男鹿のナマハゲ(重要無形民俗文化財)
12月31日の夜、赤鬼・青鬼が髪をふり乱し、角を突き出し、耳まで裂けた口には鋭いキバの面をつけ、体じゅうをワラのケダシで覆い、手には出刃包丁などを持って、「ウォー」「ウォー」とさけび村々の家を廻り歩きます。このナマハゲは集落の未婚の青年達が扮装したもので、この夜は無礼講になまけ者をこらしめ、「家内安全・大漁豊作」等を唱え退散します。その昔、漢の武帝が5匹の鬼を従えて男鹿に上陸した。その後この鬼が村人と五社堂の石段造りの賭けをして負け、鬼の祟りをおそれて年に一度、鬼に化けた若者をもてなしたのがはじまりと言われています(男鹿市ホームページより)。

悪い子はいねがー! 泣く子はいねがー!
秋田県出身の私が県外の人と接すると、ナマハゲの話題を振られることがあります。しかし、ナマハゲは沿岸部である男鹿市の伝統行事で、内陸部の北秋田市出身の私に聞かれても、詳しく答えられず、困ってしまうことになります。
さて、プロ野球の中日ドラゴンズ・ゼネラルマネージャーである落合博満は、秋田県若美町(現:男鹿市)出身です。現役時代、信子夫人を連れて年末に帰省した時、正月を迎えるため、集まっていた親戚の子供たちが信子夫人を見て言ったそうです。
「ナマハゲだぁー!」

落合信子さん(別名:落合おっかあ)です。

落合ファミリーです。福嗣くん・・・・・・。
このエピソードは実話ではなく、やくみつるの4コマ漫画であったネタです。抗議等は私ではなく、やくみつる宛にお願いしますm(_ _)m
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