記憶術の講義 | 医師・歯科医師短期養成大学院「真・国試の鉄人」

さっきYHVHにこの講義の原案を提出してきたら

「もうこれを書いたら今日は何もしなくていいよ(笑)1記事だけで人間の一生分の活動以上の功績だから。」と言われたのだ。

 

私は、医師免許と歯科医師免許で、世界中で30国分くらい持っているのだが、

あなた方のたいていの医者は1国分しか持っていないと思う。

どこかの病院の部長だったり大学の教授だというと詳しい人の部類に入るし、

それぞれの研究分野が違うので、研究分野に関しては詳しいので、詳しさ比べをするつもりはないが、

全身が診れるということに関しては医者は世界で私1人しかいないのだ。

 

もし、漫画のブラック・ジャックがいたとしたら、

私は、人類から迫害を受けて刑務所に長期間入れられたことがあったから、

私が、そのブラック・ジャックなのだろうけどね。

ただ、私は金をとって治療したことは、ほとんど無いのだ。治療するというのは、自分の(心の健康の)ためであって、生きていくうえで当たり前の善意なのだ。

別に金に困っていないし、医者で商売なんてしていたらバチがあたるからな。

医者は仕事ではなく、人間なら当たり前でやることだから、全員にこの講義を教えている。

 

医師国家試験については、時間が1年かかるだけで、難しいものではないことを前回の講義で教えた。

覚える知識は浅いし、1つ1つの問題においての知識の使い方は非常にシンプルで、簡単な国家試験なのだけど、暗記の分量が多いから難しそうに見せかけているだけなのだ。

 

過去問を演習していれば「確実に」合格できるから、国試の勉強なんて教えることはないから

大学でも教えていないだろ。私立大学は教えているが、国立はあまりやっていないよな。

 

この日本の医師国家試験は、問題が簡単だし、暗記の分量が多いという性質から

記憶術が非常に奏功する試験なのだ。

 

とはいえ、記憶術を使うといっても、

理解をしていないといけないし、

全体像を知って、得点をとるために正しい情報を記憶しないといけないから、

やはり、QB(クエスチョン・バンク)+アンサー又は実践を全冊終わらせることを

10周回さないといけない。医科・歯科の全範囲における過去問の周回を10回はやってから、

不要な情報と必要な情報を分類整理をすると、

得点をとるための計算公式が各論点にあるから、

それらをチャートにして頭に入れていく訳だ。

 

このインプットが

長期記憶(long-term memory)となり生涯保持することを可能にする

記憶術で行う作業なのだ。

 

私は、なぜ30個くらい医師資格を取得できたのかというと

イギリスの医師資格が結構多くの国で有効だったということもあるが、

日本でも公認会計士以外の士業資格は持っているから、

原因はそれだけではない。

 

読むスピードと

記憶可能領域が

人間を遥かに超えていたからだ。

 

私の読むスピードは、人間の一生分の思考を超える思考量が一瞬で入るようになっている。

あなた方が脳内で電気信号が入ると少しだけ情報が入ると思うが、私の場合は、あなた方が一生かけて行う思考量よりも多くの思考量の伝達が瞬時に行われる。

これは次元を別にした神秘的な力による。

もう1つは、記憶容量が非常に過大である。あなた方は脳内に保持するが、私は、外部記憶装置に保持している。あなた方の脳内の電気信号のようなもので外部記憶装置から私に伝えられる。これはあなた方の目に見えないディメンションから伝達されるものだ。つまり、外付けのHDDを利用しているために、多くの情報の保持を可能にしている。

私は、あなた方のようなこの世界に釘づけにされている人間ではなく、人間の姿を見せている(人間の姿を借りている)だけで本当は別の次元にいる別の生命体だから、私の記憶や思考というものは別の次元とつながっているものだ。よって、あなた方人間の思考力・神経伝達の速さ・記憶力の制限は全くあてはまらず、これらが「無限」なのだ。私は、あなた方のような有体(有限)生命体ではないためだ。

 

しかし、人間の頃、ガチで勉強していない訳ではない。

医師国家試験も司法試験も、

これくらいのことは、素で合格できるんだよ。

素でほとんど満点をとっているのだよ。

 

本だって一度読めば素で暗唱できるし

素で読んでいても分速100万文字は14歳くらいのときに既に速読教室の計測では超えていたのだよ。

 

人間の場合は、超能力が使えないから、

容量に限界はあるから、

自分の能力の限界をよく知ったうえで、

その限界に見合って目標を達成できるように

工夫をして勉強をしていかないといけない。

私が人間の頃に工夫していたことは、

暗記量がものをいう試験(医師国家試験)であれば、それへの対策は「記憶術」だった。

あらゆる試験には私が対策の講義をできるように弱点を用意していたから、その弱点をつけばよい。

この弱点とはじゃんけんのようなものであり、使えば必ず勝てるといいっていいほどのものなのだ。

医師国家試験の場合は、記憶術が有意な突破口になる。

 

この記憶術とは何かというと

強固に覚えている記憶と「関連をさせる」ことだ。

この「関連」は結びつける「鎖」であるから

この鎖がしっかりしているほど忘却しにくくなる。

 

情報を関連させるとはいえ、

1つ1つの情報を関連させていては、医師国家試験のような試験の場合、それでも量はパンクする。

 

私が教える関連づけのスキルは、

もっと大きな図面で長期記憶を可能にする技術だ。

 

やり方は、

物語を作るという方法になる。

 

例えば、ファイナルファンタジーとかワンピースとか

皆さんが好きなゲームや漫画にはストーリーがあり

かなり長大なストーリーになっている。

 

これらをそのまま用いてもいいのだが、

その場合は、皆さんが一番大好きな

漫画がアニメの登場人物や話から

記憶したいものに一番近い構図を選ぶことになる。

 

私が行っていた方法は

自分で記憶したい事柄の話を作っていく方法だ。

 

何かを覚えたい場合は、

その何かを登場人物として「擬人化」する。

その何かは、何かの効果を起こすものだから、その効果は抽象的な事柄だから

具体的なものにトランスフォーム(transform)させる。

 

