NHK籾井会長、政治的と話題もサザンの曲は「歌詞聴いてない」
NHKの籾井勝人会長(71)は8日、定例の会長会見で、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦でサザンオールスターズが歌った「ピースとハイライト」の歌詞が政治的ではないかと話題になっていること言及。「まったくそういうふうには思っていない。今初めて知りました。歌詞の一つ一つまでは全然聴いておりませんでした」と答えた。
同曲は「歴史を照らし合わせて助け合えたらいいじゃない 硬い拳を振り上げても心開かない」などと隣国関係を想起させるような歌詞に「知ろうよ互いのイイところ」などと愛や希望、平和を歌うメッセージ性のある楽曲だ。
籾井会長は、ライブでの曲順が紅白での中継出演と重なっただけだろうとして問題視しなかったが、「そもそもサザンの歌ってのはワーワーワーワーッて歌じゃないですか。一つ一つの言葉よりも、あのリズムと激しい歌い方が彼らの持ち味ですから」と分析。桑田佳祐(58)らメンバーやファンにとっては、歌詞軽視ともとれるデリカシーを欠く発言で物議を醸しそうだ(Yahoo!ニュースより)。
同曲は「歴史を照らし合わせて助け合えたらいいじゃない 硬い拳を振り上げても心開かない」などと隣国関係を想起させるような歌詞に「知ろうよ互いのイイところ」などと愛や希望、平和を歌うメッセージ性のある楽曲だ。
籾井会長は、ライブでの曲順が紅白での中継出演と重なっただけだろうとして問題視しなかったが、「そもそもサザンの歌ってのはワーワーワーワーッて歌じゃないですか。一つ一つの言葉よりも、あのリズムと激しい歌い方が彼らの持ち味ですから」と分析。桑田佳祐(58)らメンバーやファンにとっては、歌詞軽視ともとれるデリカシーを欠く発言で物議を醸しそうだ(Yahoo!ニュースより)。
【ここから私の意見】
なるほど。サザンオールスターズの歌は「ワーワーワーワーッて歌」で、「一つ一つの言葉よりも、あのリズムと激しい歌い方が彼らの持ち味」ですか。サザンのリーダー、桑田佳祐は「学術芸術上の発明改良創作に関し事績著明なる者」として紫綬褒章を受章しました。籾井会長の発言は、サザンや桑田本人より、紫綬褒章の価値を貶めているような気がします。
以前の従軍慰安婦についての発言といい、爆笑問題の漫才ダメ出しについての発言(Yahoo!ニュース参照)といい、籾井会長は口が軽すぎるようです。マスコミ記者が誘導尋問や揚げ足取りの質問をするからでしょうが、NHKという公正中立が求められる公共放送局のトップたる者には、それらを上手く対処する知恵が求められます。
籾井会長は安倍晋三首相に近い人物、いわゆる“おともだち”と言われています。籾井会長の評価は、安倍首相の評価につながりかねません。ともだち100人作るのは小学1年生の願望であって、大人だったら友人は慎重に選んだ方がいいかなと思います。