発売日からかなり経ってから、アカツキ著『味のプロレス 特別編』（新紀元社発行・税別1,400円）を読了しました。表紙はスタン・ハンセンとブルーザー・ブロディの超獣コンビです。
これまで『闘魂編』『王道編』『オールスター編』『オールスター編2』『闘魂伝承編』と世に送り出されたプロレス4コマ漫画集の新作です。内容は専ら80～90年代プロレスのエピソードです。
4コマ漫画だけでなく、著者と元東スポ記者の柴田惣一の特別対談もあります。柴田のプロレス裏話に触れてもいいですが、柴田の頭髪にはアンタッチャブルです。
4コマ漫画で今は亡き橋本真也の破天荒エピソードをネタにしておきながら、巻末の「あとがきに代えて」で1996年4月29日東京ドーム大会での高田延彦戦を文章で再現することによってバランスを取っているのは、上手いやり方だと思いました。
『味のプロレス 特別編』を読む時は来た。それだけだ（1990年2月10日東京ドーム大会での橋本の名言オマージュ）。
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