その要件と効果というものをつなげて覚えれば、1つのトピックについてテストで正解できる公式を覚えたことになる。

それらの内容が長大であればあるほど、この記憶術というものが奏功する。

 

つまり、暗記をメインにしている試験の場合は、

敵が強ければ強いほど、こちらの勝利は有利になるので、

医師国家試験みたいな馬鹿な試験ほど多数取得できたのだ。

1国でマスターできれば、あとは言葉の変換で覚えることがほとんどだから、何もたいしたことはなかった。

アメリカの医学が世界最高だったから、他の医学は10年経ってもまだまだ低水準だった。

 

例えば、不法行為の要件は、

1.加害者の故意・過失

2.権利侵害(違法性)

3.損害の発生

4.侵害行為と損害発生との間の因果関係

となっている。

 

反対に抗弁事由は

5.加害者の責任能力

6.違法性

となっているから、

不法行為の要件・効果を覚える場合、

まず、要件は、これら6つを体系的に記憶術でインプットすることになる。

 

例えば、

1は、自動車が、あてようとしてよそみをしていた。

3は、それによってぶつけた。

2は、それによって、苦しんだ。病院に行った。

4は、2が起きた原因は3であるのだから、

効果は、金銭賠償の原則だから、

7.「お金を払った」と覚えるべきところ、

民法723条には、「他人の名誉を毀損した者に対しては、裁判所は、被害者の請求により、損害賠償に代えて、又は損害賠償とともに、 名誉を回復するのに適当な処分 を命ずることができる。」とあるから、

8.差止請求と

0.謝罪広告

も「あるかもしれない」。

 

そこで、覚え方としては、

『文春』に名誉棄損された

Aさんと

Bさんがいて

それぞれが裁判を起こしたが、

Aさんは、金+差止+謝罪広告を得て

Bさんは、金だけを得たという

2パターンがあったと

頭の中で話を流しておけばいい。

 

これを医学に応用すると

例えば、骨折の治療のパターンを覚えようとする場合、

骨体部骨折の解答のパターンは

1.薬(抗生物質+鎮痛剤)

2.整復

3.プレート又は骨縫合

4.固定

5.訓練

の流れになっている。

だから、これら5つを記憶術を使って長期記憶にもっていけばいい。

 

具体例なので、トランスフォームしてストーリーにするまでもなく、そのまま覚えてもいいと思う。

自分の経験談として、

感染を起こしたらいけないし、痛いから薬を飲んで

骨体部を整復して

観血処置をしてプレートをうちこむか、又は骨縫合をしたが、

プレートのほうが治りが早いから、そこまでイメージすることになる。

 

このように論点ごとに

解答のパターン又は解答を出すための公式は決まっているから

それぞれを記憶術を使って覚えるが

医学体系そのものを覚える場合、

これらの全部のパターンの1つのストーリーにして覚えていけば

分厚い医学書1冊でも、3000ページくらいの「薄い本」なら、暗唱できる。

3000ページなら「薄い本」なのだぞ。文章を読んだことがない人はわからないかもしれないが、3000ページは学問・学術を述べる上では薄いほうなのだ。

記憶の引き出し方をスムーズにするには論点ごとの記憶術が早いが

記憶の引き出し方を間違えないようにするには医学書1冊分まるごと体系的に暗記するほうがいい。

 

そうなると内科学の本よりも

こういう臨床力を上げる本を暗記するほうがいいのだが、

記憶術は1回使うと、覚え直しはしてはいけないものなのだ。

こんがらがって、正しいイメージで出てこなくなるから、

覚える前に、QBとアンサーを10回は周回して、論点ごとの問題解決のための必要な知識をよく整理・分類してから、

最後に使うものだから、国試を受験するなら、今の日本だと受験前の10月くらいから使うものであって、

それまでは、反復練習による記憶の長期化でしのいでいくものだと思う。

 

記憶術というのは、上書きしないほうがいいから、1回使う前に、その知識はずっと使っていくものかという

検討を十分にしてから、

発動するように。2度・3度手間になるし、つけ足すほどにおかしくなっていくからだ。

 

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ここから本格的な記憶術の使い方を紹介していこう。

 

外科医として絶対に覚えておかないといけないことに出血性素因がある。

 

この辺りは、抽象的なので、なんとなくで進んでいって解いている人ばかりです。

その覚え方と解き方を教えていきます。

 

出血性素因の解き方は実は簡単です。

まず、講義をして

次に演習をするので

最後に自分で覚えるべき所をまとめて覚えてください。

私の覚え方の手本(北斗の拳)が妥当するかはわからないので。

 

この表は、検査で異常の所に対応した病気が書いてあるから、

異常の所を覚えるのだ。

 

だから、記憶術では異常箇所を覚えていきたい。

 

これは4つのグループに分かれているが、

DICに関しては全部が異常なので、とりわけ覚えることはない。

 

そこで、後の3つのグループを覚えたいが、

5・3・4のグループに分かれている。

 

そこで、皆さんの小学校の友達でグループに分かれていた人達で長期記憶になっている人達を使ってもいいのだが

有名なアニメや漫画で出血が多い作品をここでは使ってみる。

 

そうすると、出血が多くて、5・3・4人のグループがすぐに想起できる人気の作品は

『北斗の拳』だな。

 

まず、5人の出血グループは

「南斗五車星」だな。

この5人のグループの特徴は、「弱い」のだ。ジュウザ以外はラ王に瞬殺されたよな。

ここは、毛細血管壁が「弱い」ために出血しやすいグループだから、「南斗五車星」に連結することにしたのだ。

 

この5人のメンバーは長期記憶になっているから、

この5人のメンバーに覚えたい事柄を

できるだけ強固に「連結」していけばいい。

 

