年末から教えている生徒さん。大変勘がいいというか、素直な方。
声楽は、感覚が鋭く、性格が素直な人の方が声が出やすい。
言われたこと一つ一つに疑問を持つと、そこから進めなくなる。これは声楽に限らずですが。
疑問を持つには、ある程度の知識と経験、実力をつけてからで遅くはない。最初は言われるまま素直に受け入れて声を出して頂きたいと思うことがあります。
もちろん、どうしてそれをやるのかは説明している。しかし、説明されても疑問を持ってはいけない。
1足す1は2なのだ。
どうして2なの?ではなく、2なのだから。
1つのリンゴの入った袋にもう1つリンゴを入れて、中を見て数えると2なんです。
なるほど!となってほしい。
そこで、誰がどうやって数えたのか、リンゴはどんな形で、どのくらいの大きさなのかなどは聞かずに、2つだと捉えて欲しいわけです。
まずは、そこにリンゴが二つある事実が大事。
教わる側はあくまで素直に。。。