我が北秋田には、馬肉を食べる文化が根付いています。
北秋田市阿仁地区(旧:北秋田郡阿仁町)は、かつて阿仁鉱山という日本有数の鉱山があり、栄えていました。そこで働く鉱山労働者が肺病に罹った場合、その治療に効くとされたのが、馬肉でした。以来、馬肉を食べる文化が北秋田で継承されています。
さて、我が家でも馬肉料理を食べます。圧力鍋で馬すじ肉を軟らかくなるまで煮込み、キノコ(コゴリモダシ)を入れて、更に煮ます。

ぐつぐつぐつ・・・・・・。
山菜(アイコ)を入れ、味噌で味を付け、鷹の爪で辛味を付ければ完成です。

もう半分くらい食べてしまいました。
馬すじ肉のトロトロ、キノコと山菜のコリコリ、鷹の爪のピリ辛が堪りません。濃い目のスープには茹で野菜(キャベツや白菜)を浸して食べれば、無駄がありません。
春は近いですが、馬肉で元気をつけて、残りの冬を乗り切ります!