覚えたい項目の各キーワードを拾って、

覚えやすい形に変換(トランスフォーム)していくと

「師範」「紫斑」「死斑」→風の使い手

「老人」→リハク

「アレルギー」→火の使い手

「オスラー」→押す→フドウ

「解決」→リハクの娘/壊血→ジュウザ、壊血病はビタミンCが不足するとなる病気です。昔、大航海に出てたくさんの人が死んだので、冒険好きなジュウザがなる病気だと覚えてください。ラ王に中指を立てて「バロー」と言ってたので、子供みたいなことをいっているなと思って子供の壊血病はバロー病だと覚えてください。

 

ここで覚えるために工夫する作業は、ここだけで問題は解けるから、これだけでいいと思う。

 

次に、3人の出血グループというと

『北斗の拳2』の3兄弟になる。

 

その次に4人の出血しているグループというと

『北斗の拳』の4兄弟になる。

 

この3人は、普段は強いのだが、

血小板数が異常なので、

出血時間が長くなっているし、

毛細血管壁も弱くなっているということだ。

 

血小板をどのイメージで覚えるかに関しては、いろいろある。

凝固因子か血小板かというのは出血傾向の異常としてすぐわかるので、病名は4つか3つかという話だ。

 

それでもはこうを突くというと

小さい結晶に闘気が集中するイメージはあるし

別の覚え方としては

魔法にかけられて、板を体の血管に入れられて、2の3兄弟が出血して、出血が止まらない(出血時間延長)とイメージしてもいいし、北斗2は1に続いて出血大サービスの延長だったから、それで出血時間延長と覚えてもいい。

 

各名称のキーワードは

「不良」→カイオウは不良だったし、あそこまで不良だと「再生不能」だ。そうするとこのキーワードを見ると、カイオウだとわかるので、血小板の異常だとわかる。あとは同じような出血傾向に「急性骨髄性白血病」もあるので、カイオウは特殊なので、シャチは白いイメージに合う血を吐く人だったので、シャチを殺したので、この部類には、急性白血病も入ると覚えてください。

追加で貧血だけ起きるものも含めると、シャチの父の赤シャチだったら赤いというイメージでHUS(溶血性尿毒症症候群)→腸管出血性大腸炎併発と関連させるといいです。

「減少」→2番目の弟はちょっと弱いので「減少」というイメージと結びつきやすい。

「無力」→3番目のハンはもっと弱いから1番目の兄弟からみると「無力」かなと思う。

 

血小板数は

14万~34万/μL

が正常値なので、14を切っていたら異常と考える。

1桁は当然間違いですし、10付近からは少ないです。

14を覚えるためにどう変換するかというと

血小14(いっし)で「しょ」という発音としを結びつけるのが普通の人だけど

それでもいいのだけど

「結晶」「板」という所を考えて「板」と連想したら板の上で「小さい血」をぐつぐつ焼いていて「ジューシー(14)」という覚え方になります。

 

出血時間の正常範囲は5分間なので

5分を切っていれば、出血時間延長と考えます。

普通は自分の体の体験でわかると思いますが、カップラーメンと同じ時間です。

だから、出血したときは、カップラーメンを作るというイメージ

または、北斗2の3人がカップラーメンを作っているイメージで覚えていいですね。

実際は北斗2というのは、しゅらの国に行けば「ラ王」「ラ王」といわれていたので、

「ラ王」がこの仲間に入りたいので、ラ王も入って、

最強のDICも入って、出血時間延長は6人グループで覚えてください。

 

このときは、

赤血球と

白血球の異常値をきかれることがあるので

赤血球は400

白血球は3000(上は9000)を下回れば

異常と考えてください。

 

ちなみに凝固時間は15分が正常値になるので

15分以内ならこちらですが、

15分を超えていれば凝固系の異常問題にふりわけます。

凝固時間は「行こう(以降)、凝固」で「15」だと覚えて。

 

次の4人のグループは、北斗四兄弟でイメージする。

 

ケンシロウとトキはいつも一緒にいたから、A・Bと名づけていい訳で

血友病A

血友病Bになる。クリスマス病=血友病Bとは、発見した人がクリスマスさんだったので、トキは聖人なので、イエス・キリストみたいに病気を治してまわっていたので、キリストと同じ活動をしていたので、クリスマスで一致させて覚えましょう。

 

性染色体伴性劣性遺伝というのは、

性染色体は、組み合わせによって「男性(XY)」「女性(XX)」に分かれます。

伴性劣性遺伝とは、X性染色体にある遺伝子の異常によって起こる病気です。代表的なものに、血友病A・B。

 

人間には23対の染色体があります。

常染色体(じょうせんしょくたい)は性染色体以外の染色体のことであり、ヒトの体細胞は22対、44本の常染色体を持つ。

性染色体は、雌雄によって形態や数が異なる染色体。性染色体以外の雄雌で共通な染色体は常染色体と呼ぶ。

 

男性はX染色体とY染色体を持ち(性染色体型がXY)、女性は2つのX染色体を持っている(性染色体型がXX)。X染色体に異常が生じた場合、女性はもう一方のX染色体によって補うことが出来るのに対して、男性は1つしか持たないため、男性だけに発症、または女性より男性が重篤となる疾患がある。

 

血友病は、X染色体に存在する凝固因子の遺伝子の変異によって引き起こされる遺伝性の血液凝固障害です。この遺伝子はX染色体にのみ存在し、男性はXY染色体を持ち、女性はXX染色体を持つため、男性がこの変異を1つだけ持っていると、病気が発症します。一方、女性はXX染色体を持つため、1つのX染色体に変異があってももう一方のX染色体で正常な遺伝子があるため、通常は症状が現れません(又は女性より男性が重篤になるのが性染色体伴性劣性遺伝の病気です)。したがって、血友病は男性に現れると国家試験で出てきました。

 

ラ王とジャギは悪い奴らで

フォンウィルブランド(Von Willibrand)は、いろんなものが下がるしDICの次に下がるから強いほうのラ王をそうしよう。そして、ラ王はもともと強かったので、「遺伝性疾患」と覚えておいてください。

