こちらで書いた通りです。
https://allahyhwh.web.fc2.com/text/kousin/grammar.html
ハイレベル高校英文法 9ページ
ハイレベル高校英文法→https://allahyhwh.web.fc2.com/text/kousin/highschoolgrammar.docx
これは、アメリカの高校の授業と一緒なのですよ。ほぼ一緒なのですよ。難しいので、いずれマスターしないといけないものなので、今回、ここで名前は知っておいて下さい。10年・20年かかるので、今すぐ習得するものではないのですよ。紹介したということで。ただ、言葉というものは、文法を分かっていないと意味がないということを書いていますが、範囲をひろげすぎてもダメなので、実用論文的な範囲を上限とすればよく、古い詩文とかは完全無視でいいです。皆さんからすると漢詩みたいなレベルになってくるのに、得られるものが非有益な情報ばかりなので、前もって限度のキープラインをひいておいた教科書です。
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中学英文法の延長に高校英文法がありますが、
色んな英文法を学ぶほど、難しい内容を読めるようになってきます。
そこで、
高校で新しく習う英文法を短時間で復習できるよう全体の骨格を紹介していきます。
高校で新しく習う英文法 一覧
★時制
・過去完了形
She had finished the work when I visited her.
私が彼女を訪ねた時、仕事を終えてしまっていた。
「過去のある時点における完了・結果、経験、継続」を表すことができます。現在完了形の応用になっているので、高校英文法に回ってきました。
・未来完了形
I will have lived in Tokyo for ten years next April.
次の4月で東京に10年住んでいることになる。
基準となる時が未来の一点(上の例文では「次の4月」)になります。こちらも過去完了形と同じく現在完了形の応用になっています。
・過去完了進行形・未来完了進行形
さっきの2つの応用になります。
過去完了進行形・未来完了進行形はその名前のとおり、それぞれ「過去完了形」「未来完了形」と進行形を合体させたものです。
I had been watching TV for two hours when my mother came back.
お母さんが戻ってきた時、私は2時間テレビを見ていた。
このように、難しい文法を知るようになるとより細かい意味を
解読できる(読める)ようになってくるので、
よりレベルの高い書物(学術書)を読めるようになってきます。
学術書になるとこういう記載が物理学や化学(実験などの記述)で多くなってくるので。
★助動詞
助動詞+ have p.p(完了形)
She may have been at home.
彼女は家にいたかもしれない。
助動詞と完了形を合体させたものです。
こういう形もあるのだなと分かっておいて下さい。
・助動詞の慣用表現
助動詞ではその他、
may well(おそらく~だ。~するのももっともだ。)
might as well A as B(Bするのは、Aするようなものだ。)
would rather A than B(Bするより、むしろAしたい)
などの表現を学習します。
意味を少し考えればわかる(なじめる)と思います。
★仮定法
仮定法過去・”I wish” を使う願望を表す仮定法表現は2021年の学習指導要領からは中学英語の範囲になりましたので、ここでも上記の2つは中学英語と考えます。
・仮定法過去完了
If I had had more money, I could have bought it.
もしもっとお金があったなら、それを買えただろう。
・未来のことの仮定を表す仮定法
If you were to live to be 400, what would you do?
もし、400歳まで生きるとすれば、あなたは何をしますか。
過去形を使っているけど仮定なので、未来をあらわしていることに注目して下さい。
・If only(願望を表す仮定法表現)
If only I had more time!
もっと時間があればいいのになぁ!
・「~がなかったら」の表現
If it were not for ~
If it had not been for ~
Without ~
But for ~
・仮定法の重要表現
他に、
as if+仮定法(まるで~かのように)
it is time+仮定法(~の時間だ)
という表現も学習します。
・受動態
(助動詞・完了形・進行形)+受動態
must be finished
has been repaired
is being built
高校英語では、こんな感じで受動態と合体させるパターンを学習します。中学英語で勉強したことが理解出来ていなければ
マスターできない発展形なので、中学英語が基礎になっています。
だから、中学英語から勉強するものですが、
高校英語も知らないとちゃんとした高校以上の本は読めないので、
進学できず、難しいことがわからなくなるので、
やっぱり言葉は大事です。
・群動詞の受動態
I was laughed at by him.
彼に笑われた。
「群動詞を使った文を受動態にする時に、前置詞(上の例文では at )を勝手に抜かさないようにしましょう。at by となって少し変な感じがしますがこれで正しい英文ですよー。」といったことを習います。
・不定詞
使役動詞・知覚動詞を使った原形不定詞は2021年の学習指導要領からは中学英語の範囲になりましたので、中学英語と考えます。
・知覚動詞が、補語(C)に現在分詞を取るパターン
I saw him crossing the road.
彼が道路を渡っているところを見た。
・be動詞 + to do
We are to meet at the station at 9 a.m.
私たちは午前9時に駅で会うことになっている。
他にもいろいろな意味を表すことができる表現です。
・不定詞+完了形
He seems to have been rich.
