災害の後に続くものは・・・。「スラッグス」「スクワーム」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

三ヶ月も経てば「国民がパニック」になることもないだろうと、原発事故の「放
射能濃度」が、ここに来てどんどん公開され、それへのいい訳が前述の言なのだ
から、なんとも日本国民も「見くびられたもの」である。

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東京電力福島第一原子力発電所で最初に水素爆発があった3日後、原発から約
50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを
超える高い放射能が検出されていたことが分かった。
福島県は政府に連絡したが、公表されたのは、翌日に別の場所で測った6千分
の1ほど低いデータだけだった。



県は「意図的に公表しなかったわけではない」としている。
川俣町の国道114号と349号の交差点付近の雑草から、放射性ヨウ素が1
キロ当たり123万ベクレル、放射性セシウムが10万9千ベクレル。福島市
の国道114号付近の雑草からはヨウ素が119万ベクレル、セシウムが16
万9千ベクレル検出された。
しかし、県が当時公表したのは、同支所の水道水から出た放射性ヨウ素の17
7ベクレル、放射性セシウムの33ベクレルだけだった。

アサヒ・コム マイタウン福島より抜粋
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201106040444.html

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東京都赤十字血液センター(江東区)が、都内で献血をしようとした
福島県いわき市の男性の家族から「原発事故による放射線被ばくを
理由に献血を断られた」などと抗議を受けていたことが分かった。
日本赤十字社側は「検診医が献血による心身への負担など健康に
配慮し実施を見送ったようだ。福島県民の献血を断る規定などはないが、
検診医の放射能への理解が十分でなかった可能性もあり、現場教育を
再度徹底する」と話している。
日赤本社や同センターによると、男性は5月26日、東京・お台場の
イベント施設の移動献血会場を訪れた。男性が「原発の近くにある
いわき市から来たので、放射線を浴びているかもしれない」と話したため、
検診医は「心配ならば控えた方がいい」などと答え、採血しなかったという。
しかし、翌27日、男性の妻から同センターに「放射線で遺伝子が傷ついている
かもしれないなどと言われ、献血を断られた」と抗議があったという。
日赤は4月1日、全国の血液センターに対し、国が定める原発作業員の累積被ばく
限度量などを参考に、福島第1、第2原発で累積被ばく量が100ミリシーベルトを
超えた作業員については「本人の健康状態への配慮」を理由に半年間、献血を
制限する方針を通知した。しかし、一般の福島県民については「通常、100ミリ
シーベルトを超える被ばくは考えられない」と制限していないという。
日赤側は「遺伝子が傷つくという話は一般論として説明したようだが、誤解された
のかもしれない。検診医の配慮は過剰だった可能性もあり、通知の趣旨を改めて
徹底する」としている。【佐々木洋】

***2011年6月6日 19時50分 更新 毎日jp***
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110606/Mainichi_20110607k0000m040020000c.html
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すでに日本国民も正確・不確かな情報でもネットにて、得ている「最悪」な数値を
なんとなく理解している・・・。
だけに「やっぱり」の言葉が出てくるだけで、批判が和らいでしまう政府同様な
「マスコミ」の思う壺、ただ下の「変態」と揶揄される報道機関のものは、得意の
「差別意識」を誇張してしまうと「やぶへび」になりそうだが・・・。
常識的に「原爆」を浴びてしまった広島・長崎の人の「血液」を輸血する事例はあ
ったのかとなれば、残念ながら遺伝子異常の「血液」は、輸血された人が「被害者」
となりうる危惧を孕んでしまい、医師であれば「常識的見地」から「分かり易く」
説明するだろう。しかし「マスコミ」に取れば、そんな「血液」の事情よりは「人
権」に目が行けば、「金になる人権」となり、論旨が破綻したものでも「それらし
く」差別意識へと昇華させてしまう・・・。
それでなくとも「隠避体質」の政権与党への厳しい批判もなく、被爆線量も不明確
であれば、献血が加害者という側面の危惧が勝らなければ、完全な原発の「二次被
害」となって来るものなのに、今現在の「政府批判」をかわそうとする意図がある
とすれば、まさに「プロタガンタ」の営利企業となってしまうだろうに・・・。