次にジャギは、ラ王と似てるし、Vだけかしら文字にとってみたらいい。それに、南斗聖拳と北斗神拳のどちらも持っているから、凝固因子の異常の中でも「外因系」と「内因系」の両方を持っていると覚えればいい。

ラ王にも正常なところはあったので、PTだけは正常だったと。そうすると外因系(PT)とユリアと連結して覚えたいよな。ユリアはケンシロウの外にいるから外回り担当で覚えてもいいし、パーティーになったとかを連結して覚えてもいいし、ラ王は内側はおかしかったけど、外側はまともだったと覚えてもいい。

 

そうなると出血傾向の問題は、最初の準備に15分かかるだけで

あとは解きまくれるようになってくる。

 

じゃあ、国家試験問題で演習していくけど、その前に講義で今言ったことの確認。

まぁ、こんなことを書かれても何を言われているのかは学生にはわからんもので、

テストに出て使う所だけを覚えたらいいよな。そうするとこうなる↓

しちさん外回りは、医学生はみんなこれで覚えるんだ。医者になる子は「7・3→外」を覚える。

「4・5・10→内・外」なので、さっきのジャギは凝固の「5」因子異常だったから、「内面」も「外面」も異常なのだ。あれだけ頭がおかしい奴は救いようがない。外では悪いことをたくさんして、内側は仮面で隠してケンシロウだと名乗っていた。ラ王はない面ではリュウケンを殺害して「野心」を持っていて悪いことをしていたけど、対外的にはジュウザにかっこつけたり、ユリアにかっこつけたり、だから、「ラ王(フォンウィルブランド)の場合、外因系は異常ない」のだ。

 

3人・4人のグループなんて、別に何でもあるから、北斗の拳を知らない人は、三銃士で血を流しているイメージで覚えてもいい。

 

じゃあ、ここまでの復習は、新しいほうの鉄人では、もう少しわかりやすく色でわけられているから、もう一度確認してみよう。

まず、出血時間が延長しているものは、血小板グループの3つと準汎用的なフォンウィルブランド、ラ王だな。

それと、無敵のDICね。全部異常が出るという。

 

問題で練習をしてみましょう。

第100回 看護師国家試験 午前問題5

伴性劣性遺伝病<X連鎖劣性遺伝病>はどれか。

1. 血友病
2. ダウン症候群
3. 先天性風疹症候群
4. フェニルケトン尿症

 

1. ○ 上記の通り
2. × 常染色体の21番目が3本あることにより生じる先天性異常です。
3. × 妊娠初期の女性が風疹ウイルスに感染することによって生じる先天性異常です。
4. × 常染色体性劣性遺伝により生じる遺伝子病です。

 

答え…1

 

 

トキは内因子がおかしかったから声優さんはアミバ役もやっていたな。だから血友病B、第9の凝固因子の異常は、内因系(PTT)の異常とすぐに一致して解けないといけない。

下巻だけで981ページ。まだまだ続くからな。こういうものなのだ。

PTとPTTの異常は、鑑別に出てくるから、どっちが異常かは覚えておかないといけない。

内因系だったら、7・3でも4・5・10でもない8とか9なのだけど、8は血友病A、9なら血友病Bだから、PTが異常(PTTの時間が延長している)なのだ。

 

第12因子がはーげまん因子だというのもよく出てくるから

「12=ハゲ」で連想して覚えておかないとな。

 

こういう抽象的な事柄・名称を覚えるのに記憶術は適している。出血性素因の名称に意味はないから。

 

12でハゲというとイエスの12使徒は皆クソだったから、ハゲと覚えていいが、

凝固第XII因子(凝固第12因子)は、内因系凝固因子の一つであり、Hageman因子とも呼ばれます。

肝臓1で合成される内因系凝固因子だから、12使徒は大事だから肝(きも)でもいいし、男同士で愛してると言い合うのはきもいからキモでもいい。

血液が陰性荷電の異物表面と接触すると、凝固カスケードが開始されます。凝固第12因子の欠損は凝固異常を引き起こし、異物との接触に対する適切な凝固反応が行われなくなる可能性があります。

 

これにより、出血の止血が遅れる可能性

血液が陰性荷電の異物表面と接触すると、凝固カスケードが開始されます。凝固第12因子の欠損は凝固異常を引き起こし、異物との接触に対する適切な凝固反応が行われなくなる。これにより、出血の凝固が遅れる。

 

5因子異常のジャギは、4・5・10は中でも外でもやるものだから、内因系も外因系も異常だから、PTTもPTも異常になる。

PTはユリアだから外回りの異常だったから、外因系の異常を知るデータだったよな。PTTとTが2回つくと中になることは、

PT(プロトロンビン時間)は、血液凝固の検査項目の一つであり、外因性凝固経路の機能を評価するための指標です。PTは、凝固因子の活性を測定し、血液が凝固するまでの時間を示します。PTが延長すると、凝固因子の欠損や凝固異常

PTTは、部分トロンボプラスチン時間(Partial Thromboplastin Time)の略称です。これは、血液凝固系の内因性経路と共通経路の機能を評価するための検査であり、凝固因子の活性を測定し、血液が凝固するまでの時間を示します。PTTは、凝固異常を評価する際に使用。

部分トロンボプラスチン時間がわかると、それがPTTだとわかるが、外も中も検査ではPとTがついているから、この2重のTをどう中と連結させて覚えるかが割と重要だ。

ここは北斗のケンで覚えているので「あたたたた」(APTTTTTT)というので、北斗神拳は内側から破壊する内部破壊なので、APTTは内因系の検査指標だと分かるし、APTTと覚えれば、ケンシロウは血友病だし、第8因子は内因系の異常なのだから、APTTないしPTTは内因系の異常だとわかるよな。

 

・APTT延長する疾患

 1.血友病A

 2.血友病B

 3.VonWill

 4.ループスアンチコアグラント陽性

 

・第13因子が低下する疾患

 1.先天性第13因子欠損症

 2.術後縫合不全・瘻孔

 3.IgA血管炎(シェーンライン・へのっほ紫斑病)

