金が貰えるという直接的な「バラマキ」を政策として突き進める「詐欺マニフェスト」の破綻が
再び「名前だけ変えた政党」によって提示されたが、財源の根拠が弱すぎて「結果的借金」
でバラマクと「財政を危険にさらす」とかでは、とても懸命な施策とは思えないし、まして「十年
で廃炉」とかには、今現在も「廃棄物処理」で揉めている現状を見ない「妄想集団」とも思える。
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日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は2日、都内のホテルで記者会見し、遅くとも
10年以内の原発完全廃炉や消費増税法の凍結、年間31万2000円の子ども手当支給などを
柱とする衆院選公約を発表した。
公約では、党の看板政策である「卒原発」に向け、10年間の工程を「卒原発カリキュラム」とし
て策定。最初の3年間を「助走期」、その後の7年間を「離陸期」と位置付けた。助走期には、
再稼働した関西電力大飯原発(福井県おおい町)を停止させるほか、原発新増設は認めない。
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)や青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場も
即時に廃止するとした。
一方、「再生可能エネルギーの普及、新しいエネルギー産業の創造の基盤をつくる」と強調。
原発廃止に伴う電気料金の値上げを抑制するため、値上げ相当分を交付国債で給付すると
している。
時事通信 12月2日(日)12時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000030-jij-pol
――選挙戦の勝敗ラインと争点は。
「これから戦うので到底申しあげられない。理想は(勝率)100%だ。原発問題、子どもへの
投資、税金の無駄遣いは大きな争点になる」
――選挙後、誰を首相指名で推すのか。自身が国政に進出する考えは。
「かつて自民党に(首相=総理と党代表=総裁が別々の)『総総分離論』があった。
これが制度的に問題になるとは思わない。
地方の現場を知っている首長だからこそ、日本を変えられる。衆院選、参院選への出馬を具
体的に考えているわけではない。
知事として全うするのが今の立場だ」
――政権公約に、民主党の2009年の公約と同じ月2万6000円の子ども手当の支給を盛りこ
んだ。 「子どもを生み育てる社会的支援の仕組みの中で、わかりやすく、求められているの
が2万6000円の支給だ。
民主党が出したこの数字に根拠がないのは知っている。しかし09年の政権交代時にこの目標
を国民が求めたという意味で、つながりがないわけではない」
――財源を捻出する方法は。
「子ども手当に必要な5兆円近くの財源は財政組み替えの中で生み出す。それぞれの部局
に削減計画をもってこさせ、2割カット、3割カットに対して道筋をつける。政治主導でムダの
洗い出しをする」
――衆院選では憲法改正や集団的自衛権の行使も争点になる。
「戦後体制の総決算の時に、今ここで憲法改正を議論するタイミングではない。集団的自衛
権の行使を含め、軍事面での強化は党として反対だ」
日本経済新聞 (2日の記者会見を基に再構成しました)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS02006_S2A201C1PE8000/
マニフェストについて民主党が非難されるべきなのは「約束を果たさなかったから」ではない。
「果たせない約束をしたから」である。
分裂状態に陥った民主党で、小沢一郎元代表ら造反議員は野田政権の「公約違反」を批判
する。政権交代につながった09年総選挙の公約に消費税増税はなかった。たしかに「国民
に対する背信行為」のそしりは免れない。
いずれ総選挙で国民の審判を仰がねばなるまい。
だが、野田首相に「約束を果たせ」と言いつのる小沢氏らは財源の裏付けのない「果たせない
約束」をつくった責任をどう考えるのか。
もう一度、民主党の公約を見てみよう。
月2万6千円の子ども手当を支給する。月7万円を最低保障する新年金制度を導入する。
提供するサービスははっきり書いてある。
一方、財源については「むだの削減」といった、あいまいな記述にとどまる。