で、こういった「血液」の被爆とか人間だけが、影響を受けるものでもなく、海の
汚染なら「タコ」や「イカ」も巨大化したり、そして昆虫でも人畜無害と思われる
節足動物でも、影響は出てくる・・・。
そこに「妄想」を逞しくすれば、即座に「パニック映画」の主役に躍り出られる。
と、これから被害の全容が明らかになれば、「不謹慎」な妄想だと批判も出てくる
が、何が起こってもおかしくない「現状」では、荒唐無稽の映画もエンターテイメ
ントだけではない「批判」も加味出来る・・・。かも・・・。


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「スラッグス」 八十八年未公開作

異常繁殖する「あれ」が、染色体異常かなにかいつの間に「肉食化」して、
「あれ」が人間を襲う・・・。
そこには環境問題としての「産業廃棄物」のなせる業があり・・・。
という、全く人畜無害と思われる「あれ」が、なっ、なんと「人間を喰う」
のである。
その「あれ」のネバネバとした軟体が、「空恐ろしい」歯を持って「指を食い
ちぎる」、そしてあっという間に骨だけになってしまう被害者・・・。
このままでは人間は絶滅してしまう・・・、と、立ち上がる人間・・・。
「妄想」が逞しいスペイン・アメリカの人にとっては「あれ」も凶暴な動物化
させられると、下等生物である「ゴカイ」を恐怖の対象に仕立て上げた「柳の
下の二匹目」状態の映画だが、脚本にはアラが目立つが「特撮」の気味悪さと
被害者の特殊メイクは、幼い子には「トラウマ」となりそうな映像はなかなか
である。
勿論、低予算だからセオリー通り「田舎町」が舞台で、エロも撮らないと・・・。

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で、画像のような場面も用意して、そして「グロ」も重ねれば、より以上に
「映画のコンセプト」が強烈になる。

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特殊メイクを熱を入れて「グロ」さを画面に広げれば、見ている人の気持は
不快へと繋がり、そしてそれが「あれ」をより以上に恐怖の対象に見立てて
くれる・・・。
と、十年前に参考にされた「凶暴化したあれ」を、よりエロくグロくすれば
「あれ」だって、突然変異すれば、堂々の主役をはれるを証明した一本・・・。

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「スクワーム」 七十六年公開作

繁殖・養殖される「あれ」が、災害の後に異常をきたし「凶暴化」して肉食へ
と変貌して・・・。
上の「あれ」も、こういった「あれ」の凶暴化ならというアイデアの触発には
参考になったものだろう。
第一、「気持ち悪い」その「あれ」をうようよされたら、誰だって卒倒するって
もので、画面に踊る「あれ」には「おぇっ」と咳き込んでしまう・・・。
もっとも電気のショックで「あれ」が変異するかは定かでないし・・・。
そうそう話は脱線するが、これの別種の「干物」が、身体に良いという話もある
のを知っている人はいるだろうか・・・。
真剣に商品として「売っている」のだが・・・。
そして浄化装置としての役目もあって、「生ゴミ処理」から堆肥への道程は、
それなりに評価を受けている・・・。
って、まめ知識に脱線しても、やはりあの成形が大概の人が「気持ち悪い」から
「身体に良い」はなかなか伸び悩んでいるらしいが・・・。
それらのイメージに影響したかの画像が、下の被害者の特殊メイクかも・・・。

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これを見たときも「ひぇ・・・」と震えたものだが・・・。

こういった「突然変異」ものは、妄想の産物だがそれらの妄想には、それなりの
「現実的事象」がヒントとなっているものである。
これからこの「原発」が終息しだすと、日本産の「あれ」が突然変異を起こして
人間を襲う、いや「喰っちまう」下等生物が大量発生するか・・・。
って、「妄想も大概にせい!」と怒られそうだから、この辺で・・・。



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Amazon.co.jp       といったところで、またのお越しを・・・。