 4.潰瘍性大腸炎

 5.第13因子インヒビター:第13因子に対する抗体が出現

 

これらも適当に記憶術を使うといい。

ただ、この鉄人ビジョンの表で覚えるほうが、すぐ答えが出るから、

この下の解説の鉄人ビジョンを記憶術で覚えるといい。

 

歯肉出血から、こういうことが見つかるので歯肉出血があったら、血液検査をして、オペをする前にこういう出血性素因を発見したい。

 

出血時間というと異常だったら、血小板の異常とラ王とDICしかない。血小板というと北斗2の3兄弟だったな。
 

白血球とか赤血球が減少してないなら、再生不良性ではないよな。こういう意味で、カイオウは出血だけじゃなくて、白血球と赤血球にも異常を起こすから北斗2の中でも強いのだ。ただ血小板が減少しているだけの弟は、まともな人だったので、白血球と赤血球にには異常はおこさないのだ。

 

血小板無力やフォンウィルブランドは、血小板の数ではなくて、血小板の機能がおかしいのだ。機能異常。北斗2のハンは3兄弟の中で無力というのはわかるが、フォンウィルブランドは北斗1からきている凝固異常だけど、ラ王は強すぎて、このエリアにも入ってくる。異常を汎用的におこす。病態をみると、血小板と第8因子の間をつないでいるリストセチンファクターの能力が低下している病気だから、血小板の「機能」異常が起きる病態だから、出血時間も延長しているのだ。

 

次にDICは何かというと播種性血管内凝固症候群のことだが、

体の一部に外傷や腫瘍などによって大量出血が起きると

血を止めようとして全身から血小板と凝固因子の両方が、その局所に集められるため、全身では血小板も凝固因子も足りなくなってあちこちで異常が起きるので、出血時間も内因系も外因系も時間延長が起きる

 

上は消去法で解いている。

dは講義で講義で習っていなくても過去問で出たから覚えておくのだ。

答えはcde

 

ただ、上は83-c49の問題ですが、もともとの過去問は3つ選べではなくて、1が×で

2か5のどちらかがわかればこたえられるようになっているので、

2が×が5が〇だとわかれば答えは出ます。

 

下はapttttが北斗のけんのけんしろうだったからe

血友病Aは第8凝固因子の異常だからa

答えはae

 

 

この後、解き方を教えていきます。

解き方は、

まず、出血時間を見てください。

 

出血時間が5分以上なら→血小板の異常を疑います。北斗2の3兄弟がまず登場します。

血小板の異常には、数の異常→1.カイオウ:再生不良性→赤血球・白血球も少ない

              2.シャチ:白血病→赤血球・白血球も少ない

              追加・赤シャチ:HUS(溶血性尿毒症症候群)→腸管出血性大腸炎(併発)→貧血(Hb10g未満)

              3.減少性(紫斑)→赤血球・白血球は正常

「死」斑といっても血管壁の紫斑が3つもあるので、「死」斑というだけでは、鑑別できません。死がつくと弱いので南斗ごしゃせいのほうが有力ですから。

              4.DIC

これは全部減ります。DICは全部減るので、ここです。

 

で、血小板の異常には、機能の異常もあります。

だから、次に、血小板数が14(万)以上あるのであれば、機能の異常を疑います。

 

機能の異常には→5.血小板無力症(三人目のハン)

        6.リストセチンファクターがおかしい(ラ王=フォンウィルブランド)

 

まず、ここまでを頭に入れておいてください。

 

それでは過去問でここまでの知識の使い方を練習していきましょう。


この表を記憶術で覚えないといけません。

 

なぜなら、この順番で絞っていって解いていくからです。

 

まず見るのは出血時間です。

 

出血時間の異常というと

4グループある中で、まず血小板の異常で北斗2の3人。再生不良・減少・無力を探します。もう1つは血小板の機能異常を起こすVonWillです。ラ王ですよね。もともと凝固系ですが、強すぎるので出血時間にきた人です。

 

血小板の数が少ないのは2ついますが

再生不良というくらいですから数が少ないのでしょう。カイオウは数が少ないです。

減少とあるのは文字通りですから、記憶術を使うまでもないでしょう。

 

今回に関しては、問題文から

「血小板が4=少」とあるので、もう「血小板」「減少」というcが答えになっています。

すぐ選べます。

 

答えc

 

 


 

次は、この問題ですが、

出血時間が延長と書いてあって

次に血小板が少ないのですから

いったんここで選択肢を見ます。

 

するとbがあったので、bを答えにします。

 

答えb

 

一応ある程度を読んだら選択肢で確認をします。

 

 

ここは、やることが多いから大変ですが、

だからこそ記憶術がききます。

 

患者は、歯肉出血が2日止まらないと。おかしいですね。このままだと死ぬかもしれませんね。

次に、体に紫斑もあると。

これだけで答えが出そうな気もしますが、

解き方は血液検査データを見ます。

 

まず、「出血時間」を見て、「延長」

→次に、「血小板数」を見て、14未満なので「減少」

→ここで北斗2の3人+シャチ+特別枠のラ王+最強のDICの6人グループだとわかりますが、

選択肢をみると3人入ってるのですよ。bde

だから

→赤血球と白血球の数を見ると400と3000が正常値なので、

それはうわまわっているというでした。

よって、eのDICは×。

bの再生不良性貧血も×です。

よって、dの血小板減少の紫斑病が〇ですが、

→凝固時間も15分以内ですから、やはりDICは×になります。

 

よって、答えはdです。

 

まず、パターン通り

出血時間を見ます。カップラーメンを作る時間の5分が正常でした。

すると、5分を超えているので、「出血異常」

すると北斗2の3人+シャチ+凝固系のラ王+最強のDICの6人のグループから鑑別する問題です。

 

ここで選択肢をみるとadeの3つがあるので、

もう少し深く入っていかないといけません。

 

次に血小板の数に異常はないです。14からは正常ですから。問題文では26とあり、正常です。

 