最低保障年金を実現するには、「10%」をはるかに上回る増税が必要になることも、それに
もかかわらず多くの人の年金が減ることも書かれていない。
「負担増なしに福祉国家を実現できる」と言わんばかりの公約だった。
その公約づくりを党代表として主導したのは、ほかならぬ小沢氏だった。子ども手当の額を
上積みさせ、「財源はなんぼでも出てくる」と言い続けた。
現実には、子育て支援の充実も年金財政の安定も、増税なしには困難だ。だからこそ、3代
の民主党政権が苦しみ続けたのではなかったか。
小沢氏は何をしていたのか。「むだを省けば、増税なしに財源をつくれる」というなら、具体的
にこのむだを省けと政権に迫ればいいではないか。
増税を試みた菅政権にも野田政権にも、そんな説得の努力をしたとはついぞ聞かない。
asahi.com 2012年6月28日(木)付
http://www.asahi.com/paper/editorial20120628.html#Edit1
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「選挙公約」に対する責任から逃れて、真新しい名前だけ変えて「政権公約」の立案した者達
の「汚名」からも姑息に逃げ回りなのだから、そして「根拠なき手当て」という三年前のヤキ写し
で、どの顔で政権公約を告げる「厚顔無知」のなせる業は、やはり「責任を取らなくていい」とい
う「国民を守る」政党とは、あまりにもその体はなしていない。
それでなくとも「即座の対応」次第では、子供の被害も最小で防げた県下の「殺害らしき自殺」
まして事件後の「大人の対応のまずさ」には、異常な県民性まで伺えてと、まずはこういったと
ころをきっちり処理した後なら、「子供手当て」を引っ張り出しても良しとなるが、「生めよ、育て
よ」の福祉には、「陰惨なイジメ」の解決なくして、金だけばら撒くのでは不安が先行して、国民
には、安心出来る子供の成長とは思えず、人口増加に寄与しない。
そんなことは「子を持った親なら誰でも分かる」真理だろうに・・・。
まして「いまだに紛糾している処分場問題」を忘れたかの「原発問題」の提議も、いささか財源
を忘却して論じるのは、どうかしている。
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未来の党 飯田代表代行に聞く 脱原発 政治と市民つなぐ
「卒原発」を掲げて結党した日本未来の党(代表・嘉田(かだ)由紀子滋賀県知事)の飯田哲
也代表代行は本紙のインタビューで、結党までの経緯や原発ゼロに向けての道筋などを語
った。(聞き手・岩崎健太朗、宮尾幹成)
-新党の準備は、どのように進んだのか。
「『脱原発』で一票投じられるような政治が必要だという市民側の動きがあった。
一方で政治家の側にも脱原発『オリーブの木』を模索する動きがあった。その間を嘉田さんと
私がつなごうとした」
-脱原発を求める市民と政治がつながったと。
「民主党政権からは言葉でごまかす『原発ゼロ』政策が出た。自民党は安倍晋三さんが総
裁になり明らかに原発維持に戻る流れが出た。
日本維新の会の橋下徹さんも、石原慎太郎さんの太陽の党とくっついて原発推進勢力にな
った。こちら側のまとまりが、ますます必要だと感じた」
-決断したのはいつか。十一月二十四日に嘉田氏が国民の生活が第一を率いていた小沢
一郎氏と会談したそうだが。
「その日に、大枠は決まった。しかし、嘉田さんは県庁や県議会関係者、支援者らから反対
され悩んでいた。
最後の最後の決断は記者会見で結党を発表した二十七日当日。朝、私が『ここまで来たら突
っ込みましょう』とメールで背中を押した」
-嘉田氏は「二〇二二年の原発ゼロ」と踏み込んでいる。
「原発稼働ゼロから出発して、本物のゼロに持って行くカリキュラムをつくるのが『卒原発』。
十年後どころか、できることなら、このままゼロだ」
-具体的な道筋は。
「関西電力大飯原発(福井県おおい町)を動かしながら活断層調査をするのは安全神話そ
のもの。
今の原子力規制委員会では、まともな安全基準ができそうにない。まだ国会同意していない
ので人事を見直す。
基準を見直してバックフィット(再適用)すれば、全国五十基のうち二十基は止まる。
さらに原子力損害賠償や使用済み核燃料の総量規制の問題。これらを全部テーブルに出し
て議論していけば、そのまま限りなく原発ゼロになる」
-未来の党は、事実上の小沢新党との指摘がある。
「今回の結集は、小沢さんが身を捨てて、すべて嘉田さんに委ねるところから初めて実現
