隣人は愛すべき人か・・・「メイフィールドの怪人たち」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「迷惑な隣人」といえば一頃話題になった「騒音おばさん」を思い出すが、あれも

徹底的に真相を探れば、うわべだけの報道と全く逆の真相があり、騒音おばさん

が気の毒な身の上って・・・。

そんなものと以下のような「本当に迷惑な隣国」では、対応は違って当たり前。

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口蹄(こうてい)疫や鳥インフルエンザに感染した家畜の埋却地から出る滲出(しんし

ゅつ)液が周辺の土壌や地下水を汚染すると、炭疽(たんそ)症など第2の伝染病が

発生する可能性があると専門家らが警告している。済州大学のイ・グンファ微生物学

教授は「動物の臓器にはサルモネラ菌、カンピロバクター菌のような細菌がいるが、

(一部の口蹄疫埋却地で)このような細菌が滲出液に混ざって流れ出る可能性があ

る。細菌を含む滲出液が混ざった水を(人間が)飲めば、腸チフスや食中毒にかか

る可能性もある」と話した。
また、口や直腸の出血によってひどい敗血症を引き起こす炭疽菌のような土壌細菌

が、急速に繁殖する可能性もあるという。地中に胞子の形態で存在していた炭疽菌

などが、死骸から栄養分を得て増殖し、人がこれに感染することもあるという。

炭疽症は人や家畜に感染する病気で、ひどい場合は死に至る。イ教授は「特に気候

が暖かくなる春、夏に栄養分を得た細菌が急速に増殖する可能性が懸念される」と

話した。
ソウル大学獣医学部のキム・ジェフン教授は、汚染された地下水を長期にわたり飲

用した場合、毒性物質が体の中に蓄積されると話す。同学部獣医学科のイ・ヨンス

ン名誉教授は「直ちに人を死に至らしめるような病気に感染する可能性は高くないと

みている。しかし、サルモネラ菌などが混ざった地下水を飲むと食中毒を起こすた

め、水は沸かして飲むなど注意が必要だ」と話した。

金成謨(キム・ソンモ)記者

口蹄疫:2次災害の危険、炭疽症の懸念も
http://www.chosunonline.com/news/20110209000037

◆発砲警官に懲役4年求刑 栃木、中国人死亡

栃木県西方町で06年、逮捕時に抵抗した中国人男性に発砲、死亡させたとして、
遺族の付審判請求を経て特別公務員暴行陵虐致死罪に問われた県警の巡査長
平田学被告(34)=宇都宮市=の公判が21日、宇都宮地裁であり、検察官役の
弁護士は懲役4年を求刑した。判決は11年2月10日。
検察官役の弁護士は「男性が灯籠の石を持っていても警棒で対応でき、
拳銃の使用要件は満たしていなかった」と指摘。
弁護側は「男性は間合いを詰め、石で殴ろうとした。
威嚇射撃や警棒で対応する余裕はなく、発砲は正当だった」と
あらためて無罪を主張した。
論告求刑の前に、死亡した男性の妻が「人に手をあげたことのない夫が、
警察官を殺そうとしたとは信じられない」などと意見陳述。

47NEWS 2010/12/21 17:33
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122101000590.html



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【北京時事】中国外務省の姜瑜・副報道局長は21日の定例会見で、韓国沖の黄海で

