続きです。

27w6d◆緊急入院①はコチラ

 

 

 

早速お昼ご飯が出てきて、ベッドの上でいただきました。

 

 

 

そして初めてウテメリンという張り止めの薬を飲みました。

 

 

 

 

張り止めの副作用らしく、若干の動悸と火照りを感じました。

 

調べると、人によっては、手の震えや吐き気がでることもあるようでした。

 

 

 

 

先生が午前の診察を終えて病棟へ。

再度診ていただきました。

 

 

 

1日4回の内服と膣洗浄、膣剤。

これで1週間様子を見るとのことでした。

 

 

 

また横になってひたすら休みました。

 

 

 

 

 

夕ご飯。

入院食ではなく妊娠後期のメニューでした。

 

なんというボリュームキョロキョロ

 

 

 

 

かなりもりもりでデザートも付いていてこんなに食べて良いのかと驚きました。

でもね、全然太らないの!魔法の食事!

 

 

 

 

親切に向かいの方が色々とこの時間にお茶が出ますよ〜とか、システムを教えてくださったり、メイク落としを貸してくださったりしました。

 

神かと思いました。

 

入院してから神がたくさん現れますw

 

孤独感に苛まれていたので気持ちが救われました。

 

 

話を伺うと出血があり入院していたそうで、回復し、明日退院とのことでした。

 

明日から大部屋に1人ぼっち?えーん

 

 

 

 

 

消灯間際、携帯の充電が切れました。

 

(あぁ、夫大丈夫かな、、、ぐすん)

 

 

 

うとうと眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 

看護師さんに起こされ、

『旦那さんいらっしゃいましたよ。起きれますか?面会時間外なので短めにねニコニコ』と談話室へ。

 

 

 

 

 

大きな荷物を持った夫の顔を見て、またボロボロと泣きました。

 

夫も朝出掛けた格好のまま。帰って急いで準備してくれたのが分かりました。

 

 

 

「ごめんね」しか言えませんでした。

 

 

 

きっと忙しくて疲れているのに、笑顔で背中をさすってくれる夫。ハンカチを渡されて涙を拭きました。

 

 

 

『大丈夫や。大丈夫。』

その言葉にまた涙が溢れました。

夫は本当に明るくて前向きな人です。

私にないものをたくさん持っている人。

1人じゃないんだって思えました。

 

 

帰ってからもベッドの上で涙がしばらく止まらず、色んな気持ちが込み上げました。

 

 

不安や心配や後悔が入り混じった悲しい気持ち。

 

 

 

 

 

ふと赤ちゃんの産声が聞こえました。

婦人科病棟なので分娩室も近くにあります。

 

どうやら新しい命が誕生したようです。

 

 

 

私も元気な赤ちゃんを産みたい。

 

 

 

 

 

泣き疲れて気付いたら眠っていました。

 

 

 

 

つづく。