自立精神は生き方の気迫「デイフィアンス」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

問題山積というような事態から、現政権であるから「問題が出る」という
昔であれば「疫病神」と忌み嫌われる存在と化している者達は、あちらで
前政権の足跡があれば消し去るに専念しながら、受け継ぐ継続性は完全否定し
そのくせ「解決策」はなんと「現行案」が最適なものであると、その政策理念
のなさを露呈し、いたずらに時間だけを消費してしまう「究極の無駄」を派生
させてしまっているを認識することなく「いけしゃしゃと思うという思念」ば
かりを強調し、国民生活は完全に二の次、そしてちょいと前のこの「高速道路」
など、政権不一致で完全な駄目政策なのに、折角後押しししてやった政権だけに
マスコミの論調は、自民政権と打って変わり、論調も親が子を見守る優しさに
溢れ、その分国民の痛みは増すばかりと・・・。

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・またか、である。
6月に導入予定の高速道路の新料金について、政府・民主党が決めた「見直し」
方針が一夜にして覆った。当面は見直さないことにするという。
鳩山政権の政策決定の迷走には、いい加減うんざりさせられる。米軍普天間飛
行場の移設問題しかり、郵政民営化の見直ししかり。
民主党がマニフェストで約束したのは高速道路の無料化だ。小沢幹事長らから
「無料化のはずが値上げとは」と反発の声があがった。
鳩山内閣支持率が30%を切るなど、民主党にとって参院選は、ただでさえ逆
風が予想される。これ以上、有権者の不興を買いたくないということだろう。
鳩山首相と小沢氏が出席する政府・民主党首脳会議で、小沢氏が再考を求め
、いったんは見直しが決まった。
小沢氏の「鶴の一声」で政府方針が変わる。どこかで見た光景だ。
昨年末、財源不足で予算編成に苦しむ政府に対し、小沢氏が暫定税率廃止の見
送りなどを求め予算の骨格が決まった。あの時と同じではないか。
民主党政権の金看板「政策決定の一元化」はこれで完全に崩れた―。そんな批
判への配慮もあったのだろう。結局、前原国交相が鳩山首相らと会談し、現時
点で料金は見直さないものの、国会論議を踏まえた将来の修正に含みを残すこ
とで一元化の建前を辛うじて守った。政府が一度決めたことでも、国会での議
論を踏まえて柔軟に修正するということは、新しい政治のありようとしてあっ
ていい。しかし、今回のケースは、政府・与党間の事前の意思疎通の悪さや、
選挙対策のご都合主義ばかりが目につく。
そもそも、割引財源を道路整備に回すよう政府に求めたのは、他ならぬ民主党
だ。参院選に向けた地方対策の思惑があったに違いない。
本来、この発想自体がおかしい。「コンクリートから人へ」という政権の理念
にも反する。料金体系の整理で財源が余れば、国庫に戻すのが筋だ。
今後、料金見直しがあるにしても、道路整備に当て込んだ財源の一部を戻し、
割引範囲を少しでも拡大するという程度に終わるだろう。これも選挙目当ての
小手先の修正というほかない。 鳩山政権の統治能力に、また一つ疑問符が加
わった。(抜粋
 http://www.asahi.com/paper/editorial20100423.html
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こんな論調にならざる得ない「腑抜け政権」であっても、それなりに言葉を選び
軽い批判にとどめる報道機関のいかがわしさは、ネットでは知れ渡っているのだ
が如何せん、醜い思惑をひた隠してこういった文章になると人格攻撃を得意とす
る前政権とは打って変わって、微笑ましいと読めてしまう。
で、現政権の危険性は「成りすまし」の多さが、子供手当てでも外国人参政権で
も遺憾なく発揮されて「税金」で潤う外国人と税金にこれから苦しむ日本国民を
排出してしまうという矛盾に無頓着、いや意図してやっていると思える点にある。
そんなマスコミの中で、孤軍奮闘していそうなのが、下の動画になった某報道機
関であるが、それなりにチョンボもあるが、ある程度「正論」も吐いている。



超絶意訳の予告編を編集した某報道機関への「応援動画」

まぁこの動画にされている「予告編」も、無抵抗のユダヤにあって自立には
戦いが必要であり、自由と祖国のために立ち上がった大戦の中の知られざる
エピソードに光を当て、無抵抗で殺されただけではないユダヤを描いている
ものだから、それなりに関連性はありそうだが、気持ちは分かるがそれほど
の報道機関かいなの疑問も・・・。
ユダヤの人々を千二百人救い出した兄弟のお話がこの映画である。

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「ディファイアンス」 〇九年公開作

ベラルーシの森に潜み、ドイツ軍の「ユダヤ排斥」運動に果敢に抵抗し、千二百人
の命を救った兄弟の苦闘の歴史を追った映画で、監督はこういった歴史に埋もれた
小さな英雄の行動を力強く描くのに秀でた人で、「グローリー」という南北戦争の
ものでは「黒人混成部隊」で全員玉砕をしてしまう北軍将校の悲哀を見事に映像化
していた。
ここでも戦いの優劣からすれば、敗戦は目に見えていたと「滅びの美学」が後の礎
たらんの心意気・・・。
で、こっちの映画はドイツ軍の野蛮さをプロローグで用いて後、混迷を深める焦燥感
やら烏合の衆であるユダヤの民の統率のなさが混乱を招き、そして捕えられたドイツ
兵を撲殺してしまうと、プロローグの野蛮さはどちらにもあった、それが戦争の実相
であり、「憎しみが憎しみ」の相乗効果しか残さない・・・。
結局はドイツの敗戦により、この地で暮らしたユダヤ人は抵抗を試みながら生き延び
たそれを推進したのが、三人の兄弟となかなかに見せている作品ではあった。
最初こそドイツの蛮行を強調するが以後は、それらと変わらぬ自分達の行動とパランス
も取れていて・・・。


流浪の民の囁き

同じ題名で、この「天安門」の戦車に立ち向かった青年のお話も映画にしても
いい気がするが、どうだろうか・・・。


ディファイアンス プレミアム・エディション [DVD]/ダニエル・クレイグ,リーヴ・シュレイバー,ジェイミー・ベル

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Amazon.co.jp         といったところで、またのお越しを・・・。