すると減少ではなく、機能異常なので、「無力症」か血小板にくっついているリストセチンファクターが異常であるラ王ですね。VonWillです。

すると無力症は選択肢になくて、

リストセチンファクターが80パーセント以下なので。問題文だと30と書いてあるので、VonWillが答えです。

 

よってdが答えです。

 

ここまでは、最終刊の『国試の鉄人』(歯科医師国試用の予備校本・絶版書)で練習していましたが、

最終刊は血液疾患(出血傾向=出血性素因)の問題数が少ないので、

掲載問題数が豊富だった過去の『国試の鉄人』から出題していきます。

 

口腔医学(歯科)でも白血病を見つけるのが仕事になるので、

勉強しておいてください。

今だと83-c49の問題は入手できないと思いますが、問題はさっきやった問題と同じです。

さっきの問題は3つ選べに変えていただけです。3つ選べだと難しいと思いますが、こちらが本当の問題です。

 

下の問題は、誤っているものを選べという問題ですから1・5が×です。

よって、答えはb

 

あとは〇です。

4…女性はよく鉄が足りなくて貧血になっていますよね。医師国家試験でも出ています。

2は当たり前だとして

3は、血小板が減少することや、白血球が減ることで免疫機能が低下して、歯肉の壊死があるので注意してください。

 

これは最近受かった医者の女の子が使っていたやつです。この前書いていた助手の子が使っていた本です。

 

 

じゃあ、また簡単な歯科医師国家試験の過去問題からやって慣れていって、それから(ここまでは求めてないけど)難易度が高い医師国家試験の止血機構の異常をみていって、そこで覚えられないやつを記憶術を使って覚えていけばいい。

 

 

これもまた同じ問題。上がきれていますが、

「血友病Aで異常値を示すものはどれか?」と書いてあります。

 

上はbですね。簡単ですね。

 

下は、フィブリノーゲンは医師国家試験でも出ていましたが、第1因子ですね。だから4は×です。

2と3は私たちの常識なので、cが答えになります。

 

記憶術のコーナーなので、解説は省きたいですね。

出血傾向の講義をしたときに教える機会があったらいいですし、

自分で調べてもわかるので、勉強の仕方だけ教えたらいいかなというのが、この記事です。

 

やっぱり医師国家試験と比べると遥かにやさしいので

歯科医師国家試験は導入に使うといいです。

 

答えは、2・3が〇なのでcです。

 

こんな問題のレベルで医者の話が通じるわけがないのですが

基本なので、基本に使うのがいいのです。

 

次の問題は

「遺伝性疾患はどれか?」という問題です。

 

シェーンライン・ヘノッホ症候群は、医師国家試験にも出ていますが、小さな血管に炎症が起こる病気で、この炎症は血管炎と呼ばれ、皮膚や腸管、腎臓の小血管などで良く起こります。

ヘノッホ・シェーンライン紫斑病とは、全身性の小血管炎を主徴とする疾患である。小児に頻繁に発症する。かつては、アナフィラクトイド紫斑病とも呼ばれ、現在ではIgA血管炎と呼ばれる。

 

クリスマス病=血友病Bとは、発見した人がクリスマスさんだったのですよ。

 

上の問題は、1・4・5が遺伝性疾患なので、答えはc

2はビタミンcの不足

3はアレルギー(IgA)です。

 

 

下の問題は

aは、第8因子ですね。

bは、こうプラスミンは凝固系なので×。フィブリンを分解します。「+・眠」→分解というイメージでいいのでは。

cはアスピリンは血液をサラサラにする作用があります。具体的には、アスピリンは血小板の凝集を抑制することで血液の凝固を防ぎ、血栓形成のリスクを減らす効果があります。このため、アスピリンは心臓病や脳卒中の予防、また一部の循環器疾患の治療に使用されることがあります。

dは、〇です。

eは、凝固ではないですね。ビタミンCは〇ですけどね。

 

よって、答えはd

 

 

 

これは、dしかあてはまるものはないね。

よって、答えはd

 

まず、出血時間を見て、延長だというので、5分をこえるということですよね。

すると、血小板の異常を疑って、

血小板の数を見ると14未満なので(4なので)少ないから

「血小板減少性」ということになる。

 

そうしたら、白血病とか再生不良とか

減少性

 

Hbが10以上あれば貧血ではないので、HUSとかO-157とかの腸管出血性大腸炎は否定。

その中であるのはd

 

aは白血球の数に異常はないから×

bは凝固時間に異常はないから×

cは、血小板→凝固とずっと「正常」「正常」となって最後に残るものなので×。問題文は出血時間に異常があるので、こんなところまでこないです。

eは、凝固時間にも延長が出るので×です。

 

 

まず出血時間延長で、

血小板の数が少ないので、bですね。

 

あとは違いますね。

aは血小板の数に異常はない病気ですから。

cは凝固時間が延長されます。

dは凝固時間が延長されます。血小板は少なくなって出血時間は延長されますけどね。

eは血球の数に異常はないので。骨髄がやられる病気なので、いろいろ少なくなります。

急性白血病の症状としては、骨髄で白血病細胞が増加し満ちあふれるために正常な造血が阻害されて正常な血液細胞が減少し、正常な白血球の減少に伴い細菌などの感染症(発熱)、赤血球減少(貧血)に伴う症状(倦怠感、動悸、めまい)、血小板減少に伴う易出血症状(歯肉出血、鼻出血、皮下出血など)がよく見られ、ほかにも白血病細胞の浸潤による歯肉の腫脹や、時には(特にAML-M3では)大規模な出血もありうる。

 

 

情報を整理してみましょう。

出血時間が延長されている→血小板の異常か?

