下の様な「ローカル大会」に出た金メダリストの顛末である。


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ドイツのドルトムントで10日、フィギュアスケートNRW杯が行われ、バンクーバー冬季五輪

金メダリストのキム・ヨナが201.61点を記録して優勝した。フィギュア女王の華麗な復帰に

海外メディアも賛辞を贈ったが、日本のネット上だけで反応が違ったと、複数の韓国メディ

アが報じた。
韓国メディアは、「日本メディア、キム・ヨナが復帰戦圧勝、浅田真央を超えた」、
「キム・ヨナああ無情、海外メディアの絶賛リレーに日本のネットユーザーは嫉妬」、
「世界で唯一、キム・ヨナをおとしめる国」「キム・ヨナがカム
バック、羨望(せんぼう)の中で日本はけなす」
などの見出しで伝えた。
日本のメディアは10日、キム・ヨナがNRW杯で今シーズンのフィギュア女子シングル最

高点で優勝したと一斉に伝えた。



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AP通信もキム・ヨナの競技について「キム・ヨナが復帰舞台を支配し

た」と報じた。
米スポーツ・アイESPNはキム・ヨナの復帰を伝えるとともに、、来年3月の世界選手権

大会の強力な優勝者として浮上したとの見方を紹介。
キム・ヨナはフリースケーティングで演技の終盤、ジャンプの着地過程で倒れるミスを

犯すなどして減点を受けたが、幅広い表現力と幻想的な演技によってシーズン最高

点を受けた。
多くのメディアは賛辞を惜しまなかったが、日本のネットユーザーの反応だけは異な

っていた。
「尻もちをついても最高得点とは」、「女子シングル大会に韓国人の審判が多かった」、
「毎回、同じ演技に飽きる。キム・ヨナにだけ特に甘い点数が出る理由はどうして?」、
「韓国の大企業がスポンサーなので良いスコアしか出ないのでは」など、審判買収説

をはじめ否定的な反応を見せた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1211&f=national_1211_007.shtml

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ここで不思議なのが、選手生命の短い競技のこれまでの「慣例」は金メダルを取れば、

それを引っさげてプロとして「職に就くという選択肢」である。

これまでの選手は皆、金メダルを取ればプロ転向してとアマチュアと決別してそれが

競技の問題点でもあったが、すっかり忘れ去られて「ローカル大会」に出なければな

らない金メダリストという屈辱的な「立場」に誰も異を問えず、最高点だと浮かれるの

はいかがしたものか・・・。

まして明らかな練習不足で演技後半では失速してミスを連発で高得点など有り得

ない。

そこらに思い至らぬ「勝った、勝った」と浮かれているのでは、本人の立場は貶され

ていると見られてしまうのではと、ほんの少しは気の毒になる。

もっとも「銀河点」というシステムを取り入れたオリンピックでの金だけに、プロの興行

として不向きと「烙印」を押されて、結果的にいまだ「アマチュア」でしかないとも取れ

るのだから、そこは「自業自得」の面もありそうだが・・・。


で、こういった過大な装飾を施されて、間違った認識を見る前に人々に与えのに、宣

伝文句というものも入ってくる。

エロ・グロを殊更強調し、それらに執着する人々にとっては「よだれが出る」売り宣伝

を展開してしかしながら本編は、いたってまじめな作りのものという落差が酷かった

のが「ヘルスネーク」という映画ではないだろうか。



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http://www.youtube.com/watch?v=vyfZAOFwk50

「ヘルスネーク/淫蛇の交わい」 七十五年公開作


蛇が女をつらぬいた!
のたうつ性蛇!吹き出る鮮血!
史上最悪の超ショック残酷篇!!
凄絶なる悪魔との交り! 苦悶から喜悦へ…… 思わず漏す処女の絶叫!


この宣伝文句の凄さは見終わった客から「金返せ、この詐欺野狼郎」と罵られたの

ではないかと推察できるのだが・・・。

当時席巻していた「オカルト的超常現象」やら「悪魔憑き」の類いの、それも元々は

「エクソシスト」の焼き直しみたいなものではやはりインパクトが足りないとばかりに、

煽り文句を並べ立てる・・・、売らんがためには「何だってする」根性は映画に限っ

ては見あげたもの。

物語りは一人の女性が突然倒れて、精神錯乱に陥り精神科医は田舎での静養を

奨めて、田舎へと向かうが症状は一向に改善されない。

そんな中でも「恋に落ち」と一応のラブストーリーも含まれて、盛り上がらぬまま

女性を苦しめていた原因が分かる。

と、ここまでそりゃ一応のホラー的要素は含まれているのだが、断然凄いのは

やはり「煽り文句」のヘビの登場シーンであろう。

これがちっちゃな黒いヘビを口から吐き出し、それを恋人が踏んづけて「めでたし

・めでたし」と相成り、仲良く草原を去っていく・・・。

制作側は「バクリ」を大いに生かして、そこにひねりを加えた少女の悲劇と、それを

救う人々として「まじめ」に描いていたつもり・・・、それをポルノ的題名と扇情過ぎる

言葉を駆使して、万人に誤解を与える罪深き人々もいるを、今更ながらに納得させる

一本である。


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                            といったところで、またのおこしを・・・。