今回、来たついでに、矯正学の抜歯・非抜歯の選択について、書いておく。
この話は、ミカエルさんにもふって話をしていたが、
大天使ミカエルさんは、医科医師であり医学博士だから、歯科医師の問題も解けるが、話は好きではない。
問題を見るとアーチレングスディスクれパンシーの計算をして抜歯か非抜歯かを決めるのだが、
写真判断になると目分量で決めないといけないのが、少し微妙さを残す選択になる。
過去問題集を作る予備校の人間だと厚生労働省の解答発表を見てから解説を書くから、後付けの理由になっている。
本当にわかっている人が書けば、問題なんて1問でいいし、掲載しなくても、こう変化したらこう解くことをつらつら書いていけば、過去問題の1問1問を掲載しなくても、それだけを読んだ学生が解けるようになる。
つまり、その問題集をやってテスト問題を解けなかったら、書いた人も分かってないということなんだ。
予備校の回答を見てもコロコロ変わってるんだ。
俺の医学では、矯正科の回答は間違えてるんだ。
その理由を書いていくが、
非抜歯で唇側に傾斜させるやり方が流行ってるが、それをするとどうなるかというと
「早期接触」→「咬合性外傷」→「顎関節症」
粘膜においては
「褥瘡性潰瘍」→「ガン」になる。
医師(医科を先に勉強して外科医又は内科医の資格を持っている歯科医)としては、こうなってはいけないから、先回りして、微妙なアーチレングスディスクれパンシーの場合は、
唇側傾斜させずに、抜歯を選択することをよしとしている。
だから、国家試験の時だけなんだ。微妙な回答を選ぶのは。
こういう問題で口腔外科に来る患者というのは、矯正処置を受けてから問題が起きたという人が非常に多いんだ。
顎関節症を惹起すると「また矯正科医か!」という話の連続なんだ。
そして、唇側なんかに傾斜させるから、常に粘膜面に当たって褥瘡性潰瘍が再発を繰り返すんだ。
そうなるとアーチレングスディスクれパンシーを測って
ストリッピングするか抜歯するかを決めるんだ。
だから、矯正の問題・解答が正しいと思っていると
矯正科医が一般医科・外科を知らないのだから、総合医学的には間違えに引っ張られることになるから、国家試験の回答は国家試験の時にしか使わないものもあることに留意するように。
最近の歯科医師国家試験は、受験者の半数が滑るのだが、
合格させてはいけない事情がある。
歯科医師の人数が過剰になってきていて、医科のように眼科や精神科を儲かるとか
そういう科を選べないから、皆が皆、同じことをしようとするから、
需要と供給の関係から、既存の歯科医業で生計をたてている人の利益を守るために、
新たになろうとする人にとっては、難しいようにしていかないといけない。
歯科医師国家試験の難易度が本当に難しくなってきていて、
実感では、72~73くらいはあるんだ。国立から歯科医師になる人にとっては偏差値75。
行政書士国家試験が偏差値64くらいだ。ミカエルさんが合格したときは偏差値65以上で、ミカエルさんが全国3位で偏差値80だったんだ。
司法試験が偏差値75くらいで
医師国家試験は偏差値84くらいある。これが一番取得が困難だったとミカエルさんも言っていた。だから、体力がある若い頃にミカエルさんは取得しているが、6年生から始めても間に合わないし、今の難易度では5年生からでも間に合わないから、医学部に入ったら、すぐ猛勉強を開始していったほうがいいとミカエルさんもXでポストしていた。
ミカエルさんのXでは計算で、医師国家試験の偏差値が94以上という結果が出ている。
英語で出題されるようになってから、難易度は無限大だ。
歯科に対しても世の中の偏見は厳しい。口腔外科で1/3くらい医科医師の国家試験の範囲から出題があるのだが、世間はそういうふうに見ていなくて、「歯のことだから人命は死なないでしょ」というふうに何も知らない一般人は思っている。
Fランクの歯学部もあるから、医師>>>歯科医師という社会的価値の偏見を持つ一般人が多い。
何が正しいことかというと
実は、「歯科治療のためであれば、歯科医師ができることは全身治療の何でも合法になる」んだ。
だが、歯学部教育を受けていなくて歴史も知らない裁判官は、歯科医師が医師とともに全身医科の研修を受けてることで有罪判決を出したんだ。だが、昔から、歯科口腔外科医は外科の医科医師と同じ外科研修を受けることが普通の歴史だったんだ。
全部を回って処置を知らないと歯科医師で口腔外科で必要なシーンが出てきたときに何もできなくなっちゃうんだ。
だから、あえて、俺はここで神の言葉として
歯科医師は、「その診療科(歯科口腔外科)の治療のためであれば、もしくは検査だけでも、全身医科の何でも処置・検査ができる」と書いておく。
だから、歯科医師になったら、昔は、医師と同じで、全身の検査技師の資格とか衛生管理者とか食品衛生管理者になれてたんだ。
そういうことがあって、俺は、医学部と歯学部は併合して、医師医師と歯科医師を同じ1つの医師の資格に戻すべきだと主張している。その流れとして、このブログが将来の流れになっていけばいいと思って、石を投じたというか代書者(私文書作成の代理人の行政書士)のミカエルさんに投じさせたんだ。
歯科医師は全身医科の試験から分かれてきたが、その頃は歯科だけでよかった未文明の時代だったが、この科学の発展した時代では、歯科だけでは済まないことが分かってきたんだ。だから、歯学部生も全身のことを習っているし、解剖実習もやってるし、かなりの問題が試験に出ているので、同じ資格にしないと包括的医療の実践ができずに患者を苦しめることになるので、今後AIに頼る時代になってるんだから、もっと覚えることを少なくして、全身医学をスッと診断して、全部を覚えて回答を出すことは人間には無理だから、考えて導ける医師を養成してほしい。
お前らが計算するときでも
2×19=38とか
3×14=42とか
1つ1つを全部覚えてないだろ。それを全部出して覚えさせようとしているのが医師国家試験だぞ。誰かが強く異を唱えていかないと医学が進展していって今後益々酷くなっていくぞ。
そりゃ9・9(くく)を小2くらいで覚えさせるのは、医学部では生理学や生化学だが、
2×8=16すら俺は覚えてないぞ。全部計算して出すんだぞ。
ミカエルさんが人間をしていたときでも、全部は覚えてなかった。
知らなくても、考えて引き出して、それが解答の説明とピタッと一致する説明を出すんだ。
その論理力(思考力)で解答を引き出す力が優れていたので、一発で受けた全ての試験でも受かっていって模試でもいつも上位記名されてたんだ。
こういう思考力を磨いていくのに過去問の解説で解答を覚えるのではなく解答の導き方を確認していくのが大事だし、だったら著者もそれに留意してこういうふうに問題集を作っていくようにサンプルを書いて出してやったんだ。
今回は全部書くなんて多忙なミカエル大天使長様にさせることじゃなかったから、ここまでで終わらせたけど、いつか人間でも医療AIでもいいから、この教科書・問題解説集を完成させていけ。