やりすぎ? とんねるずに賛否、IKKO所有の軽井沢豪邸訪問で大暴れ。
タレントで美容家のIKKO(53歳)が所有する、敷地600坪を誇る軽井沢の豪邸別荘にとんねるずやお笑い芸人たちが訪れ、大暴れ――。そんな内容が放送された6月25日の「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が賛否を呼んでいる。
最近、テレビで紹介されることの多いIKKOの軽井沢の別荘は、まさに豪華絢爛。50畳のリビングや24時間掛け流しの天然温泉など、その広さや設備はもちろんのこと、1,000万円のペルシャ絨毯などの高級な調度品の数々は、IKKOが美容家としていかに成功したかを如実に物語っている。
そんな豪邸に、この日はとんねるずのほか、KABA.ちゃんや山里亮太が訪問。その内部を紹介すると共に、豪邸完成のお祝いにと、パーティーを開く運びとなった。
そしてとにかく明るい安村や2700、バンビーノも加わり大暴れ。木梨憲武は壁に「ペレ」の落書き、KABA.ちゃんは洋服のまま風呂に突き落とされ、生きた鯛を放り投げ、人間ポンプ芸で出した胃液まみれのグミを畳の上に吐き出し、和室の障子を破壊、下半身すっぽんぽんでソファーに座る等々、ある意味とんねるずの番組らしい内容が放送された。
こうしたとんねるずの昔ながらの大暴れスタイルは、「マジおもしろかったww」「腹筋壊れるww」「とんねるずブレなくて最高」などの笑いを誘う一方、不快だと感じる人も少なくなかったようだ。
Twitterなどでは「乱暴な企画だな」「IKKOさんかわいそう」「家壊したり汚したり、そんなので笑って面白いの?」「いじめのように見える」などの声も。また、「笑った」という番組擁護派からも、生きた鯛を押しつけあって遊んだくだりは「食べ物(生き物)で遊ばないで欲しい」「鯛を床に落とすのはどうもなぁ」などの意見が出ており、この点についてはあまり良い印象は抱かれていないようだ。
そんな豪邸に、この日はとんねるずのほか、KABA.ちゃんや山里亮太が訪問。その内部を紹介すると共に、豪邸完成のお祝いにと、パーティーを開く運びとなった。
そしてとにかく明るい安村や2700、バンビーノも加わり大暴れ。木梨憲武は壁に「ペレ」の落書き、KABA.ちゃんは洋服のまま風呂に突き落とされ、生きた鯛を放り投げ、人間ポンプ芸で出した胃液まみれのグミを畳の上に吐き出し、和室の障子を破壊、下半身すっぽんぽんでソファーに座る等々、ある意味とんねるずの番組らしい内容が放送された。
こうしたとんねるずの昔ながらの大暴れスタイルは、「マジおもしろかったww」「腹筋壊れるww」「とんねるずブレなくて最高」などの笑いを誘う一方、不快だと感じる人も少なくなかったようだ。
Twitterなどでは「乱暴な企画だな」「IKKOさんかわいそう」「家壊したり汚したり、そんなので笑って面白いの?」「いじめのように見える」などの声も。また、「笑った」という番組擁護派からも、生きた鯛を押しつけあって遊んだくだりは「食べ物(生き物)で遊ばないで欲しい」「鯛を床に落とすのはどうもなぁ」などの意見が出ており、この点についてはあまり良い印象は抱かれていないようだ。
転載元:ナリナリドットコム
【ここから私の意見】
やりすぎと捉えられるバラエティ番組は、昔から存在します。そして、真面目で良識ある視聴者から抗議を受けます。何十年間も変わらぬ構図です。
本件のようなバラエティ番組を打ち合わせ無しのガチンコでやっていると信じている視聴者は、どれだけいるのでしょう。旅番組がすべてアポ無しの行き当たりばったりでやっていると信じている視聴者と同じくらいでしょうか。
出演者も制作スタッフも、事前の打ち合わせやアフターケアを、しっかりやっているでしょう。それを演技と演出によりガチンコに見せているだけです。
バラエティ番組とは難しいものです。良識に合わせると「ゆるい」「大人しい」「もっと弾けろ」と叩かれ、良識を破ると「きつい」「乱暴」「控えめに」と叩かれます。
昔から暴走が売りのとんねるずも難しいでしょう。大人しくすれば「勢いがなくなった」と叩かれ、攻めていけば「年甲斐もない」と叩かれます(とんねるずが面白いかどうかは、個人の好みの問題なので、ここではさておきます)。
これはプロレスと似ています。
プロレスを打ち合わせ無しのガチンコでやっていると信じている観客は、どれだけいるのでしょう。
プロレスラーも裏方も、事前の打ち合わせやアフターケアを、しっかりやっているでしょう。それを演技と演出によりガチンコに見せているだけです。
プロレスとは難しいものです。予定調和が見えると「八百長」と叩かれ、取り決めなしの真剣勝負だと「つまらない」と叩かれます。
パワーファイトが売りのプロレスラーも難しいでしょう。小手先の技に頼れば「老いた」と叩かれ、力技に頼れば「成熟しない」と叩かれます(パワーファイターが好きかどうかは、個人の好みの問題なので、ここではさておきます)。
バラエティ番組もプロレスも、虚実皮膜を楽しむ娯楽です。白黒はっきり付けたがるデジタル時代だと、やりにくいジャンルになりつつあるようです。
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