いよいよリオデジャネイロオリンピックが開催されます。
オリンピックなど国際大会が開催されると、日本代表選手を応援して熱狂し、結果としてメダルを獲得しないと発狂したかの如く罵詈雑言を吐き散らす輩が現れます。メダル気違い(©千葉すず)というやつですね。
何なのでしょうね。勝手に期待して、勝手に怒って。敗れた選手に向かって「真剣にやれ!」とか「真面目にやれ!」とか怒声を浴びせるバカもいます。他の誰よりも真剣に、真面目に取り組んだのは、選手本人です。上から目線で選手をこき下ろすバカは、テメエの人生で選手ほど真剣に、真面目に打ち込んだものあるのかよ?
「税金使ったのに負けやがって!」とぬかすバカもいます。選手自らが税金(強化費用)をおねだりしたわけではないでしょう。税金の無駄遣いを批判するなら、もっと巨額の税金の無駄遣いをしている政治家や官僚に怒りの矛先を向けたらどうだい?
オリンピックはナショナリズムを高揚させるので、国民を熱狂させがちです。だからメダル気違いが発生します。まあ、こんな金まみれ欲まみれのオリンピックで作られたナショナリズムなんてロクなもんじゃねえと思いますけどね。
ナショナリズムとは無縁に、結果を残した選手には「良かったね」と、結果を残せなかった選手には「残念だったね」と心の中で穏やかに労うのが、私のオリンピックの楽しみ方です。
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