香取&綾瀬、三谷幸喜初SF映画で宇宙人夫婦役!
SMAPの香取慎吾(38)が、三谷幸喜監督(53)が初めてSFに挑む映画最新作「ギャラクシー街道」(10月公開)に主演することになった。宇宙人夫婦の“スペースロマンチックコメディー”で、香取の妻役は女優・綾瀬はるか(29)に決定。脚本も務める三谷監督は、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ(SW)」シリーズの国内最高興収132億6000万円超えを宣言した。
コメディー映画のヒットメーカー、三谷監督が、初めて“宇宙”に挑む。 「ギャラクシー街道」は、木星のそばのスペースコロニー「うず潮」と、地球を結ぶスペース幹線道路の呼び名。開通して150年たち、老朽化も著しい西暦2265年の街道脇の小さな飲食店を舞台に、そこで働く人々と客たちの“宇宙人模様”が描かれる。スペース警備隊から、スペース客引き、スペース娼婦、スペース獣医にスペース役人もいれば、スペースパートタイムのおばさんまで。スペースづくしの異色コメディーだ。
香取が主人公のノア役で、綾瀬は妻のノエ役を演じるということ以外、2人の役柄は現時点では非公表。三谷作品には出演経験がある2人だが、香取は「なんだそれは!という感じです。三谷さん初めてのSFもの、どんな映画になるのか、撮影が楽しみです!」。綾瀬も「奇想天外な三谷さんの作品、今からとても楽しみです!」と意気込んでいる。
昨年の香取の主演舞台「オーシャンズ11」を観劇した三谷監督は「香取さんとジョージ・クルーニー(同作の映画版の主演)には共通するところがある。今回の役柄はジョージもちょっと入っています」。綾瀬さんについては「物を食べる時に本当においしそうに食べるイメージがある。今回は宇宙一食べ方がかわいいキャラクター」と説明した。
三谷監督にとっては初のSFとなるが「ロマンチックコメディーをやってみたかったのですが、普通の恋愛ものでは面白くない。舞台を宇宙にしてしまおうと思いつきました」。CGではなく、セットで宇宙空間を表現するという。
同じSF映画の金字塔で、12月に新作「エピソード7」が公開されるSWが、最大のライバル。06年の「THE有頂天ホテル」の興行収入60億8000万円が自身の最高記録だが、「目指すはシリーズ最高興収(99年公開「エピソード1」の132億6000万円)超え。目標も宇宙規模でいきたい」と大きくぶち上げた(Yahoo!ニュースより)。
コメディー映画のヒットメーカー、三谷監督が、初めて“宇宙”に挑む。 「ギャラクシー街道」は、木星のそばのスペースコロニー「うず潮」と、地球を結ぶスペース幹線道路の呼び名。開通して150年たち、老朽化も著しい西暦2265年の街道脇の小さな飲食店を舞台に、そこで働く人々と客たちの“宇宙人模様”が描かれる。スペース警備隊から、スペース客引き、スペース娼婦、スペース獣医にスペース役人もいれば、スペースパートタイムのおばさんまで。スペースづくしの異色コメディーだ。
香取が主人公のノア役で、綾瀬は妻のノエ役を演じるということ以外、2人の役柄は現時点では非公表。三谷作品には出演経験がある2人だが、香取は「なんだそれは!という感じです。三谷さん初めてのSFもの、どんな映画になるのか、撮影が楽しみです!」。綾瀬も「奇想天外な三谷さんの作品、今からとても楽しみです!」と意気込んでいる。
昨年の香取の主演舞台「オーシャンズ11」を観劇した三谷監督は「香取さんとジョージ・クルーニー(同作の映画版の主演)には共通するところがある。今回の役柄はジョージもちょっと入っています」。綾瀬さんについては「物を食べる時に本当においしそうに食べるイメージがある。今回は宇宙一食べ方がかわいいキャラクター」と説明した。
三谷監督にとっては初のSFとなるが「ロマンチックコメディーをやってみたかったのですが、普通の恋愛ものでは面白くない。舞台を宇宙にしてしまおうと思いつきました」。CGではなく、セットで宇宙空間を表現するという。
同じSF映画の金字塔で、12月に新作「エピソード7」が公開されるSWが、最大のライバル。06年の「THE有頂天ホテル」の興行収入60億8000万円が自身の最高記録だが、「目指すはシリーズ最高興収(99年公開「エピソード1」の132億6000万円)超え。目標も宇宙規模でいきたい」と大きくぶち上げた(Yahoo!ニュースより)。
三谷監督なので、正統派SFというよりコメディの色が強い作品になりそうです。「CGではなく、セットで宇宙空間を表現する」というところに惹かれますね。10月公開ということは、ポスト・プロダクション(撮影後に行われるCG処理など)の時間が満足に取れないから、本当にチープなセットで済ますつもりでしょう。クラシック洋画への造形が深い三谷監督としては、『スター・ウォーズ』より前のレトロSFのノリで勝負するつもりなのでしょう。だから、最近のCGまみれ映画で育った若造がケチをつけても、それは見当違いの無粋な言いがかりということになります。もし興行的にコケたとしても、エド・ウッドの『プラン9・フロム・アウター・スペース』の再来として歴史に名を残せます。

『スター・ウォーズ』をライバル視したのは、『宇宙からのメッセージ』も同じです。

『スター・ウォーズ』の全米ヒットを受けて、日本公開に先駆け、急場でこしらえた便乗映画です。『ゴッドファーザー』のヒットに便乗して、『仁義なき戦い』を作った東映活動屋精神ならではの和製SF大作です。予算と時間の関係上、ストーリーは八犬伝のパクリです(深作欣二監督は、後に角川映画で『里見八犬伝』を撮ります)。しかし、当時の東映特撮技術の粋を集めた映像が、本家『スター・ウォーズ』に及ばずとも、高評価を得ています。それでも、『スター・ウォーズ』の陰に隠れた迷作SFというのが一般的評価でしょう。
レトロSFや珍品SFを愛でるような心の余裕をもって、三谷監督最新作『ギャラクシー街道』を観たいと思います。
レトロSFに関心のある方はこちらでお探しを