手っ取り早い解決法「ダラスの暑い日」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

現職の大統領暗殺というニュースに衝撃を受けた。

それも生中継された中での、凶行であった。

それを陰謀説で取りまとめた映画が「ダラスの暑い日」である。



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http://www.youtube.com/watch?v=yYdDaQe5F48

「ジャッカルの日」と同じ七十三年公開作

こちらはご存知、ケネディ暗殺事件である。

ダラスという南部の都市で起こった凶行には、映像の

衝撃度が半端でなかった。

ここでも戦争の陰が付いて回っている。

当時泥沼のベトナム戦争をケネディは終息させようとしていた。

まるで「ジャッカルの日」を地でいく話になってしまう。

というか、陰謀説的にはそうでなければ成り立たないし、検証を

進めればそこへたどり着いてしまう。

で、暗殺に向かうまでの道程が、この映画では描かれているの

だが、狙撃する人々は真剣に練習に励む。

それを見ているこちらは、結果を知っているだけに、狂気の様は

こんなにも静かで、それでいてその仕事への情熱が感じられる

という、何ともな感想が出来てしまう。


今ではテロリストには屈服しないと、そこらじゅうでアメリカ兵は

活躍しているが、身内に「不都合は潰す」テロリストがいたという事実も

忘れないで貰いたいものだ。

にしてもケネディが生きていれば、こんなにも戦争を仕掛けただろうか

と思うと、なんとも後先考えないやからに救いはない・・・。


               といったところで、またのお越しを・・・。