映画『穴』のリメイク希望 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

先日レビューを書いた映画『は、時代を超えて面白い作品です。
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現代風にアレンジして、リメイクしてもいいのではないかと思うのですが、巨匠・市川崑監督より面白くできるのかというプレッシャーから逃れられないので、手を挙げる映画監督や演出家はいなさそうです。
 
市川監督作品でも、原作物ならばOKという映画監督や演出家はいるでしょう。現に谷崎潤一郎原作の『』、大岡昇平原作の『野火』、横溝正史原作の「金田一耕助」シリーズなどは、再映画化またはテレビドラマ化されています。原作物の場合、市川監督版と直接比較されるのではなく、原作も比較対象になるので、プレッシャーが弱まるからではないでしょうか。市川監督版もリメイク版も、「原作に対する一つの解釈」という意味では同等ですからね。
 
しかし、『穴』は久利子亭すなわち市川監督と和田夏十のオリジナル脚本なので、リメイク版は常にオリジナルである市川監督版と比較されます。これでは作り手の腰が引けてしまいます。
 
ところが昨年、同じ市川監督の黒い十人の女』をリメイクした強者が現れました。読売テレビ(日本テレビ)で放送された連続ドラマ『黒い十人の女』です。「十股かけた浮気男が女たちに復讐される」という基本設定だけ借りて、バカリズムが自由に脚本を書いたので、市川監督版のファンは別物とみなしたのか、特に不評はありませんでした。
 
連続ドラマ版『黒い十人の女』にはホリプロが制作協力で参加しています。これは市川監督版で主人公・風松吉を演じたのが船越英二で、連続ドラマ版で同役を演じた船越英一郎がホリプロ所属だからです。親子で同じ役を演じるという話題性優先のキャスティングでしょう。それならば、かつて船越英二が演じた役を片っ端から船越英一郎が演じるというのも有りです。そして『穴』にも船越英二が出演しています。もし『穴』をリメイクするならば、ホリプロの協力が欲しいところです。
 
ホリプロの協力が得られるならば、主役もホリプロ所属の女優にしたいです。市川監督版『穴』の主役は京マチ子で、ムッチムチの悩殺ボディを披露しながらコメディエンヌぶりも発揮する好演を見せています。これに相当する女優がいるのかと問われたら、ホリプロにはいるのですよ。市川監督版『穴』撮影当時の京マチ子は33歳で、来年33歳を迎えるのは綾瀬はるかです。巨乳でコメディエンヌの才能もある綾瀬ならピッタリです。
 
もし綾瀬がダメなら、綾瀬より年上の深田恭子でも、綾瀬より年下の石原さとみでもいいです。でも、やっぱり綾瀬がピッタリな気がします。綾瀬のテレビドラマ代表作の一つ『世界の中心で、愛をさけぶ』に倣って、私も叫びます。
 
綾瀬はるかの『穴』が観たいです!(音だけ聞くと超セクハラ発言ですな)
 
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