【映画評】魔の巣 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

どうも。「ハマスの地下基地」は「イラクの大量破壊兵器」と同じ匂いがします。イスラエルからの一方的な発表は信用しない方が賢いかもしれません。

 

それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『魔の巣』です。

 

ドライブしていた家族がカルト教団のアジトに迷い込んでしまう。1966年製作のアメリカ映画で、日本劇場未公開作品。監督と主演はハロルド・P・ウォーレンで、出演はトム・ネイマン、ジョン・レイノルズ、ダイアン・マーリー、ジャッキー・ネイマン。

 

2012年、全米映画ワーストランキング第3位(IMDB調べ)に輝いたクソ映画です。クソ映画の代表格である『死霊の盆踊り』と同時代に製作されたことは、映画の神様の悪戯でしかありません。

 

雑な編集ワンパターンかつシーンに合わない音楽、そして英語が苦手でも下手だと分かる演技が盛り沢山です。映画の撮影経験がないスタッフが集まって作ったのですから当然の出来です。

 

上映時間は約1時間でも、それ以上に長く感じられます。本作のようなクソ映画でも時々観るのは、自分の映画を観る基準を調整するために観るのです(いわゆる「上」の作品ばかり観ていると評価の幅が狭まるので、「下」の作品も観て幅を広げるのです)。

 

☆☆☆☆(2023年11月3日(金)インターネット配信動画で鑑賞)

 

 

にほんブログ村 映画評論・レビューに参加しています(よろしければクリックを!)