愛しき「お馬鹿タレント」の元祖「バス停留所」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

いま日本で人気となる「お馬鹿タレント」という総称で呼ばれている人々を見ていると、

天然ボケと思える天真爛漫さが受けていると見える・・・。

そして古く映画を見ていて、総体的に万人受けするキャラクターとは、やはり少しぬけ

ている方が、愛らしくもあり、また性格のよさに安心感も生まれて、笑いながらそのキャ

ラクター惹かれていく・・・。

というような感想が浮かんだのが、この「バス停留所」である。




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http://www.youtube.com/watch?v=KAcCRys0bTQ&feature=related

「バス停留所」 五十六年公開作


主演は言わずと知れたマリリン・モンローで、場末の酒場の歌い手を生業として、

モンタナの田舎カーボーイの独り善がりの行動に振り回される役をしているものだが、

地なのかそれとも作ったキャラクターなのか、色気よりはその「ぬけさ加減」の女を演

じてラブ・コメディの王道みたいに、最終的にはハッピー・エンドとなるもの・・・。

で、みていてそのほのぼのとしたキャラクターが、日本でもクイズ番組で見られる

「おまぬけ」振りを発揮する女性に重なり、もしかすると、いやもしかしなくとも愛される

キャラクターとは、こういった天然ボケな性格の女性かいなと・・・。

そしてマリリンとなれば、この他にもお笑いはあるのだが、ここでのキャラクターが、

何よりしっくり来る・・・。そう「カントリー・ガール」ではないのかと思った。

まぁ、下の画像のように、色気もそれなりになのだが・・・。



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画像は「ナイヤガラ」のものだが、こういった大人な雰囲気より、下のような

どちらかというと「いもねえちゃん」風味の方が、本来のキャラクターでは・・・。



流浪の民の囁き-ma

流浪の民の囁き-marrn

流浪の民の囁き-marrn


瞬く間に「セックス・シンボル」に祭り上げられた女性だが、「バス停留所」

のキャラクターであったら、また違った人生を歩んだのでは・・・。

笑いながら、そんなことを思った・・・。

バス停留所 (スタジオ・クラシック・シリーズ 低価格化)
¥2,691                           といったところで、またのお越しを・・・。