続・いじめられっ子ヘタレJAPAN | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

先日「いじめられっ子ヘタレJAPAN」という記事で、アメリカ、北朝鮮、韓国を不良グループに、日本をヘタレのいじめられっ子に例えました。より具体的に描いたら、こうなるでしょう。
 
アメリカと北朝鮮が緊張状態になり、互いに睨み合いながら「殺すぞ、コラ!」とか「やんのか、テメエ!」とか脅し文句の応酬をしていました。そこから離れた所で、日本は「アメリカさんに逆らうのか、北朝鮮! アメリカさんは強いんだぞ! アメリカさん、そいつボコボコにやっちゃってくださいよ!」と、腹に力が入っていない甲高い声でヤジっていました。その状況下で、韓国がアメリカと北朝鮮の間にスッと入り、「落ち着けよ、二人とも。そこに座って、ゆっくり話そうや」と仲裁することで、一先ず緊張状態は緩和しました。米朝韓が話し合っている横で、日本は「北朝鮮はおいらの迫力にビビったんすよ! おいらのおかげで丸く収まったんすよ!」と、しきりに自分の手柄だと宣伝していました。
 
まあ、日本のキャラはこんなものです。永井豪あたりの漫画だったら、番長の横にいて「親び~ん」とすがったり、語尾に「○○でやんす」を付けたりするタイプです。確実に(国際社会の)主役になることはなく、仮に主役にしても(諸外国からの)人気を集めることはないでしょう。早々と打ち切りになります。
 
そんな太鼓持ちキャラの日本が、アメリカの靴の裏まで舐めるような追従ぶりを見せても、報われないのが悲しいです。アメリカは、鉄鋼に25%の関税を課すなどの輸入制限措置を日本に適用するのですから。カナダ、メキシコ、EUそして韓国は適用除外されます。日本はアメリカと「100%共にある」同盟国であるはずなのに適用されます。アメリカは、日本が適用除外を望むならFTA(自由貿易協定)で大幅に譲歩しろと迫るでしょう。番長にタカられる、いじめられっ子の構図です。
 
ネット上で安倍外交のことを「スネ夫外交」と呼ぶ意見がありますが、それはスネ夫に失礼です。スネ夫の方がずっと狡猾ですから。今の日本は「のび太withoutドラえもん」がピッタリです。あやとりしか取り柄がなく、将来ジャイ子と結婚する運命にある、ダメ人間のび太です。
 
「地球儀を俯瞰する外交」? 何それ? まったくトホホでやんす
 
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