どうも。トランプ大統領の言う「左派」とは思想信条で判断されるものではなく、自分に逆らってくる者かどうかで判断されます。保守思想の持ち主でもトランプの政策を批判すれば、「左派」や「ANTIFA」のレッテルを貼られて弾圧されるのでしょう。トランプは独裁クソ野郎ですね。
それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『夢の丘』です。
理沙は幼い頃から魅入られているものがある。それは自宅から臨むことができる、奇妙な丘。彼女は丘に魅了されるあまり、異界との交感を試みた。一方、姉のかおりは、理沙の夫と共謀して妹を毒殺。だが夫は罪悪感にさいなまれ、理沙を蘇らせようとするが…(Filmarksより引用)。2019年公開作品。監督は高橋洋で、出演は葛堂里奈、大田恵里圭、高木公佑。
『女優霊』や『リング』の脚本を書いた高橋洋が監督した短編ホラー映画です。高橋が脚本のみならず監督も担当した作品は、観念的で抽象的なものになり、作品考察が趣味の映画マニアに好まれるようです。
本作も例外ではなく、12分の短編であるとともに台詞が極力削がれているので、考察のヒントどころかストーリーの理解も困難です。鑑賞前または鑑賞後に映画サイトであらすじを読み、やっと理解できます。
だからと言って駄作ではありません。雨の日の湿り気、暗めの照明、静かに迫って来る魔物というJホラー的演出が詰まっています。頭を使って考察する見方もありですが、頭を使わずに雰囲気に身を委ねる見方もありなのです。
★★☆☆☆(2025年9月12日(金)インターネット配信動画で鑑賞)

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