カルトに染まると何でも破壊が生きがい「バーサーカー」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

流石に旧社会党の頭脳は、政権政党となり思うままに自分の思いが達成出来ると勘

違いするのか、過去の基本、条約に瑕疵があり補償が不十分だと突然言い出し、これ

まで重ねた政府間の努力を無にして、なんら恥じないでは、とんだカルトである。


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日韓戦後処理は不十分=「改めて決着必要」- 仙谷由人官房長官
政治的判断で個人補償を行うべきだ

仙谷由人官房長官は7日の日本外国特派員協会での記者会見で、韓国との戦後処

理について質問を受け、「一つずつ、あるいは全体的にも、この問題を改めてどこか

で決着を付けていくというか、日本のポジションを明らかにする必要があると思って

いる」と述べ、従来の政府の対応は不十分だとの認識を示した。
これに関連し、仙谷氏は同日の記者会見で、日韓請求権協定で消滅した個人の請求

権について「法律的に正当性があると言って、それだけでいいのか、物事が済むのか

という話だ」と述べ、政治的判断で個人補償を行うべきだとの考えを示唆した。

仙谷氏の発言は日韓両国の間に波紋を呼ぶ可能性がある。 
仙谷氏は、在韓被爆者援護や朝鮮半島出身者の遺骨返還、在サハリン韓国人支援

などを挙げ、「案件は多々ある」と述べたが、具体的な対応には言及しなかった。

また、日韓請求権協定については「(締結)当時の韓国は軍政下だ」と指摘した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010070700917

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ポジションとか、自分の脳内では「今まではなかった」と同じことと解釈しているとも、

取れる発言が、なんと官房長官であるは重症だろう。

この政権が「国民の生活が第一」と唸る根拠は、まさにどこの国の国民なのか、その

資質に疑問符が付いてくるものだろう。

で、ここまで酷い認識をお持ちであり、日本人のことは二の次にするという税金を食む

議員では、日本国民はあぜんだろう・・・。

そして映画の世界にも、その出来もストーリーも唖然とさせられるものもあった。

それが「ごった煮ホラー」みたいな取り留めのない物語の「バーサーカー」である。

「しょうもないものを見た」、にしても「しょうもないものを作る見識」に感服する。

勿論、それは「あきれ返って」である。それと同じ臭いを政権政党の官房長官に感じ

しまうのは、日本国民として「時間の浪費」以上に、腹立たしい気持ちになる。



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http://www.youtube.com/watch?v=VkRMdO2HpvQ

「バーサーカー」 〇四年製作


例の如くビデオパッケージには、「誇大広告臭」が漂い、スプラッター・ホラー的雰囲

気満載で、誰でも予備知識なしだと「邦題」の殺戮魔の血みどろの映画と想像する。

その点はスリルやらスピード展開を求めなければ、殺戮方法においては、けだしグロテ

スクでナンセンスなものになっていて、映画としての描きかとしては一応合格できそう

だが、如何せんそこにいたる道程が、コメディータッチとなれば、監督の目指す方向

が霧にかすんでいく・・・ではなく、「なんも考えず、シーンを次々と撮っていき」そこで

変な具合の「愛情」とか「憎しみ」を転げ落ちるように笑いに変えて、いささかどころか

相当に「頭大丈夫?」の狂人一家対老人・子供の死闘へと発展させて、エロ・グロナン

センスのエロだけを取り除いて、終始見ている人に「冷笑」を要求している。

もっとも当の本人は、脚本を見直すことなくその場で展開を変えて作り上げてしまった

かのように、本来ならラストも狂人一家を絶滅に追い込んだ少女の安堵の表情で

終りなら、本来的なホラーの爽快感も出てくるのだが、その期待も裏切り、なんともな

「悲鳴」では、スケベ根性で続編とでも真剣に夢想していたのではと思える。

にしてもホラー的手法に登場するには異形の人々のそのお姿が、完全にカルト的人気

を集めそうな造形には、フリークスの異形を当てはめると笑いを取りながらも、どこか

痛々しさをかもし出してしまう。

それが映像によりグロテスクさを加味させて、脚本のなさも手伝って緊迫感から遠ざか

ってしまう。

で、見終わった後には「これはこれで凄いのを見た」となる。

もっとも凄いの意味合いは、大概の感嘆でなく冷笑から来るそれであるが・・・。


邦題のバーサーカーのネーミングとパッケージの出来が、見る前の印象づけにとって

も強烈なものだが、見終われば例の如く・・・。

そして予告編もまたしかりと、なんとも「何度も何度も騙される客」は存在するを実証し

ている結果である。

で、報道記事の臭いの元もまた「文化大革命」というもっともらしい字を当てて自国民大

殺戮を敢行してしまった国大好きなカルト臭が、これまたマスコミを使って広めた「幻想

と嘘」が塗り固まった政党の「メッキを剥げば、醜悪な顔」をのぞかせたと見ることが出

来るし、またその「政策能力」のなさが、この映画に通じてしまう。

もっとも映画は「冷笑」で済まされるが、現実的な政治では、こんなカルト臭を放つ

発言が飛び出してくると、いよいよ日本も「カルト」に潰されるかと・・・。

映画のカルトを笑いながら、涙目になっていく・・・。


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Amazon.co.jp                    といったところで、またのお越しを・・・。