した。潔い人だと思った。そんなに心配していない」
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012120202000094.html
東京電力福島第1原発事故の放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場候補地とされ
た栃木県矢板市で2日、約8千人が参加する反対集会が開かれた。市民らは「白紙撤回ま
で戦い続けよう」と声を上げた。
会場の公園には、茨城県で候補地とされた高萩市から「断固拒否」のプラカードなどを
手にした市民も参加。草間吉夫高萩市長と遠藤忠矢板市長が出席した。
*+*+ 47NEWS +*+*
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120201001444.html
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行き場のない「廃棄物」をどう処理し、その上でエネルギー問題として緩やかに変換が、
経済も国民生活もある程度の「改革」と呼ばれるもので、効率の悪い太陽光とかでは、
再び「廃棄物処理」の問題が起こってくる。
この焼き直しのような「マニフェスト」で選挙をしようとするのだから、政党からして国民は
「愚民である」と言っているようなものである。
それでなくとも政権を盗った民主党がやったことといえば、マニフェストに書いてないことだ
ばかりで、ここも再びある程度の議員を抱えれば、連立という目が出てくる。
するとまたまた「なんちって法案」がゾンビの如くに甦って来る。
だけに最小の政党への転落が、この新党には相応しい・・・。
にしても、詐欺的マニフェストの「焼きまわし」を出して、時間的に裏づけの詳細もなく
「お願いします」というのでは、国民は白紙委任状を求められているだけとなり、愚民
として見ている「小沢チルドレン」が、国民を「ベイビー」扱いか・・・。
で、この嫌悪感が漂う扱いと同じく、後味の悪さはピカイチだったのが「ベイビー、呪われた
密室の恐怖」という映画である。
http://www.youtube.com/watch?v=sAb3J7WONhE
「ベイビー 呪われた密室の恐怖」 七十三年未公開作
「ベビー・シッター」となれば、大概の人は「赤ん坊ないしは幼児」と認識して、それなりに
あれこれ「自分なりの育て方、扱い方」を想起して、それを職業とする人もまた同じだろう。
それが身体は完全な大人の男だが、知能もまた言語も全くの「赤ん坊」となったら面食らい
そして溺愛する母親や陰険にいじめる姉妹とかの言動に不憫になって、何とかしようとする
と奮闘する人を中心にして物語りは展開していく。
まぁ、この設定からして唖然としてしまうのだが、その赤ん坊に対する母親や仕舞いの仕打
ちは「完璧な虐待」なのだが、なりが大の大人となれば「異常な世界を垣間見ている」気分
になって、なんとも嫌な気分に陥る。
何より母親の「冷酷な顔立ちとイラ付く姉妹の態度」が、ベビーシッターの活躍をなんとも
「正義の味方」みたいな気持ちにさせられるが、それにしてもオムツを履く大人という映像が
それさへも「見ていて苦痛」という気分へと追いやる。
「じゃ、見なけりゃいいべさ」何だけれども、「ゲテモノも見なけりゃすまない」へそ曲がりは、
「嫌だ、嫌だ」と呟きながら、だらだらと見てしまうと、まったくどういう性格してんだ・・・。
この異常な家族はこれまでも男に近づく女はすべて殺していてと、異常すぎる残虐性も併せ
持ち虐待と溺愛とない交ぜになった「精神破綻」一家から、なんとか脱出させるのには、やは
り死しかないと「殺す」という選択をするのだから、こちらも異常な性格となり犠牲になったこれ
までの女性達の穴に投げ入れる。
これで「赤ん坊男子」は晴れて自由かと思いきや、必死になるにはそれなりの訳がありと、自
宅へと連れ帰るのだが、そこにはあれまこれまな唖然とする理由があったで、その異常すぎる
映像はエンドとなって、見終わったこちらは「呆然とする」そして後味の悪さだけが脳裏に焼き
ついて「やはり見なきゃ良かった」と後悔する・・・。
と、この映画みたいな「後味の悪さ」を選挙では味わいたくないものである。
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といったところで、またのお越しを・・・。