昨日の午後に、杉本自工の小林
さんが訪ねて来てくれました。
小林さんは休みの日には、私が
その昔に所属していた、ADSの
スクーバダイビング・インストラク
ターをボランティアでしています。
お客さまの、レギュレーターの
オーバーホールを頼まれました。
なので、トレッキングから戻って
さっそくスタート!!
まずは、中圧値の測定から・・・。
これは、かなりの重症ですな。
最後のOHが、2009年の6月。
しかも、レギュレーターは1stが
あの懐かしの、US・Diver社
コンシェルフです。
2ndは、同じくSEA4です。
今や、化石ですね。
まずは、ホースの配置状況を
記録してから、すべて取り外し。
ホースの異常も確認します。
コネクター部分とネジ部分の
洗浄。
1stを、細かく完全分解中。
スプリングや、小ネジ類などを
紛失しないように、タッパーで
確実に保管します。
最終のOHが、約3年前なので
とっても酷い状況ですね。
メッキが剥がれて来てます。
分解した各パーツ類を、特別な
洗浄液で、超音波洗浄!
塩分と錆を完全に落とします。
水深30m(4気圧)の海中で
浸み込んだ塩分は、セットした
状態では、4気圧の圧力をかけ
洗わないと、塩分は取れません。
だから、1年に1回は分解して
洗浄する、オーバーホールが
必要なんですよ。
パラダイス・キッズのみなさん
分かりましたでしょうか??