狙いは「キモかわ」「熟女」「おブス」? グラビア界が女芸人に熱視線
今年下半期、グラビア界にあらたな潮流が生まれるかもしれない。最近、出版社のグラビア編集者や写真集担当者たちの間で「意外とイケるのでは?」と話題になっているのが、「キモかわ」「熟女」「おブス」な女芸人のグラビアだという。
きっかけは、8月16日に放送されたの『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)だった。
「番組には、歌ネタを得意とするお笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹が登場。姉役の渡辺江里子は44歳、妹役の木村美穂は42歳。姉妹と名乗っていますが、2人に血縁関係はありません。おかっぱ頭にメガネ、ピンクのドレスがトレードマークなのですが、今回はピンクのセパレート水着で登場。しかも、よく見ると2人ともなかなかのナイスバディで、特に美穂は推定Dカップと、かなり深い谷間を見せつけていました。太ももやお尻がカメラに映ると、『無駄にエロい』『リアルにいいカラダ』『全然ヌケる』と興奮したコメントがネット上で連打されました」(テレビ誌編集者)
この反応に目をつけたのが出版界だ。ベテランの出版プロデューサーが語る。
「阿佐ヶ谷姉妹以外にも、たんぽぽの2人や、やしろ優、渡辺直美、おかずクラブ・ゆいP、メイプル超合金・安藤なつなんかも、写真集発売のターゲットになっているようですね。ぷよぷよした肉、重力に逆らわない脂肪バスト、熟女の恥じらいなんかは、マニアの大好物ですよ。こうした“変化球モノ”はバカ売れはしないものの、一定数のコアなファンがいるため、手堅く黒字が見込めるんです。話題性があるので週刊誌からの掲載料も期待できますし、大赤字になることもない。期末に向け、売り上げの帳尻合わせにはもってこいかもしれません(笑)」
はたして、新たな勢力がグラビア界を席巻するのか?
転載元:日刊サイゾー
【ここから私の意見】
AKB48のせいでグラビアアイドルが苦境に立たされているらしいです。グラビアアイドルは、基本的に雑誌のグラビアや写真集が主な活動で、他にテレビのバラエティ番組に出演したり、Vシネマ周辺で女優として演技したりします。歌を出す人もいますが、ほとんど色物扱いされます。
そこにAKB48のような本当のアイドルが、グラビアや写真集に進出してきたので、グラビアアイドルの仕事が奪われているそうです。AKB48は、一応ミリオンセラー歌手で知名度が高く、大人買いをする熱狂的なファンがいるので、グラビア掲載誌や写真集が売れてしまいます。出版社は商売第一でやっているので、売れ行きのいい方にオファーするのは当然のことです。その結果、仕事が減ったグラビアアイドルは、より過激に露出を増やすか、それでもダメなら坂口杏里のようにMUTEKIレーベルへと流れていく末路を辿ることになります。
この「知名度がある新参者の参入によって、地道に本業としてきた古株が苦境に立たされる」という構図が、掲載記事にある女芸人のグラビア参入でも見られそうなのです。女芸人たちが参入する前から、熟女や豊満系を好むマニアは存在し、そのマニアックな世界でカリスマ的人気を集めるアイドルもいるはずです。そのアイドルが、知名度のある女芸人のグラビアや写真集への進出により、仕事を奪われるかもしれません。女芸人には本業であるお笑い界に帰ることはできますが、熟女グラビアアイドルや豊満系グラビアアイドルがお笑い界に進出することはできません。その結果、仕事を奪われた彼女たちは夜の街で身を売ることに……。
まあ、どうでもいいことですけどね。