【防犯】巧妙な詐欺に騙されない【啓発】 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

今年も残り少なくなりました。良い新年を迎えるため、こんな詐欺には騙されないでください
 

長澤まさみが“詐欺行為”に巻き込まれた!? 「本物そっくり」銀行偽装サイトで被害続出中

 
銀行のホームページなどを装った偽装サイトのフィッシング詐欺が巧妙化。ホンモノのサイトに掲載されている芸能人の広告までがそっくりそのまま悪用されており、本人の知らないところで詐欺行為に一役買ってしまった例が出ている。
 
12月2日、警察に被害届を出した50代男性は、ゆうちょ銀行を装ったメールから偽サイトに誘導され、ネットバンキングのパスワードを入力、後日50万円を無断で送金されてしまった。このサイトに再度アクセスした際、広告表示された長澤まさみの画像をクリックしたところ、エラー画面になったことから、詐欺に気付いた。
 
「登録内容を再確認しようと2度目にログインしたとき、長澤まさみのかわいい画像が出てきて、テレビCM公開中と書いてあって、クリックしたらエラーになったので、おかしいと気付きました。検索サイトからゆうちょ銀行のホームページにアクセスしたら、私がログインしたサイトと微妙にデザインが違っていて、長澤まさみの写真自体も偽サイトのほうは変なところで切れていたことがわかったんです」
 
男性が被害に遭った偽サイトは、ホンモノのゆうちょ銀行のサイトからデザインをそのまま無断流用しているため、見た目にはソックリ。ただ、長澤と佐藤健が出演している広告の画像は、佐藤の顔が半分でカットされている不自然なところがあった。
 
このサイトに誘導したメールは、「ゆうちょ銀行セキュリティ確認サービス」という題名で「システムが安全性の更新がされたため、お客様はアカウントが凍結/休眠されないように、直ちにアカウントをご認証ください」(原文ママ)として、ゆうちょ銀行と同じアドレスのURLに誘導。しかし、表記はゆうちょ銀行のアドレスでも、クリック先はまったく別のサイトに移動してしまうという悪質なものだった。
 
フィッシング対策協議会の関係者によると「少し前までこういうメールや偽サイトは日本語の使い方がデタラメだったり、ひと目で怪しいとわかるものが多かったのですが、最近はよく見ないとわからないレベルになってきた。CMタレントの広告を流用したものだと、なお本物らしく見えるので、タレント画像の無断転用は今後も続くかもしれません」(同)
 
実際、先の男性が本物だと信じたのはトップ画像に「大好きな長澤まさみが表示されたから」だった。しかし、その“長澤まさみ”にだまされる形になったのだから皮肉な話だ。
 
こうしたフィッシング詐欺は、中国系の犯罪グループがやっていることが多いとみられている。昨年ネットバンキング絡みの不正送金事件は1,876件発生し、被害額は約29億円。うち犯人を摘発できているのは半分もない状態で、それは偽サイトの多くが中国のサーバーに絡んでおり、警察は国際刑事警察機構に照会をかけるも、容易に捜査に着手できないということも一因だ。長澤らPRタレントにとっても、頭の痛い話だろう。
(文=片岡亮)
 
転載元:日刊サイゾー
 
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