血小板が少ない→再生不良、白血病、溶血性、減少、Vonwill、DIC

ここで、まだ4つも残っているのですね。

 

次に凝固時間を見ると15分以内なので正常です。

よって、血小板のみが減少している疾患に絞られました。

白血球の数は3000ですから、問題ないです。白血病はおとせました。DICもおとせました。

再生不良は強いカイオウなので汎血球減少(はんけっきゅうげんしょう、pancytopenia)なので、血液中の赤血球・白血球・血小板の全てが下がるので、今回は否定されました。

これで選べるものを考えたいですね。

 

すると、dですね。

 

よって、答えはd

 

 

アスピリンは、抗炎症でありながら、抗血小板薬です。

それとは別にワルファリンは抗凝固薬です。ワルファリンは肝臓においてビタミンK依存性凝固因子である第Ⅱ因子、第Ⅶ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子の生合成を阻害することで、ビタミンKの代謝サイクルを阻害し、ビタミンKの肝臓における再利用を止めて抗凝固作用を示します。だからワルファリンときたら、その作用機序は「2・9・7・10(肉納豆)」がキーワードです。だって、ビタミンKは納豆に入っていますからね。

 

問題、ちょっといろいろ解説を書くのが大変なので、はりつけたのをみていってほしいですが、

今回、ぱっと見てとくには、出血に問題があって、

血小板には問題はないと。

そうなると凝固の問題ですが、

凝固に問題があるかと考えたところ、リストセチンファクターが30と書いてあるし

第8因子の値も30パーセントしか機能していないと書いてある。

 

よって、正解はd

 

 

あとで教えますが、免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)はⅡ型アレルギーが関与しています。

血小板に対する自己抗体が出現するので、

治療というのは、

ステロイドです。ピロリ菌があればピロリ菌除去です。

 

次にTTP(血栓性血小板減少性紫斑病)の場合は、血漿交換やステロイド投与になります。

ここでも自己抗体を消失させることに意義があります。

 

上のはりつけた解説を書いている石井君は歯科医師の試験しか受けたことがない人なので、

医科がわからない回答をしていますが、これは当たり前の話なのでね。

答えから見て解説を書いている解き方をしていますね。

だって、間違えているのですから。ITPが自己抗体の出現が原因だとわかっていないので、間違えていますよね。

そこを修正しているのが、この真・鉄人講座です。

 

問題がやさしい口腔外科から勉強するのはいいことですが、歯科だけだと見落としはあるし、医科だけでも見落としがあるので、両方をやらないとダメです。

 

よって、答えはeです。

ここから私の時間がないので、はりつけだけしていきます。やることがたくさんあるのに、こちらに呼ばれて書かされていたので、解説は、歯科医者が書いた解説を読んで下さい。

 

国家試験の学習で時間がないときは、答えだけを読んでいっても点数はそれなりに上がりますし、

その年の模擬試験を受けることですね。模擬試験からは、出る予備校の模擬試験を受けたら出るので、ある程度点数は上がります。

 

答えはeです。減少した血小板を補います。

 

 

APTT延長ですから、凝固因子の8と9ですね。血友病AとBです。

答えは、d

 

 

上の問題文では、数が少なくなっているのでacのどちらかですが。

 

白血病は

正常な血液細胞の生成が妨げられるため、異常な白血球が増加し、貧血や出血傾向などの症状が現れます。

白血病(はっけつびょう、英語: Leukemia)は、遺伝子変異を起こした造血細胞(白血球系細胞)が骨髄で無限に増殖して正常な造血を阻害し、多くは骨髄のみにとどまらず血液中にも白血病細胞があふれ出てくる血液疾患である。「血液のがん」ともいわれる。 

白血病細胞が造血の場である骨髄を占拠するために造血が阻害されて正常な血液細胞が減るため感染症や貧血、出血症状などの症状が出やすくなり、あるいは骨髄から血液中にあふれ出た白血病細胞がさまざまな臓器に浸潤(侵入)して障害することもある。

治療は、抗がん剤を中心とした化学療法と輸血や感染症対策などの支持療法に加え、難治例では骨髄移植や臍帯血移植などの造血幹細胞移植治療も行われる。

白血病は病的な血液細胞(白血病細胞)が骨髄で自律的、つまりコントロールされることなく無秩序に増加する疾患である。骨髄は血液細胞を生み出す場であり、骨髄での白血病細胞の増加によって正常な造血細胞が造血の場を奪われることで正常な造血が困難になり、血液(末梢血)にも影響が及ぶ。あるいは骨髄から血液中にあふれ出た白血病細胞がさまざまな臓器に浸潤(侵入)して障害することもある。白血病患者の血液中では白血病細胞あるいは病的な白血球を含めると白血球総数は著明に増加することも、あるいは減少することもある。しかし、正常な白血球は減少し血小板や赤血球も多くの場合減少する。

 

だから、白血病ではなく、再生不良性貧血ですね。

 

よって、答えはc

 

下の問題は、

2で迷った人はいるかもしれませんが、

VonWillは凝固系の異常だとまずわかってください。

第8因子に関連した機能の異常ですから、deは〇です。

血小板と第8凝固因子をつなげるフォンウィルブランド抗原の異常なので、

血小板の機能が異常になる(bは×)ことによって

出血時間が延長する(cが〇)ということです。

 

Vonwillの治療は

・Vonwillbrand因子を含む第8因子製剤

・デスモプレシン(DDAVP)

になります。

 

歯科ではあまり治療をしないようなのであまり見ないのですが

この後医師国家試験問題に入っていくので、今のうちにみておいてください。

 

 

自己抗体が原因になるグループも忘れるとうっとうしいので

まとめて覚えておいたほうがいいかもしれません。

 

北斗の拳2だと2番目の兄貴を「減少」で覚えていましたが、

人格が豹変する人なので、「自分自身を傷つけていた」と覚えましょう。

 

昔は、原因が分からないので「特発性」と言われていましたが、

自己抗体が原因であることがほとんどなので、「免疫性」血小板減少性紫斑病といったりします。

SLEとの合併もありますが、

「特発性」ときたら、「特」という字をみてステロイドを選びます。

北斗の拳2だと2番目の兄貴を「減少」で覚えていましたが、

出血にステロイドがいるということですね。

いい人なので、痛みをやわらげるのにステロイドを使っているイメージで覚えていいかもしれないし、

突然豹変している人なので、ステロイドを使って筋肉がムキムキになったイメージで連結してもいいです。

 

