大砂嵐9・30RIZINデビューへ ミルコ引退試合の相手に浮上
総合格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長は4日、福岡市内で会見し、エジプト出身で大相撲の元幕内大砂嵐(26)がデビューすると正式に発表した。12月31日に引退する無差別級グランプリ王者のミルコ・クロコップ(43)=クロアチア=の最後の相手になる可能性を示唆した。
無免許運転の罪で略式起訴された元大砂嵐は3月に引退勧告処分を受け、角界を去った。引退を決めた後から話を始め「やりきったと思う前に相撲界を去らないといけなくなった愚かさを彼は無念に思っていた」などと説明した。
7月29日の大会であいさつし、9月30日の大会でのデビューを目指す方針。「ポテンシャルがあるので、大みそかのミルコの相手になる可能性もないことはない」との考えも示した。
【ここから私の意見】
今年引退したばかりの大砂嵐が総合格闘技デビューします。デビュー戦の対戦相手は誰なのか。リング上で得意のかち上げを見せるのか。リングサイドに仲良しの千代丸は来てくれるのか。いろいろ想像して楽しむことができますね、試合前までは。
ちなみに「RIZIN.10」は明日6日(日)夜にフジテレビ系列で放送されます。那須川天心が出ますよ!
ところで、先に総合格闘技デビューをしていた把瑠都は、今どうしているかと言えば、母国エストニアに帰国し、国会議員を目指すそうです。RIZINでミルコ・クロコップに敗れてから、タレント業に専念していましたが、所属事務所のオフィス北野がゴタゴタしていることもあるので、賢い決断です。そのうちエストニア国会議員として来日したら、対面するのは馳浩議員でしょうかね。
大砂嵐や把瑠都のように転身する者がいれば、琴欧洲のように鳴門親方として角界に残る者もいます。何かと問題続きの相撲協会なので、残った方が厳しい人生なのかもしれません(大砂嵐は残りたくても残れなかったのですが)。鳴門親方には、貴乃花親方みたいにならない程度に、協会内部の改善に尽くしてもらいたいです。
彼ら外国人力士の場合、文化や風習のギャップに悩みながらも、日本人ですら辞める者が後を絶たない過酷な稽古を経て、幕内まで上り詰めているので、メンタルは強靭なはずです。それぞれの道で結果を出せることを期待しています。
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