単純明快痛快「ストリート・オブ・ファイヤ」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

八十四年のウォーター・ヒル監督作品、ロックのリズムと抗争吹き荒れる

街に帰ってきた男の奮闘、それに味方する女兵士、拉致されたヒロインを

命を掛けて救い出す、という古典的西部劇の現代版・・・。


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http://www.youtube.com/watch?v=HEUqT9PThTg&mode=related&search =


ヒロインのダイアン・レインがロック・シンガーで、アウトローに拉致される。

それを元恋人が、一人の女兵士の協力を得て奪還する。

とストーリーは、どごぞにあったものの焼きまわしなのだが、監督はそれを

ロックのリズムを旨く組み合わせ、テンポ良く見せていくから、観客は飽きない。

もっとも口パクの歌ってのも、うそ臭くて堪らないものがある。

それでもそれがダイアン・レインだから許せるといったところか・・・。

この監督「クロス・ロード」も撮っているのだが、だからかブルース的要素はなく

ロックの乗りに「ライクーダー」の音楽で、黒人のブルースを描くには少々無理が

あったと思う。

それでも昔から続く、青春映画としてみれば「良かったね」の一言が出てくるとは

思う出来ではある・・。


                       といったところで、またのお越しを・・・。