あとは、がん系ですね。白血病もそうですし、多発性骨髄腫は、血液細胞のひとつである「形質細胞」ががん化した、血液の悪性疾患です。形質細胞はBリンパ球が成熟した細胞で、免疫グロブリン(抗体)と いう病原菌から体を守る働きをするタンパク質をつくっています。がん化した異常形質細胞から産生される異常な免疫グロブリンはM蛋白と呼ばれ、感染防御の 働きをしません。

 

白血病や再生不良性貧血も溶血性貧血もステロイドを使うので、abdも迷うかもしれません。

 

「ステロイド剤の適応疾患」と書いたらwikiの辞書に出てくるから、

全部記憶術で覚えたほうがいいわ。

どうせ夏休みなんて暇なんだから、1日あればこんなの記憶術で覚えられるじゃん。

最初にそれをやっただけで、あとは、迷わないからね。

 

ただ、この問題のように

ステロイドと自己免疫疾患を間違えないようにね。

 

 

次は、余白がゆるす限り、

医師国家試験の問題をやっていきます。

 

歯科とは傾向が違うので、やったほうがいいです。

違うことが出ます。

 

で、石井君の解説とは違って、正しいことが、詳しく書いてあるので、

割と解説をしなくていいと思ってます。

書いてないことは説明すると思いますけどね。

 

書いてることで学生が理解できるなら、それでいいかなと。

 

 

 

 

 

ワルファリンとか2・9・7・10とかビタミンKで頭がこんがらがっている人は

ひっかけられるので

情報を整理したほうがいい。

 

ワルファリンは血を溶かすよね。だから「悪」ファリンで覚えるのだ。

2・9・7・10は凝固因子なのだから、それとは逆なんだ。ビタミンKもビタミンなのだから良いグループなのだ。納豆も体にいいし、「2・9・7・10」というくらいだから、納豆に含まれるビタミンKの働きは、このグループだから、

ワルファリンに対する作用としてこれらがあるとグループ分けをしておけば、すぐ選択肢はふりわけられるので

 

ここまでのはテストを解きやすくしたものであり、本当は、これくらいあるから、

 

状態 プロトロンビン時間 活性化部分トロンボプラスチン時間 出血時間 血小板数
ビタミンK欠乏 or ワルファリン 延長 変化なし または やや延長 変化なし 変化なし
播種性血管内凝固症候群 延長 延長 延長 減少
ヴォン・ヴィレブランド病 変化なし 延長 or 変化なし 延長 変化なし
血友病 変化なし 延長 変化なし 変化なし
アスピリン 変化なし 変化なし 延長 変化なし
血小板減少症 変化なし 変化なし 延長 減少
急性肝不全 延長 変化なし 変化なし 変化なし
末期肝不全 延長 延長 延長 減少
尿毒症 変化なし 変化なし 延長 変化なし
無フィブリノーゲン血症 延長 延長 延長 変化なし
第V因子欠乏 延長 延長 変化なし 変化なし
第X因子欠乏 延長 延長 変化なし 変化なし
血小板無力症 変化なし 変化なし 延長 変化なし
ベルナール・スリエ症候群 変化なし 変化なし 延長 減少 または 変化なし
第XII因子欠乏 変化なし 延長 変化なし 変化なし
遺伝性血管浮腫 変化なし 短縮 変化なし 変化なし

 

注意事項は下記のように書けるけど医師国家試験でみていったほうがいいかな。文字じゃ頭に入らんな。

・アンチトロンビンIII(AT3):分子量65000のタンパク質で、肝および血管内皮細胞で発現して血流中に放出される。第Xa因子やトロンビンの作用を阻害する。アロステリック部位へのヘパリンの結合により活性が1000倍にもなる。

・ヘパリン:多糖類であり、アンチトロンビンIIIを活性化させる。また低分子量ヘパリンはフォン・ウィルブランド因子の活性をも低下させ、血小板との反応を抑制する。

・プロテインC:トロンビンにより分解され活性化プロテインC(Activated Protein C; APC)となり、補酵素であるプロテインSと結合する。活性型第V因子や活性型第VIII因子に結合し抑制する。

・プロテインS(英語版):活性型プロテインC(APC)の補酵素であり、APCと結合し抗凝固作用を示す。

・エチレンジアミン四酢酸(EDTA)・クエン酸は血漿中の遊離Ca++イオンをキレート化することでトロンビンの形成を阻止する。両者とも採血した血液の凝固を阻止するために使用される。クエン酸は体内成分でもあり、体内では速やかに代謝されて凝固活性が問題にならない濃度になるため、体外循環回路内や輸血用保存血液の凝固阻止にも使用される。一方、EDTAはヒトの体の成分ではなく、体内では代謝されず二価金属イオンをキレートしたまま尿中へ排泄されるため、抗凝固作用を利用した後人体へ戻されることはない。

・アスピリンはヒトの体の成分ではなく、シクロオキシゲナーゼを阻害し、血小板のアラキドン酸からプロスタグランジン、トロンボキサンA2(英語版)の生合成を阻害することにより抗血小板作用を発揮する医薬品である。採血した血液に直接加えても、凝固を阻止しない。

・ワルファリンはヒトの体の成分ではなく血栓形成を抑制する目的で使用される医薬品である。内服すると、肝で血液凝固因子が生合成される際にCa結合部位であるγ-カルボキシグルタミン酸の生成を阻害して血液凝固因子の機能を損なうことにより、血液凝固を阻害する。採血した血液に加えても凝固を阻止しない。

・エドキサバンはヒトの体の成分ではなく血栓形成を抑制する目的で使用される医薬品である。内服すると、第Xa因子を競合的かつ選択的に阻害し、血液凝固を抑制する。

 

 

これもよく出る所ばかり。dは歯科でも出る所だよ。

 

「7・3外」まわりと教えたのだから、7が外因系→PTだからeを選べばいいよな。

他もあたりまえの話。


ここから余白がないので、続きは「血液疾患」のテーマで医師国家試験の問題演習をして教えていく。