終わりなき「地獄の黙示録」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

この七十九年公開の映画は、戦争の狂気と一面、映像的に「暴力礼賛」

と非難を浴びたアカデミー賞作品である。



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http://www.youtube.com/watch?v=UemtjPU5sFc

映画のオープニング・シーン ドアーズの「ジ・エンド」が流れ始め、

衝撃的始まり方で、この映画の評価が・・・。


http://www.youtube.com/watch?v=vHjWDCX1Bdw

特に有名になったシーン、「ワルキューレの騎行」をかけながら行う、

朝の攻撃、空の上の狂気と地上の地獄絵図、「朝のナパームは爽快だ」

見方によれば「暴力礼賛」とも取れる映像である。もっとも「狂っている」

のが、観客か映像か・・・。


http://www.youtube.com/watch?v=dauDOvTeC1Y&mode=related&search =

そしてラスト・シーン、この映像では戦争の悲惨さは伝わってこないし、美しい

火の映像である。ここらにもこの映画がヒットした割に賛否両論の意見が出る

もっとも内容はと言うと?、なストーリーではある。大佐はどこへっな・・・。


http://www.youtube.com/watch?v=r9ND3tjeLrU

なかなか編集に凝る人は、こんな作品とドッキングさせてしまう。

「フルメタル・ジャケット」「地獄の黙示録」海兵隊の訓練の過酷さと、殺戮だけが

目的の兵士への変貌と、空中からの爆撃・・・。

「狂気」を巧く繋ぎ合わせれば、悲惨な状況に置かれた兵士の苦悩・狂気にいたる

人間の愚かさを描写した作品に仕上がる。


http://www.youtube.com/watch?v=FZS1_ZpNLlo

こんな音楽でもバックにはぴったりかも・・。

「紫のけむり」ジミー・ヘンドリックス


http://www.youtube.com/watch?v=FEABsKGOCCI&mode=related&search =

この映画の題材は「ベトナム戦争」である。

それらの実写フィルムに音楽をつけた編集物は多く投稿されている。

その中から「ブラック・サバス」ウォー・ピッグ


http://www.youtube.com/watch?v=7P0NG4wcxEg&mode=related&search =

ローリング・ストーンズ「ギミー・シェルター」


http://www.youtube.com/watch?v=hb8gupmDqGA

最後はこの映画を殊更、印象付けたドアーズ「ジ・エンド」を再びだが、

こちらはドアーズのボーカル「ジム・モリソン」のスライドである。




ベトナム戦争の映像投稿は非常に多い、アメリカの愚行はこれに留まらず、

今でも続いている。そしてドアーズの「ジ・エンド」が再び高らかに歌われる

ことはボーカルの死亡によって有り得ない事となった。

紛争・内戦、終わり亡き諍いの歴史は、これからも続いていく・・・。