日本のインテリジェンスについて | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

サンフランシスコ市長が急死 慰安婦像受け入れに署名

 
米サンフランシスコ・クロニクル紙によると、サンフランシスコ市長のエドウィン・リーさん(65)が12日、心臓発作で死亡した。
 
人権派の弁護士として活躍したのち、2011年、同市初のアジア系の市長に。市内のホームレス問題などに熱心に取り組んだ。
 
今年11月、民間団体が市内に建てた慰安婦像の寄贈を受け入れる決議案に署名。これに対し、大阪市の吉村洋文市長が、両市の姉妹都市関係を解消する方針を表明した。(ニューヨーク=宮地ゆう)
 
 
【ここから私の意見】
 
サンフランシスコ市の慰安婦像設置については、大阪市長が姉妹都市関係解消を言い出すなど、各方面に波紋を広げています。
 
このような歴史問題は、現実的なところ「情報戦」によって一応の決着をしていくのでしょう。異なる見解を持ち、対立する陣営が、どれほど信ぴょう性のある根拠を用意できるか、そして、どれほど頭脳を駆使した知略で拡散して人々を説得できるかで趨勢が変わるのです。ある時期に定説となった見解が、後に情報戦によって覆されることもあるので、あくまで「一応の決着」です。その情報戦で勝利するためには、高度で巧妙なインテリジェンス(知性、知能)が必要とされます。
 
こでジャーナリストである津田大介が批評しているTweetを見てみましょう。
 
自分と異なる意見を持っていたからと言って、人の死を天や神が与えた罰だと吐き捨てる、オカルトの匂いがする反知性的な態度が日本のインテリジェンスでしょうか。それとこれとは話が別でしょうに。もはや人間として大事な何かを失った禽獣ですね。
 
こんな前近代的なバカは日本の極めて少数派であると信じたいです。そうではなくて、政治家や知識人まで同レベルのインテリジェンスだとしたら、日本は情報戦に勝利することなく、ずっと負け惜しみを言い続ける、みっともない国になるでしょうね。
 
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