彼は金持ちだったようだ。
・不定詞の否定(not to doなど)
・不定詞の受動態(to be 過去分詞)
こんな表現も高校英文法で習います。さっきから分かる通り、中学で習ったことを組み合わせています。
★動名詞
・動名詞の否定(not ~ing)
・完了動名詞(having 過去分詞)
・動名詞の受動態(being 過去分詞)
・動名詞の主語を表す表現(所有格or目的格 ~ing)
こういうのは、文法をよく勉強しないと
アメリカでもイギリスでも大学くらいはいけるのですが、
資格取得ができなくなります。
日本の資格でいう2級以上の資格が、網羅的にアウトになります。
ほぼ全部がとれなくなるので、しっかりと
高校~大学までで語学を学習するというのがアメリカ人ですし、
ほぼこのあたりで時間を割いています。
やっていることは、あまり変わらないと思います。
これ以上の文法は、(細部は細かいですが)高校・大学レベルでは、あまり見かけないので。
国連英検A級以上だともっと難しいですよ。
私は特A級で満点を取得しています。
★分詞
・補語(C)で使われる分詞
He sat surrounded by his children.
彼は自分の子どもに囲まれて座っていた。
これも難しいですよ。さらっと済ませられないですね。
だって、英文には読み方が書いていないのですから。
中学英語で習う現在分詞、過去分詞の理解が必須です。
ただ、それだけではありません。練習量、慣れ親しんだ量以上に、
正確に習ってきて積み重ねてきたかが、他との判別のポイントになるので、
嘘つきの英語を教えにくる人には習ってはいけません。
だから、今回はレベルが高い英文法のテキストになっています。
他には「付帯状況のwith」も高校で習いますね。”with his eyes closed (目を閉じたまま)”のようなやつです。
★分詞構文
Seeing me, he ran away.
私を見ると、彼は逃げ出した。
分詞構文も高校英語で初めて習う単元です。
これも、もちろん中学英語の分詞の理解が必須になるので、
厚く書いた文法書には、分詞のことを詳しく書きました。
★関係代名詞
・関係代名詞の what
What he is saying is not true. (主語)
彼の言っていることは本当ではない。
・関係副詞
This is the city where I went last month.
ここは私が先月行った街です。
・複合関係詞
I’ll give you whatever you want.
君の欲しい物は何でもあげよう。
・関係形容詞
I’ve read what books I have.
私は持っている全ての本を読んだ。
・連鎖関係代名詞
He is the man who I thought was your father.
彼は、私が君の父だと思っていた人だ。
連鎖関係詞も高校で習います。
★比較
・the 比較級
The sooner, the better.
早ければ早いほどいい。
・no more 比較級
I have not more than 10,000yen.
私は多くても10,000円しかもってない。
まぁ、読めるようになれたらいいです。
使うかというと使わないと思うので。
Mary is no more a genius than I am.
メアリーが天才でないのは、私が天才でないのと同じだ。
ここで、比較で使うクジラ構文「 no more A than B 」の説明をします。
A whale is no more a fish than a horse is.
この比較 クジラ構文「no more A than B」を理解するのに大切なことは
1)2つのことを比べている…比較は2つのことを比べている
2)no は「差がゼロ」を表す…「比較しているものの差がゼロ」ということを表します。
3)no が more を強く否定し「~なんてとんでもない」を表す
4)than は「どれだけありえないのか」を表すための引き合い
これら4つのポイントをしっかりと理解出来ていれば大丈夫です。「~でないのと、~でないのは同じだ」というのをそのまま覚えるよりも分かりやすいし、色んな場面でパッと英文が理解出来ると思います。
A whale is no more a fish than a horse is.
4つの材料が全部揃ったので、それを使ってこの有名な例文を考えてみましょう。
「クジラが魚であるというのは、馬が魚であるのと同じくらいとんでもない」
つまり、クジラは魚なんかでは決してない。ということが言いたいわけですね。 than 以下はどれくらいありえないかを表すために引き合い。
他の例文を1つあげておきますので、ここまでで学んだのと同じように考えてみて下さい。今までの内容が理解できていれば分かると思います。
Mary is no more a genius than I am. genius = 天才
★強調構文
It was yesterday that Tom broke the window.
トムがその窓を壊したのは昨日だ。
苦手な人がかなり多い英文法単元ですね。単に最後の方に習うからちゃんと勉強してなかったりするだけということも多いですが……
★話法
He said that he was busy.
自分は忙しい、と彼は言った。(間接話法)
話法も高校で学習する英文法の中で苦手にしている人が多い単元ですね。簡単な直接話法(I said, “○○.”)などは中学でも出てきますね。
以上です。
日本の高校で習う全文法を教えたので、これで
一通り文法学習をやめにして、
読み方が分からないときに文法を調べて
その都度分かっていく学習法がいいです。
文法が分かっていないのも阿呆なので、学習は必要ですが、
ここまでが限度です。
私は、もともと親がアメリカ人だったことがあって、
もう1人の親が日本人だったので、日本にも少しいましたが、
10歳くらいの頃からずっとアメリカの学校で
英語圏で大学院まで卒業しましたが、
「英文法が全部の勉強」でした。
言葉の仕組みを分からなければ、いくら単語を覚えたとしても
使えない覚え方になるので、
無駄な労力になっていきます。
中でも基本の5文型は一番大切です。
これは万国共通語といえる形なので、
いつでも基本に戻って5文型を意識することが大切ですし、
ここで習ったことを覚えておけば、
自信がないときは、調べてそこを補足すればいいわけですから。
大切なことは、これ以上外に出てはいけないという
keepout tape(立ち入り禁止テープ)です。
筆者紹介:国連英検特A級満点、トーイック連続満点60回以上、トフル満点、日本の英検1級等。
子供の頃、カリフォルニア州のcateスクールに在籍した。
英語圏で大学院(ハーバード大学大学院)まで卒業し医学博士等の最高ディグリーを取得している。
現人神の絶対唯一神YHVH。