サッカーに興味なんてなく、愛国心なんてハァ？ それ食えるの？
って感じのルードでアナーキーな男女も、
この時期くらいは阿呆になったっていいじゃないか！
だめだったなあ。悲しい、悲しいよはっきり言って。
後半のうちから眠気に襲われ、延長戦はほぼ記憶がなく、
気付いたらPKも終わっていて
twitterのつぶやきによって勝敗が判明したのが
俺にとってのパラグアイ戦なんだけど、
それでも朝のニュースで繰り返される駒野選手のPK映像やなんかは、
見るに堪えんかった。
しかし一夜明け、駒野選手を批判する人たちは当然ながらあれども
全体としては、誰かのせいにするではなく、
健闘をたたえるムードという気がして、
ラヴアンドピースな感じでいいね。湿気が高いね。
近頃は埼玉でキャンプしたり山梨でキャンプしたり、
自然回帰な週末です。
わざわざ朝五時に起きてみたり、そんで河原でヨガやってみたり、
健康志向というかスピリチュアル一歩手前の愉快な毎日です。
恵比寿でベトナム戦争のドキュメンタリーを観る。
ベトナムの男の人が米兵に頭を撃ち抜かれて死んだ。
戦争の悲惨さに月並みに心を痛めつつも、
そんな特定の個人には興味を持てない一観客。
自ら命を絶った妻の写真を並べる写真家の展示を見る。
東京日和が文庫化されている。
芸術を志す男の配偶者は、気が狂うか病気になることが多いのだろうか。
「智恵子抄」展にも足を運ぶ。
残念ながら智恵子さんの作品は、心に訴えかけるものがない。
光太郎氏の詩、目からウロコ級によろしいが、
妻に悪いことをしてしまった感がまったくなく
むしろその能天気さに脱帽する。