レンベはほぼマックダイビングです。
もちろんサンゴもありますが、だいたいは黒い砂や泥の斜面を潜ります。
黒い砂(たぶん火山性の砂)の斜面には、海草やゴミ、ロープなどが散らばっていて、生き物はそれらに隠れながら生きているので、そういうものを手掛かりに探すのです。
大きなものは誰が見ても分かりますが、プランクトン級の小さな生きものは、なかなか探すのが大変です。
水中では生き物の生息環境や習性から推測して探す作業が繰り返されます。
そうやって探して見つけることができると嬉しいわけです。
そんな手ごわい相手の一つに、ヘアリーシュリンプ(フィコカリス・シムランス)がいます。
海草のかけらに擬態しているので、肉眼ではなかなか見分けられません。
でも、何回か潜っているとだんだん見分けがついてくるので不思議です。
レンベの4日間で何回かヘアリーシュリンプに会えました。
この子は特大で、5ミリぐらいでした。
タマゴをいっぱい抱えているので「この子」じゃありませんね。
これも大きめ。
大きめはピントが合わせやすいのでラッキーです。
ちょっとスリムな子ですが、タマゴをちゃんと持っているようです。
ヘアリーシュリンプの下はロープです。
ロープに赤い海藻が付いているので、そこにいるわけです。
でも、学校の運動場の中からありを見つける感じなので、運に左右されます。
今回はいっぱい見つけられたのでかなり満足(#^.^#)