今回は、シャッターの故障原因について調べておりました。
故障の前兆として、シャッター開閉時に異音が発生する事が多いみたいですね~
その異音は、
設置したシャッターにズレとかゆがみがあって、開閉する度に、スラット(シャッター板の事)がズレてレールに接触し、金属と金属が引きずって出る音だそうです。
ではでは、
どうやってその音を解消するのか
ここでは、シャッターの異音を抑える方法を3つ紹介いたします。
[解消方法:1]
修理業者さんを呼んで、スラットのズレを直してもらったり、バールを使って調整して直す。
バールを、スラットとの隙間に挟み込んで、動作時にスラットが引きずらないようにする方法ですね。
[解消方法:2]
別記事でも紹介しましたが、レールにシリコンスプレーを塗る
要するに、『レールにスラット(シャッター板の事)が接触して、擦れなければ良い』のですが、バールを使って調整する事も、シリコンスプレーを塗る事も、定期的にするのはメンドクサイですよね
では、重くて上がりにくいシャッターの対策は、他にどうするのか・・・
その対策品がコレです、名前は『スタビライザー』
と、いうわけで解決方法の3つ目は、
[解消方法:3]
シャッターの上端部のスリットとの隙間に『スタビライザー』を取り付ける
になります。
ところで、スタビライザーって何と思った方もいるのではないでしょうか
stabilizerを直訳すると、"安定させるもの"になります
もう少し説明すると・・・
身近に言えば自動車(乗り物)の部品などで使われている名称のようですよ
操縦や状態を乱そうとする外的作用によって発生する不規則で不要な揺れを抑える装置の事だそうです。
このスタビライザーの役割は、シャッタースラットがズレてきて重くなることを防ぐ、言わば、「シャッターの動作を安定させる」役割があります
動作様子の動画はこちらです。
スタビライザーの動き(役割)が分かるかと思います!
シャッター上端部の左右どちらかのスラットが寄っている方に付ければ、大丈夫です
異音もなく、スムーズに開いていてますね
巻き取りのすぐ下で、少しづつ常にズレを解消しているのでシャッターに取り付けた後は、引きずりは起こっていない!
当初、スタビライザー無し で、30回ほど開閉しているとキーキー音がして、シャッターが重くなったそうです。
にいて:これって、シャッター買ったときの付属品ではなくて、オリジナルですか~
開発者:『そうよ』
にいて:ほ~、これで解決ですか~
図面から起こして、いろいろ試行錯誤があって、この完成形になったとの事!
ここにもアイディアが詰まっているんですね・・・
スタビライザーの詳細は、
こちらからどうぞ
実際に擦れた跡がこちら
(スタビライザー無しの場合)
このスタビライザーと言う部品は、スマートガレージKITと言う「手動シャッターを電動化させるDIYキット」のオプションで販売しています。
スマートガレージKITで電動化した後、
シャッターのズレでモーターの負荷を上げない為に開発されました。
また、モーターの寿命を縮めないための対策品でもあります
スタビライザー無しでは、シャッターが重くなってモーターの負荷が上がりすぎて、一度止まってしまいました。
取付方法は非常に簡単で、
取り付けやすくする為、取りつけは強力な両面テープで貼る仕様になっています
この機会にスタビライザーとともにあなたの手動シャッターを電動化してみてはいかがでしょうか!
スマートフォンでの操作もできますよ。
動作動画こちら
<スタビライザー開発秘話について>
シャッターが重くなって、
モーターの負荷が上がりすぎた時、開発者はどうすればよいのかと思い、
”シャッター 重い 対処法"とか
"ガレージシャター 擦れて 重くなる"
"シャッター キーキー音 異音"
で原因や対処方法などなどを検索して、シャッターについて調べたとの事・・・
調べると潤滑油を塗っておくとかあったそうですけど・・・
シャッター開けるたびに手が汚れたりするのは嫌でした
接触する箇所の滑りをよくしても、
定期的に塗らないといけないし、それでは根本的な解決にはならないと考えたそうです。
シャッターがズレることで、
触れて擦れる部分に目を付けて、スラット(シャッター板の事)が擦れる部分はどこかを探したと聞きました。
その部分を見つけて、シャッターが重くなる事を解消する為に造った。との事です・・
<スタビライザー開発秘話おわり>
それで出来上がったスタビライザー・・・
エンジニアの知恵が詰まった対策品
これ単体で欲しい人もいると
思うんですけど・・・
単体で売り出したら
必要な人ってどれくらい居るのか気になりますね
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