中国漁船が韓国の警備艇に体当たりして沈没した事件について、「深刻な懸念を表明し、

韓国側に抗議した」と語った。同時に韓国に対し、事件の当事者を厳罰に処すことや損

害賠償も要求したと明らかにした。
事件は18日、韓国の排他的経済水域(EEZ)内で発生し、漁船乗組員2人が死亡・行方

不明となった。中国側が事件にコメントしたのは初めてで、沈黙を保っていたのは、韓国

の射撃訓練をめぐり緊迫化した朝鮮半島情勢に配慮した対応とみられる。
姜氏は、「事件は、中韓漁業協定に基づき両国の漁船が操業できる水域で発生した。

両国の当局はそれぞれ自国の漁船を管理し、違法行為を相互通報するが、相手国の漁

船を取り締まる権利はない」との見解を示した。ただ、中国漁船が体当たりしたとされる事

実関係には触れなかった。


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010122100856



栃木県西方町で平成18年、職務質問中に抵抗した中国人男性に拳銃を発砲し死亡させ

たとして、付審判決定を受けて特別公務員暴行陵虐致死罪に問われた県警巡査長、平田

学被告(35)の判決公判が10日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で開かれ、佐藤裁判長

は無罪(求刑懲役4年)を言い渡した。
付審判決定によると、平田被告は18年6月23日、西方町真名子の路上で、中国人男性

=当時(38)=を公務執行妨害の現行犯で逮捕しようとしたが、男性が竹棒や石灯籠の

一部を持ち抵抗したため、拳銃1発を発射して腹部に命中させ死亡させた。
中国人男性の遺族が、同容疑で刑事告訴された平田被告を宇都宮地検が20年7月に不

起訴処分としたことを不服として、宇都宮地裁に付審判請求。
地裁が21年4月に付審判決定し、22年10月に初公判が開かれた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110210/trl11021013440006-n1.htm

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世界中で「嫌われる」民族というのも、結果的に「嫌われる行動様式」にあるを自覚なき

者達は、それこそ徹底的に「我田引水」こそ、生きる道と思っているようで・・・。

あきれ返るばかりだが、映画でもそれとは逆に「過剰な反応」やら「偏狭な隣人感」をおお

っぴらに「笑わせる」映画というものがあった。

それが「メィフィールドの怪人たち」である。


流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=aF_qxOa9Fzc

「メイフィールドの怪人たち」 八十九年公開作


静かな小さな町の住人達は「異常な好奇心」と「類い稀な妄想」を始終頭に浮かべて

いて、そこに「新しい住人」が来れば、それこそ興味津々である。

そんな人々のところに、これまた怪しい風体の一家が引っ越してくれば・・・。

のドタバタ的ホラー・コメディといった内容なのだが、監督はそこに自分的嗜好を入り

込ませ「知っている人にはにやりとさせる」場面を用意して、この変哲のない「極めて

異常な人々」の日常を際立たせていた。


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こんなのどかな田舎町に、以下のような人々が引っ越して来れば、そりゃ風体の異

様さだけでも、あの騒音おばさん並みのインパクトはある。


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邪推の上に、猜疑心の塊となっていく住人達は、あらゆる軽犯罪を犯し、越してきた住

人の気持ちを知ろうとする。

そして「一人芝居」をしている住民は、やがて「迷惑な隣人」に自分からなっていく。

古い住人から見れば「新しい住民」は、得体の知らない者たちであり、心的には「迷惑な

隣人」の登場となるのだが・・・。

相当にブラック・ユーモアの風刺の効いた作品なのだが、演技が大げさすぎていたり

あまりの「猜疑心」ぶりには、いくらテーマ的な「迷惑な隣人」はどちらかなどは、吹っ飛

んでしまいラストにいたって「過激にエスカレート」してしまった行動を悔いるところで終

わるという「なかなか締まらない」もので終わって・・・。

予想した終わり方で、前半の盛り上がりと後半の「グダグタ」感が見終わって疲れを

感じさせてくれる。

ただ、見方が両面からだと、全く違った面を見せることも良く分かり、その点ではハマー

に傾注した登場人物とか、七十年代のホラーへのオマージュとか、にたらにたらと

してしまう場面も存在して・・・。


トム・ハンクスに言わせる「悪意を持って接すれば、どこまでも悪く思え、しかして善良な

大人しい人々とわかってしまえば、自分達の行いの異常さに気付く・・・」

ってな反省も口にさせる。

見ている観客は、さてそんな感想を持ったのだろうか。

そうあの「騒音おばさん」の印象操作と同じものを、反省を込めた感想が漏れるか・・・。

もっとも「害のある迷惑な隣人」は確かに存在しているので、その真贋を見分ける術は

身に着けていないと、印象操作という「工作」に騙されることもありうる・・・。




メイフィールドの怪人たち 【ベスト・ライブラリー 1500円:コメディ映画特集】 [DVD]/ブルース・ダーン,キャリー・フィッシャー,トム・ハンクス
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Amazon.co.jp                       といったところで、またのお越しを・・・。