じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~ -20ページ目

じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。自分の無能を他人に責任転嫁する輩ほど信用できないものはありません。選挙前と選挙中の二回も選管から公選法違反で注意を受けるほど無能なのに、参院選敗戦の責任を石破総裁に押し付けようとする自民党秋田県連がそうです。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『午後3時の悪魔』です。

 

弟がやらかした人身事故のせいで大金が必要になった派遣社員の女が、公園のベンチに横たわる男の金に手を出してしまう。2018年公開作品。監督は池田健太で、出演は矢島理佐、泉水美和子、Andrey Surcek、鵜篭陽介。

 

上映時間25分の短編ホラー映画です。ソフト化はされておらず、インターネット配信で鑑賞可能です。

 

ホラー映画というよりサスペンス映画です。おそらく低予算で制作され、派手な演出や視覚効果はありません。しかし、それらに頼らなくても、不穏な空気感を作り出すことに成功しています。

 

また出演者が無名であり(失礼)、映像が8ミリ撮影ゆえにザラついていることがリアリティーを増加させています。有名俳優が出演するツヤツヤした映像では、如何にも作り物という印象を受けるでしょう。

 

台詞が少ないため、説明不足でストーリーを理解しづらいという欠点はあります。それでも上映時間の短さから、観ても時間の無駄遣いにならない作品なのです。

 

★★☆☆☆(2025年8月5日(火)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

にほんブログ村 映画評論・レビューに参加しています(よろしければクリックを!)

今日の昼食は、秋田県秋田市の秋田市民市場内にある支那そば伊藤にしました。初めて行くお店です。

 

スタンダードな一杯ということで、しょうゆ並(税込1,000円)を注文しました。

 

細い縮れ麺(かん水なし)をリフトして、いただきます。

 

スープは鰹節や煮干で取った出汁です。脂分が一切なく、あっさりしています。この麺とスープは十文字町(現・横手市)発祥の十文字ラーメン系です。ラーメンと日本そばの中間のようです。あっさりラーメンが好きな人は激ハマりしそうな、どこか懐かしい支那そばです。

 

完食しました。並だとスープが多めなので、中や大にすればバランスが良いのかもしれません。

 

秋田市はたまにしか行かないので、当たりのお店に出会うと嬉しいです。御馳走様でした!

 

食べログで紹介されています。

 

 

にほんブログ村 秋田県情報に参加しています(よろしければクリックを!)

どうも。旧安倍派にとっては石破政権下の日米関税交渉は納得いかないものでしょう。親米どころか媚米の旧安倍派からすれば、米国と交渉するなど畏れ多く、ただ米国の要求を丸飲みしてケツを舐めるのが流儀だからです。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『ヴァギナ&ヴァージン』です。

 

暗闇の中で何重もの暗幕が開き続け、やがて巨大な目が浮かび上がり、観客を見つめる。1994年公開作品。監督は園子温。

 

園子温監督の初期短編作品です。アートで前衛的な実験映画に仕上がっています。

 

何重もの暗幕が開き続け、奥へ奥へと進んで行くのは膣のメタファーでしょう。巨大な目に見つめられるのは、いつもスクリーンを見つめる観客が見つめ返される初体験をするということでしょう。後者はニーチェの『善悪の彼岸』にある「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」というフレーズを匂わせています。

 

アート作品の解釈は見る者に委ねられ、何らかの解釈をさせれば、作品として成功です。その解釈が難解であればあるほど、作品の価値は上がります。若き園監督が本作を作ったことに「どうだ、これが分かるか?」という若気の至り、または才気走った様子を見ることができるのです。

 

☆☆☆☆(2025年8月5日(火)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

にほんブログ村 映画評論・レビューに参加しています(よろしければクリックを!)