ちば映画祭の思い出③ 完結編 | じゃんご ~許されざるおっさんの戯言ブログ~

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このブログは、田舎で暮らすおっさんの独り言を日々書き綴っています。ブログタイトルの「じゃんご」とは秋田弁で「田舎」のことで、偶然にもマカロニウエスタンの主人公の名前でもあります。何となく付けてみました。お時間があれば、広い心で御覧になってください。

2013年1月26日(土)、千葉市民会館小ホールで開催された「ちば映画祭vol.5 ~かたづけない!!~」に行きました。
 
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この回から映画祭は本格的始動です。プログラムに前夜祭が加わり、ちば映画祭テーマソングが完成し、特製Tシャツに新色のブルーが発売されました。
 
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イベントとして洗練されていくのは悪いことではありません。しかし、「かたづけない!!」という初期衝動マインドは失わないでほしいです。
 
1日だけ参加した、この回のお気に入り作品は『あぜみちジャンピンッ!』です。
 
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耳の聴こえない中学生の少女・優紀は学校帰りに練習中のダンスチーム「Jumping girls」と出会う。キャプテンの麗奈の誘いもありチームの一員になった優紀は、仲間とともに大会を目指し練習に励む! 美しい田園風景を背景に、コミュニケーションのハンディを乗り越え、一所懸命になれることがある喜びと一緒に頑張る仲間がいる嬉しさが、心のままにストレートに伝わってくる気持ち良さ!楽しさも元気もいっぱい詰まった青春ガールズムービー!!(ちば映画祭vol.5上映作品一覧より)。監督は西川文恵で、出演は大場はるか、普天間みさき、梅本静香、上杉まゆみ、山中知恵、渡辺真起子。
 
スウィングガールズ』が山形でジャズなら、こっちは新潟でヒップホップ・ダンスだ!と思ったかどうかは分かりません。南魚沼の田園風景を背景に、躍動する少女たちの姿が美しいです。
 
障害者物にありがちな「お涙頂戴感」は抑えられています。余計な優しさはダンスチームを組む上で邪魔ですからね。特別扱いすることなく、あくまでチームの仲間として接します。障害者も健常者と同様に接するのが、真のバリアフリーです。
 
本作は、ジュニアアイドルを抱える芸能事務所が自社の売り出しの為に企画されたものだそうです。それが完成してみると、海外の映画祭でも評価される児童映画の良作になりました。妖怪で金稼ぎするアニメ映画なんかより、本作を観せた方が子供のためになると思います(★★★☆☆)。
 
以上が、私がちば映画祭に参加した思い出の紹介です。読んでみて気になった方は、是非ちば映画祭にご来場ください
 
☆ちば映画祭ホームページ http://www.chibaeigasai.com/
 
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